五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイムきららミラク 感想①

2015年08月21日 | ◆4コマ誌④ まんがタイムきららミラク

2015年10月号

  

 表紙は、アニメ放映中『城下町のダンデライオン』より、
 水着姿の葵さん&茜さん、姉妹で涼しげ、麗しい・・・

 今月号には、井上かーく先生によるアフレコレポート漫画が掲載されています。
 茜役の花澤香菜さんを中心に、すてきな声優陣がそろいぶみ。
 その仕事ぶりが、よく伝わってくる内容になっていて、楽しめましたよ!
 
 

 今月の「連載スタートで賞」は、『音無さんは破壊神!』(ちゅー太 先生)

 

 ゲストを経ての連載スタート!
 ある日、とつぜん神様から「破壊の力」を与えられた少女のお話。

 音無いりすさんは、夢の中で、裸エプロンの少女=神様から、
 地球を破壊するための力を与えられたものの、そんなことを承諾するわけもなく、
 神様と対決姿勢をとることに・・・

 なんて感じでしたが、今回は、音無さんがまとう力を
 神社の1人娘・鳥居やしろさんが感じ取り、彼女につきまとい始めます。

 そこで鳥居さんが、音無さんとその親友・すずさんの関係を「ゆりーん」なものだと
 勘違いしていたのは笑いましたが、裸エプロンの神様と遭遇したことで、
 気の毒ながらも愉快なことになって、何だかんだで楽しかったですね~。

 などなど、阿修羅のごとき破壊の力を持ってしまった少女・音無さんのお話。
 新たな味方を得つつ、いよいよ連載スタートとのことで、今後も楽しみです!

 

 

【8月27日、コミックス3巻・発売!】
●城下町のダンデライオン (春日歩 先生)

  

 選挙目前にして、葵さんに異変が・・・?

 ブレイクアウト(能力暴走)が始まってしまった葵さん。
 彼女の能力は、発動すればシャレにならないものですからね。
 細心の注意が必要になりますが・・・

 国王たる父上は、能力について公表してはどうかと尋ねるものの、
 葵さんが気にしているのは、友人たちが能力のことを知ったとき、
 何かが変わってしまうこと。

 そのため、嘘をつくことも辞さないと覚悟を決める
 葵さんの悲壮感が不安をまといつつ、いよいよ最終演説の日へ。

 
 見開きで、櫻田家きょうだいが揃い踏みになっていて良い感じでしたけど、
 最終演説のトリを務めるのが、茜さんというのは、クジ運が良いのか悪いのか(^^;

 そして茜さんの直前が、葵さん。
 無難に覚えた原稿のまま、演説を始めようとする彼女でしたが・・・?

 ここで、唐突に“乱入者”が現れて、葵さんの能力について語り始めたものだから、
 さすがの葵さんも取り乱してしまって、不穏な空気が漂い始めてしまいます。

 が、そこで、“乱入者”さんの言葉と、友人たちの無言の励ましが、
 葵さんを進むべき方向へと押し出していたのが、爽やかに印象的でした。

 
 葵さん、生まれて初めての我儘。
 けれど、それは彼女の押し殺してきた本音であり、かけがえなき願望。

 国民から広く支持されてきた彼女だからこそ、その我儘が、この演説が、
 受け入れられたのだろうと考えると、何とも感慨深く思えてきますね・・・

 なんて感じの最終演説。
 次はいよいよ、茜さんの出番となるわけですが、一体どのようなものとなるのか?

 何となく速足な気もしますけど、ここが勝負の分かれ道となるのでしょうね。
 葵さん以外の面々、とくに茜さんのライバルになりそうだった奏さんあたりのことも、
 もう少し引っ張ってほしかったですが、とにかく今後も、楽しみです!
 
