五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想➁

2015年08月22日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2015年10月号 のつづきです。

 ①は、『城下町のダンデライオン』 『ビビッド・モンスターズ・クロニクル』
    『櫻学心霊相談部へようこそ!』 『響ちゃんはほっとけない』
です。
 
 

ミソニノミコト (PAPA 先生)

 ミソニさんが来てから、2ヵ月・・・

 そう考える瑞穂さん、神様や神社の知識が増えたと感じていますが、
 肝心の受験勉強がはかどっていないのは、いかがなものか(^^;

 そんな今回、中村先生が神社でお願いしているところに出くわして、ミソニさん盗み聞き。
 けれど、そこの神様マイさん、縁結び=恋バナは無理だとか、得手不得手があるのは面白い。

 そして、秋祭りのお誘いに、ツクヨミさんも加わるのかどうなのか・・・
 風路さんが細かく配慮しつつ、誘っている様子に、微笑ましさを感じたりしましたよ。
 布団に入ってから、失敗したかもと考えているあたり、わかるー。

 

●アンネッタの散歩道 (清瀬赤目 先生) 

 ディンクの悩み・・・

 アンネッタの家での生活は快適そのものですが、このままでよいのかと考えるディンク。
 彼の目的は靴づくりということで、家を出て、職人さんに弟子入りしようと試みますが・・・?

 偏屈な靴職人のおじいさんを見つけて、彼が靴づくりに悩んでいると知るや、
 ディンクはレプラホーンの本領を発揮! 職人さんが寝ている間に、中途半端に靴づくり。

 そこから互いに、相手がどう靴を作り上げようとしているのかを考慮しつつのリレー模様が、
 職人同士の“会話”となっていて、不思議なロマンと達成感を感じさせてくれました!
 少し寂しいシメではありましたけど、職人さんが見つけたものは、かけがえなきものでしたね。

 

●幸腹グラフィティ (川井マコト 先生)

 内木さんとアキさん、姉妹の食事はギスギス・・・?

 作中では12月下旬、リョウさんの部屋で楽しいおでんのはずが、姉妹の周囲は寒冷地帯!
 その後、2人しておばさんの家へ行くことになったものの、アキさんの態度は相変わらず。
 そんな姉妹の間にある溝のようなものについて描かれた今回のお話・・・

 おばさんから見た過去の2人は仲良しで、それが今のようになってしまったのは、
 子供の頃のちょっとした行き違いから、【意地が凝り固まって】の結果ということが、
 むしろ家族であるからこそ、簡単には戻れないのだな~と感じさせて切なかったですね。

 けれど、内木さんの本心を知り、かつ、ピザではしゃぐ彼女の姿を見ているうちに、
 アキさんの凍った心が、少しだけ溶かされたようになっていたのは、微笑ましかった。

 

●うらら迷路帖 (はりかも 先生) 

 迷子の千矢さんが出逢ったのは・・・

 さすが迷路町というだけあって、迷ってしまった千矢さん。
 はじめ、占いの押し売りに遭遇するも、1人の女性が助けてくれて、ひと安心。
 その女性・時江さんに案内されて、棗屋へ帰ることになった千矢さんですが・・・

 時江さん、うららの規則に厳しい方で、千矢さんの恰好を、うらららしくしていたのが楽しい。
 いつもの恰好ではない着物姿の千矢さんも、なかなか可愛らしかったですね~。

 しかし、時江さんが千矢さんのことを占いうや、妙なことになっていたのは気になる所。
 さらに、時江さんが棗屋を訪れた理由も、何であるのか? なんて注目してしまいます!

 

●桜Trick (タチ 先生)

 コミックス6巻は、10月発売! そんな今回、スミスミ会長ランドセル登校!?

 いや、もう、似合いすぎてて可笑しかったわけですが、そんな恰好をしている理由が、
 小学生からやり直すなんて、真面目に言われちゃ笑うに笑えないような(´▽`;)
 そんな姿が面白かったりもしましたが、その裏にはスミスミ会長の悩みが・・・

 スミスミ会長は、卒業することで、新しい生活がやってくることに不安を感じている様子。
 こうした不安は、変わり目にはよくあることですからね、共感を覚えてしまいます。

 ゆえに逃避するような行動をとっていたスミスミ会長に、春香さんが“お姉ちゃん”として
 しっかりと励まし、後押ししていたのは、爽やかに好感触でありました。
 そして、新たな季節がやってくる・・・ ということでしょうか。

 

●ツキウサロケット (はなこ 先生) 

 ミラさんが帰還するために必要な「一番星」探しが始まります・・・

 と思いきや、ミラさんは馴染みきっているし、那由他さんをはじめとした面々も、
 まったりすごすしで、何とものんびりムードが楽しげであります(^^;

 そんな今回、「一番星」がどうすれば手にれられるか説明がありつつ、
 それが人の喜びなどプラスの感情が生み出すものだということで、なかなか見つからないのは、
 さもありなんといった感じでしたけど、その貴重な感情が見つかったときの嬉しさは、ひとしお。

 少女たちのやりとりが楽しいのはもちろん、こうした人のプラスの感情を見つけようとする
 という物語に魅力を感じますね~。 ゲスト2話目ではありますが、まだまだ、つづきに期待したい。

 

●ハートオブtheガール (奥たまむし 先生)

 モトさん、のぞみさんよりも先に、ナオさんを「クリア」しようとしますが・・・

 イクラさんの指示に従うも、お色気ではナオさんの気を引けず、というか、
 そもそもナオさんは女性を興味対象にしていないので、意味ないのが面白い(^^;

 けれど何だかんだで、のぞみさんからコンプレックスになっている性格について、
 思わぬ評価をされたあたりから、ナオさんの気持ちに変化が起き始めていたのは、興味深い所。

 そして、しぃさんの助勢を得たイクラさんに、ナオさんが襲われるものの、
 そこから、のぞみさん無双になっていたのは、お約束ではありますが、安心感あってよかった!
 モトさんの焦りから始まったことですが、彼女も反省しているようでしたし、ハーレム形成は近い(ォィ

 

●箱庭ひなたぼっこ (ちろり 先生) 

 ひまわりの造花で、自分をごまかす陽向さん・・・

 しかも、他人に作らせるとか、鬼か悪魔かって感じで、さすがでしたね(ぇ
 そして、橘さんが突然メイド服で現れたり、何なの、このカオス・・・

 というのも、文化祭で喫茶店をすることになったためで、他のメンバーもメイド服!
 テコ入れか? テコ入れなんですね!? と、身もふたもないことを言ってみたくなりますが、
 それでも可愛いんだから、いーじゃないですか(ォィ

 そして、客寄せのために始めた寸劇が、もうどーしよーもねー感じで、愉快極まりなかったです(´▽`;)
 まさかのヤサボッコ復活には笑いましたし、千堂さんの羞恥プレイは素晴らしかったし(ォィ、
 最後は、花をからめてイイ話風・・・にならない所が面白かったしで、楽しい文化祭でした!