五里霧中

★ マンガなどの感想 ★

◆ まんがタイム 感想➁

2015年07月14日 | ◆4コマ誌② まんがタイム

2015年8月号 のつづきです。

 ①は、『パパロバ』 『うしろでささえちゃん』です。
 
 

●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)

 コミックス28巻、9月発売! そんな今回、遠回りのお話。

 懐中電灯が壊れたというので、榊先生にみてもらおうとする山下さん。
 しかし、都築くんを呼んだ方が早い・・・なんてことを、里見先生を通じて
 知る様子が、まさに「遠回り」(^^;

 そして医療関係では、薬局の問題が興味深い。
 院内ではなく、外の薬局で薬を買わなければならなくなったのも「遠回り」。
 そこにも理由はあるのですが、不便になったのも事実で、ままならないものを
 感じたり・・・ それでも榊先生の【まっしぐら】な一直線ぶりは、痛快です!

 

●まりあ17 (むんこ 先生) 

 父との思ひ出・・・

 まりあさんの父上、家賃も食費も全部スッてしまうような人物だったようで、
 母上に叱られ殴られ、それでもこりないタイプというから、ろくでもない(^^;

 そこで、家出する母娘でしたけど、悲壮感はなく、遠足気分で楽しげなのが良い。
 何だかんだで、結局は父上を許して元のさやに納まり、まりあさんが笑顔になって、
 といった流れにホッとします。 墓参りでの母娘の軽妙さも、粋でイイですよね~。

 

●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生)

 今日も今日とて、ぷにょぷにょ~あみかさん。

 あみかさんの下着の線(はみ肉ライン)を眺めて、喜ぶ妹・かがりさんに笑!
 はみ肉の擬音、「む」の点の部分が、半濁音の「゜」になってるのも可笑しい。

 そして今回は、まひろさんとのやりとりが、色々と楽しかったですね~。
 雨が降って来て手を差し出した所、偶然、あみかさんの胸を下支えしたり、
 編み物をべた褒めして照れまくらせたり、あみかさんがいないと寂しがったり、
 まひろさんのあみかさん大好きな様子が、好感触でしたよ!

 

●おひとり食堂 (櫻井リヤ 先生)

 今回は、酔っぱらった女性客が来店。

 酔っているので、注文は誠一郎くんの「おまかせコース」となりましたが、
 「前菜」や「刺し身のツマ」に大きく反応する彼女は、不倫中の身・・・
 「前妻」や「妻」にかかっているあたり、言葉遊びっぽくて愉快でした(^^;

 デザートの「プリン」で「不倫」とか、頭の中がそっち側ばかり。
 人のものばかり欲しくなるというお客様の性格が、気の毒ながらも面白かった。
 誠一郎くんがフリーと知るや、テンション下がっているのも、可笑しい!

 

●鉄仮面のイブキさん (市川和馬 先生)

 相楽さんの様子が変・・・?

 喜多くんが確かめてみると、どうも不幸の手紙を拾ったなんてことですが、
 イブキさん宛てだと知って喜多くんも大騒ぎ! しかも不幸の手紙でなく、
 ラブレターだったことで、動揺が深まっていたのはニヤリでしたね~。

 何とかイブキさんに隠そうとする2人の態度が、不審すぎて面白かった今回。
 結局、差出人も判明して一件落着ではありましたけど、イブキさん宛ての
 ラブレターだと知ってからの喜多くんの反応は、“そーゆーこと”ですよねえ。

 

●スキップAD!いろはちゃん (大乃元初奈 先生) 

 今回、海ロケ!

 申請が面倒くさいと、AD時代を思い出しつつ高野Dは語っていますが、
 時代が変わって便利になっているのは、良いことではありますよね(^^;

 しかし、ロケ地に葛城Dたちがいて、にぎやかになっていたのは良いものの、
 高野班の仕事を、葛城班が横取りしようと企んでいたのは、面白かった!
 そこで、いろはさんが葛城Dを信用して擁護してましたけど、
 さすがの葛城Dも、いろはさんには弱いというあたり、めっさ楽しかったです。

 

●女神さまと呼ばないで! (たみふる 先生) 

 何をしても敬われる神奈さんでしたが・・・

 敬われるのはともかく、遠巻きにされるのが悩みで、涼さんが相談に乗ります。
 「不良」になってみたり、スカートのサイズを短くしたりと、試行錯誤しますが、
 いずれも敬われてしまうあたり、さすが神奈さん(^^;

 そして、悪いことをしようとするものの、なぜかそれが評判になり、
 自然と親しみを持たれて、人の輪にとけこんでゆくのが、これまた愉快・・・
 でしたが、これまで神奈さんを“独占“してきた涼さんは、複雑な気持ちに?
 ここでできた2人の距離、どうなってしまうのか、今後が気になります!

 

●ゆとりノベライズ (渡辺伊織 先生) 

 佐久間くんとデートする都さん!?

 実際は「会って話すだけ」でしたけど、里見先生は驚き、慌ててます(^^;
 しかも、佐久間くんをラノベ設定で、決めつけ判定しているのが愉快でした!
 マジメな好青年にはウラがある・・・ って、まさにラノベの読みすぎ~。

 彼との会話では、作家にファンが付くタイプと、キャラにファンが付くタイプの
 作家
について語られていて、なかなか興味深い所でありましたね~。
 ラノベはキャラ派が多いというのは、「へ~」でしたよ。

 そして作家先生ご自身にも、こうした“外”とのつながりが大事なのだと、
 都さんと佐久間くんとの会話を通じて、感じられた気がします。