観・環・感

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タイヤ選び

2012年06月09日 | 日記
車検を機にタイヤを新しくすることにした。
タイヤ選びは慎重に行った。私はこの春退職をしたので、通勤に車を使うということはなくなったが、その代わり
バードウォッチングの回数が増えた。ということで車の燃費がさらに気になり出した。しかし、燃費のことだけで
タイヤを選びたくない。タイヤの性能の違いを思い知っているからである。
新車時に付けていたタイヤから当時流行のミシュランのタイヤに変えたときは運転が上手くなったように感じた。
しかし、次の交換時に激安で買ったピレリのタイヤは、運転が元通りに戻ったどころか、下手になってしまったと感じた。
買ったお店の店員さんが昔は結構良かったタイヤ

最近流行のタイヤはエコタイヤである。エコの一番ポイントは、低燃費タイヤであるということだ。燃費のよいタイヤに
するには、転がり抵抗の少ないタイヤにすればよいうことは分かる。 空気圧を上げればタイヤは固くなり歪みも少なくなり、
接地面積も減るから転がり抵抗を減らすことができる。しかし、固いタイヤでは乗り心地や静粛性が悪くなるだけではなく、
タイヤのグリップ力が落ちてしまう。そこで、タイヤメーカーは、いろいろ知恵を絞り、燃費と性能が両立するような新製品
を生み出している。
しかし、この両立するタイヤを選ぶ基準が素人にはなかなか分かりにくい。JATMA(日本自動車タイヤ協会)が始めたのが、
業界自主基準となるラベリング制度(低燃費タイヤ等普及促進に関する表示ガイドライン)だ。同一条件でテストした結果に
より、タイヤの転がり抵抗とウェットグリップをランク付け。これによりラベリング制度に対応したタイヤなら、転がり抵抗
性能とウェットグリップ性能を、メーカーを問わずに一律で比較できるようになった。
燃費と性能のバランスがいいのが一番だが、値段も重要だ。ラベリング制度と価格COMを参考にし、4本のタイヤを候補に選んだ。
車検候補店の1店目の店には候補のタイヤは1本もなかった。次の店にあったのがこの写真のタイヤ「LE MANS LM704」である。



ダンロップのル・マン700シリーズの4代目という意味だろうか。
タイヤのトレッドパターンを見て、真面目な印象を受けたので購入することにした。
何でも、2006年に登場したLM703と比較すると、騒音性能13%低減、ウェットブレーキ9%向上、燃費3.8%向上、
タイヤ寿命17%向上しているという。タイヤに使われているゴムは、低燃費とウェットグリップという二律背反の性能のものを、
高い次元で両立させたという。
履き替えてから天気も悪いこともあり、ビデオ三昧の生活を楽しんでいるので、それほど走っていないが、前のタイヤよりはずっと
良いことだけは感じている。
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