2015年8月号 ①のつづきです。
①は、『パパロバ』 『うしろでささえちゃん』です。
●ラディカル・ホスピタル (ひらのあゆ 先生)
コミックス28巻、9月発売! そんな今回、遠回りのお話。
懐中電灯が壊れたというので、榊先生にみてもらおうとする山下さん。
しかし、都築くんを呼んだ方が早い・・・なんてことを、里見先生を通じて
知る様子が、まさに「遠回り」(^^;
そして医療関係では、薬局の問題が興味深い。
院内ではなく、外の薬局で薬を買わなければならなくなったのも「遠回り」。
そこにも理由はあるのですが、不便になったのも事実で、ままならないものを
感じたり・・・ それでも榊先生の【まっしぐら】な一直線ぶりは、痛快です!
●まりあ17 (むんこ 先生)
父との思ひ出・・・
まりあさんの父上、家賃も食費も全部スッてしまうような人物だったようで、
母上に叱られ殴られ、それでもこりないタイプというから、ろくでもない(^^;
そこで、家出する母娘でしたけど、悲壮感はなく、遠足気分で楽しげなのが良い。
何だかんだで、結局は父上を許して元のさやに納まり、まりあさんが笑顔になって、
といった流れにホッとします。 墓参りでの母娘の軽妙さも、粋でイイですよね~。
●さわらせてっ!あみかさん (トフ子 先生)
今日も今日とて、ぷにょぷにょ~あみかさん。
あみかさんの下着の線(はみ肉ライン)を眺めて、喜ぶ妹・かがりさんに笑!
はみ肉の擬音、「む」の点の部分が、半濁音の「゜」になってるのも可笑しい。
そして今回は、まひろさんとのやりとりが、色々と楽しかったですね~。
雨が降って来て手を差し出した所、偶然、あみかさんの胸を下支えしたり、
編み物をべた褒めして照れまくらせたり、あみかさんがいないと寂しがったり、
まひろさんのあみかさん大好きな様子が、好感触でしたよ!
●おひとり食堂 (櫻井リヤ 先生)
今回は、酔っぱらった女性客が来店。
酔っているので、注文は誠一郎くんの「おまかせコース」となりましたが、
「前菜」や「刺し身のツマ」に大きく反応する彼女は、不倫中の身・・・
「前妻」や「妻」にかかっているあたり、言葉遊びっぽくて愉快でした(^^;
デザートの「プリン」で「不倫」とか、頭の中がそっち側ばかり。
人のものばかり欲しくなるというお客様の性格が、気の毒ながらも面白かった。
誠一郎くんがフリーと知るや、テンション下がっているのも、可笑しい!
●鉄仮面のイブキさん (市川和馬 先生)
相楽さんの様子が変・・・?
喜多くんが確かめてみると、どうも不幸の手紙を拾ったなんてことですが、
イブキさん宛てだと知って喜多くんも大騒ぎ! しかも不幸の手紙でなく、
ラブレターだったことで、動揺が深まっていたのはニヤリでしたね~。
何とかイブキさんに隠そうとする2人の態度が、不審すぎて面白かった今回。
結局、差出人も判明して一件落着ではありましたけど、イブキさん宛ての
ラブレターだと知ってからの喜多くんの反応は、“そーゆーこと”ですよねえ。
●スキップAD!いろはちゃん (大乃元初奈 先生)
今回、海ロケ!
申請が面倒くさいと、AD時代を思い出しつつ高野Dは語っていますが、
時代が変わって便利になっているのは、良いことではありますよね(^^;
しかし、ロケ地に葛城Dたちがいて、にぎやかになっていたのは良いものの、
高野班の仕事を、葛城班が横取りしようと企んでいたのは、面白かった!
そこで、いろはさんが葛城Dを信用して擁護してましたけど、
さすがの葛城Dも、いろはさんには弱いというあたり、めっさ楽しかったです。
●女神さまと呼ばないで! (たみふる 先生)
何をしても敬われる神奈さんでしたが・・・
敬われるのはともかく、遠巻きにされるのが悩みで、涼さんが相談に乗ります。
「不良」になってみたり、スカートのサイズを短くしたりと、試行錯誤しますが、
いずれも敬われてしまうあたり、さすが神奈さん(^^;
そして、悪いことをしようとするものの、なぜかそれが評判になり、
自然と親しみを持たれて、人の輪にとけこんでゆくのが、これまた愉快・・・
でしたが、これまで神奈さんを“独占“してきた涼さんは、複雑な気持ちに?
ここでできた2人の距離、どうなってしまうのか、今後が気になります!
●ゆとりノベライズ (渡辺伊織 先生)
佐久間くんとデートする都さん!?
実際は「会って話すだけ」でしたけど、里見先生は驚き、慌ててます(^^;
しかも、佐久間くんをラノベ設定で、決めつけ判定しているのが愉快でした!
マジメな好青年にはウラがある・・・ って、まさにラノベの読みすぎ~。
彼との会話では、作家にファンが付くタイプと、キャラにファンが付くタイプの
作家について語られていて、なかなか興味深い所でありましたね~。
ラノベはキャラ派が多いというのは、「へ~」でしたよ。
そして作家先生ご自身にも、こうした“外”とのつながりが大事なのだと、
都さんと佐久間くんとの会話を通じて、感じられた気がします。