観・環・感

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阿波国分寺 その2

2017年04月11日 | 旅・風景・グルメ
阿波国分寺の庭園の素晴らしさを世に知らしめた作庭家、重森三玲氏の作品を一昨年の展覧会(写真展示)のチラシで見た。

氏の作庭の写真を見れば、国分寺の庭のような力強い石組みとカンディンスキーのコンポジションのようなモダンな地割りが特徴。
氏が、国分寺の枯山水を絶賛したのも頷ける。
ところで、氏の名前の三玲は、画家のミレーにちなんで改名したもの。ちなみに、出生名は計夫。
ついでに、氏は子供たちに完途(カント)、弘淹(コーエン)由郷(ユーゴー)執氐(ゲーテ)貝侖(バイロン)とヨーロッパの
偉人にちなんで名付けている。


配置図にある水色の部分が石組み。






覆いの中に少しだけ見えるのは、勉強会の参加者に長時間説明してくださったご佐藤玄由住職によると、中国の天生橋に倣ったもの
ではないかということだった。


覆いを外すとこのような石組みが見られる。










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