まんがタイムスペシャル 2016年2月号より
以下、ネタばれあります。 (未読の方はご注意ください)
●恋愛ラボ (宮原るり 先生)
ナギを追うリコでしたが・・・
「刺又」を持って、走る姿が可笑しすぎ!
マキが捕獲用にと貸してくれたらしく、2人の友情に涙があふれる気分です。
・・・主に笑い要素で(ォィ
これでようやく捕獲かと思いきや、逃げていたナギが立ち止まったのが、
藤女の先生に見つかるかもしれないと、リコを慮っての結果だったことは、
彼の優しさが感じられて微笑ましかったですね。
けれど、その優しさにリコがつけこんでいたのは、大笑いでしたよ゜(*゜´∀`゜)゜
まあ、それだけリコも、なりふり構っていられないということでしょうけど。
ようやく2人で・・・
リコとナギ、いよいよ2人きりの会話となります。
もじもじしながら、まずは劇の感想を述べるリコ。
当然ナギは、「かわいい」と言われることに抵抗を感じるわけですが、
それでもリコは、自分が感じたことに嘘はつけないからと、
堂々「かわいい」と言っていたのは痛快でしたね~。 基本、褒め言葉ですし。
とはいえ、かつて無神経な言葉を放ったことについては猛省していて、
そのことで、きちんと謝罪できていたことは、胸のつかえがとれた感。
ただ、ナギにとっては、もう昔の話。
謝罪を受け容れつつも、それだけの話だと、その場を去ろうとしますが、
ここでリコが彼の腕をつかみ、「昔」ではない「今」の言葉をかけようと・・・
「伝えたかったことなんて ひとつだ」
最高の笑顔で、リコがナギに伝えたかったこと。
その言葉が光と重なって、ナギを照らす様子が、素晴らしかった!
ついに、告白。
大好きという気持ちを言葉に変えて、彼に伝えるリコの笑顔は、
迷いなく、ただただ純粋に、可愛らしく、素敵でしたよ。
幼き日の2人に重なる思い出の場面が、過去と現在をつなぎ、
ナギの意識を新たな方向へ、押しやっているような雰囲気もよかったです。
過去に囚われ、苦悩していたナギが、リコの笑顔と言葉によって、
幼き日の大切な気持ちを思い出し、そのことで、おそらく長年の苦悩から
解き放たれただろうことは、大きな前進と言えるでしょう。
けれど、「告白」は伝わらず・・・?
一瞬、何を言われたのかよくわからず、混乱した様子のナギ。
その反応をみて、思わず誤魔化してしまうリコ。
そんな2人に、元の関係に収まりつつも、ちょっぴり前進した感じ?
といったあたりが落としどころなのかな~・・・と思っていたら、
ここでリコが一歩を踏み出していたことが、これまた素晴らしかったですね。
「逃げたら 絶対ダメだ」
そう考えるリコの決意は潔く、強い気持ちを感じさせるものでした。
ここは、伝えなければならない場面だと、彼女が決めた勝負所なのですから。
そこからの身も蓋もないリコの告白は、
かっこ悪いかもしれない、みっともないかもしれない。
だけど、それだけに彼女の本心であり、真っすぐな気持ちなのですよね。
だからこそ、今度はナギにもきちんと伝わった。
真っ赤になって恥ずかしい思いをしてまで、言った甲斐があったというもの。
そんなリコの様子が、可愛らしく面白かった!
これで、リコはナギに対してボールを投げた形になったわけで、
次は、ナギがそのボールをどう返すのかに、がぜん注目したい所です。
一大告白が終わって・・・
リコナギ、ひゅー! な今回でしたけど、
その後、リコをいたわってくれたのは、親友マキ。
サイアクな告白だったと恥ずかしがるリコに、一生懸命でかわいかったと
フォローを入れるマキ・・・ まあ、黙って見ていたのは許したげて(^^;
まあ、しかし、告白というものは難しいものですよね。
私の周囲でも、いくつか例があるのですが、当たって砕けろ精神で行って、
上手くいった例と、まさに砕けた例がありまして・・・
前者は幸福そのものといった感じでしたが、後者が後悔しまくりで、
詳しくは語れませんけど告白の仕方も悪かったので、もう散々だった模様。
なんて余談でしたけど、告白って難しいですよね、ということで(^^;
さて、何はともあれ、大きな一歩を踏み出したリコ。
これに対して、ナギがどう応えるのか気にしつつ、他の面々の進展も含めて、
ますます今後も、楽しみです!