五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ 今月の恋愛ラボ

2018年06月05日 | ◆4コマ誌⑦ まんがタイムスペシャル

まんがタイムスぺシャル 2018年7月号より
 
 
 
 

以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)

 
 
 
 
 

●恋愛ラボ (宮原るり 先生)

 

 クラブ発表会、助っ人つづき!

 発表会にて、運動部の助っ人をする生徒会役員一同。
 次はバレー部ということで、ユニフォームを着るリコやマキ、似合ってます。

 小学校の体育では無双だったと豪語するリコ。
 さすがに、現役バレー部の前で言い過ぎたのか、鬼気迫るバレー部員たち・・・
 と思いきや、リコのアタックを受けたいから気合を入れていただけという(^^;

 というわけで、今回もクラブ発表会の助っ人をするリコたちですけど、
 やはり大事なのは、エノとサヨにとって最後の大仕事という点でしたね。

 

 

  

 美しいレシーブとは?

 リコの「ワイルドアタック」を受けたいのはバレー部員だけでなく、マキも同様。
 しかし、だいぶ後ろに下がっていて、怖がっているのかと思ったら、
 「美しいフライングレシーブ」を繰り出してきて笑゚(*゚´∀`゚)゚

 小学生の頃、テレビで観たリベロのプレーがかっこよくて特訓したというから、
 マキもけなげというか、子供らしいというか、微笑ましい・・・はずだったものの、
 やはり恋愛研究の一環みたいになっていたのは、可笑しかった!

 そんなこんなでバレー部の助っ人もこなした一同ですが、ここで面白かったのは、
 ナギからヒントを得たリコが実行した助っ人計画だったため、自分たちを「名コンビ」
 と称するリコに、「名コンビは私でしょ!?」とツッコミを入れたマキですね。

 リコとの「名コンビ」は自分なのだという、ある種の独占欲が感じられてよかった。
 まあ、ナギとは「ベストカップル感」でしょ!と述べていたので、棲み分けみたいな
 ものなのでしょうけど(^^;

 

 

  

 急きょ、ディベート部に協力することに・・・

 とりあえず、助っ人は終了と思っていたら、駆け付け協力要請が!
 ディベート部からの申し入れで、藤女小の生徒にアピールしたいため、
 ハードルが高いと思われないよう、未経験代表として出てほしいとのこと。

 ディベートとは、何らかの主題について別々の立場で議論することで、
 たしかに小学生が見たら、難しそうと思われてしまうかもしれませんね。

 そこで、未経験者の出番。
 主題は「人生に必要なのは愛かお金か」で、エノとサヨの意見が分かれたため、
 2人が出場することになるも、議論となるとサヨが有利なのは確実・・・

 実際、感情論に傾くエノと、理論的なサヨでは、圧倒的にサヨ(お金)に
 大きな説得力が感じられる流れになっていましたね~、さすがというべきか。

 ところが、エノの「かんしゃく玉」が炸裂するや、形勢逆転していたのは大笑!
 むしろ、感情論が論理を打ち破るという、現実社会でよくある構図を
 コミカルに見せつけてくれていたのが、愉快でありました。

 というか、思いっきりサヨとエノの友達エピソード(サヨが恥ずかしいやつ)を
 暴露されるだけでしたけど(´▽`;)

 その中で、エノがサヨに中学で再会した時のことが語られていましたが、
 サヨのメガネがなぜ、あの四角メガネなのかの理由も公開されてしまって、
 そのあたり微笑ましかったですね。

 

 

 

 最後の大仕事も、ついに終わって・・・

 クラブ発表会が終了して、優秀賞も決まったようですが、
 ハンドメイド部は大本命としても、同票とった部があったのは驚きでしたね。
 そこか~といった感じに、ちょっとした痛快さがありました。

 そして、先輩2人への、後輩一同からの挨拶。
 これを見てしまうと、いよいよエノとサヨが生徒会から離れてゆくのだな~
 と、実感させられてしまいます。

 マキとスズ、そしてエノが少し涙ぐんでいる所にしみじみしてしまいますけど、
 サヨ以外が笑顔なのは好感触で、前向きさが感じられて良かったですね~。
 サヨは照れ怒りって感じですけども、3人といて楽しかったことは間違いない。

 などなど、クラブ発表会、すなわちエノ&サヨ最後の大仕事も終わりましたが、
 これから2人は生徒会室に来ることも少なくなってしまうのですかね?

 新体制への移行が始まるのかどうかも気になりますし、
 当然、サヨとユウくんの関係の行方、ハルくんの問題にエノがいつ向き合うのか
 などにも、まだまだ注目しつつ・・・ 今後も楽しみです!

 

◆ まんがタイムスペシャル 感想