 
 

【8月27日、コミックス1巻・発売!】
●ビビッド・モンスターズ・クロニクル (キキ 先生)

  

 ネットゲームをする少女たちのお話。

 「ビビッド・モンスターズ・クロニクル」で、ネットゲームを初体験する
 牧野夢子さんは、ボン・キュ・ボンというキャラクターを操り、出会った仲間たちと、
 リアルとゲームの世界双方で交流を深めてゆくことに・・・

 といった感じで、あんこ、キャロライン、チェリムといったメンバーがそろい、
 ギルドを結成しつつ、新たなクエストのためにレベル上げをしている最中。
 そんな今回、キャロさんを軸に話が進みます。

 
 が、なんとキャロさん、ここで「じょそ天」と再会することに!
 ボンさんも、ゲームスタート時にお世話になった謎の剣士。

 そこでキャロさん、ビビモン廃人「じょそ天」から、戦い方を教わることになりますが、
 何と言うか、ナルシストっぽい所で共鳴するのか、ツッコミ不在な様子が愉快でした(^^;

 でも、練習は真面目にこなすキャロさん。
 パートナーであるビビモン・アレックスとの共闘も、見事に成し遂げ、成長してゆく様が、
 なかなか頼もしく感じられましたね~・・・ これまでが、これまでだけに(ォィ

 
 といった感じに、キャロさんの特訓風景が、じょそ天とのダブルボケで可笑しかった今回。
 次は、新たなクエストでしょうか?

 本作では、ゲーム世界の中だけでなく、リアルでの交流も面白味になっていて、
 現在は、ボン(牧野)さんと、あんこ(中村)さんが、知り合いとなった状態で、
 キャロ(佐藤)さんと、チェリム(鈴木)さんは、リアルでは顔見知りなものの、
 互いにゲーム仲間とは気づいてない状況。

 このあたり、ゲームとリアル、それぞれの交流が、どのように展開するのかも
 気になる所ですし、当然ゲーム世界での冒険が、どう繰り広げられるかも期待しつつ、
 ついにコミックス1巻が、8月27日発売とのことで・・・ 今後も楽しみです!

 
 
 

【ゲスト作品】
●櫻学心霊相談部へようこそ! (家三毛 先生)

  

 心霊に関する悩み事なら、心霊相談部へ・・・?

 私立櫻ヶ丘学園、その第2校舎3階には「心霊相談部」が存在するとか。
 そこでは、心霊に関する悩み事を解決してくれるらしく、
 そんな悩みをもった相談者の少女が訪れることに・・・

 1年の人見心愛(ひとみここあ)さん、2年の土御門樹里さん、三木真さん、
 そして部長で3年の小梅さんと、4人いる心霊相談部。

 ここあさんなどは、霊が苦手だったりするのですが、
 いつも周囲にファンシーな霊が飛んでいるのが面白い所(^^;

 三木さんはいつも眠そうだし、土御門さんは部長と遊んでいるしと、
 何とも可笑しな部員たちではありましたが、相談者の少女の悩みに応えて、
 部長さんが式神を使っているのは、本格派といった趣でしたね~。

 そして、その式神を用い、相談者の少女の悩みを解決していたのは、お見事でした。
 そんな4人の少女による心霊お悩み相談活動!
 土御門さんや三木さんも、何かしらの力があるのでしょうか?
 なんて気にしつつ、連続ゲスト、期待です!

 
 
 
 
●響ちゃんはほっとけない (バロン 先生)

  

 仲良しな2人の少女・・・でしたが?

 ドジで天然っぽい少女・宮野冬羽さん。
 親友の響さんに助けられつつ、ようやく転校先の学校へ着きますが、
 自己紹介で妙な事を言い出して・・・

 と始まるお話。
 とにかく、やることなすことドジな冬羽さんなのですが、
 本人はまるで気にしているそぶりのないあたり、ストレスを感じさせません(^^;

 彼女を支える響さんあってこそ、とも言えるのでしょうけども、
 その響さんについて、冬羽さんの語った事実が、あまりに唐突で驚きでしたね~。

 そこから、まさかの展開が繰り広げられていて、2度驚き!
 仲良し少女の日常4コマかと思いきや、何やら悪霊退治の話になりそう!?

 冬羽&響のコンビっぷりも微笑ましかったりしますし、
 何より話の意外性にしてやられたので、これはぜひとも、つづきに期待です!
 
  

②へつづきます。
 


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