観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

官僚のレジスタンスとサボタージュ

2010年11月18日 | 日記
今日、内閣広報室からのお知らせメールが来てたので開けてみると
“このメールは、内閣メールマガジンにご登録いただいているメールアドレ
スに送付しております。
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 内閣メールマガジンのご愛読ありがとうございました。
 「KAN-FULL BLOG」、「KAN-FULL TV」
 を新たに開始いたします。
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 菅内閣では、これまでの「メールマガジン」をあらため、新たな情報発信
として、本日中に「KAN-FULL BLOG」と題するブログを立ち上
げ、随時更新することとしました。
 また、ブログでは菅総理自らが政策の内容や政策に込めた思いを、皆様に
直接語りかける「KAN-FULL TV」と題した動画も配信いたします。”
ということで、
KAN-FULL TV
「APEC 菅議長 成果報告」
が添付されていた。
ところで、カンフル(KAN-FULL)をネットで検索すると、「デジタル大辞泉」では
“カンフル 【(オランダ)kamfer】
1 樟脳(しょうのう)のこと。クスノキから得られるほか化学合成もされ、中枢神経興奮・
局所刺激・防腐作用がある。かつては蘇生(そせい)薬として知られた。カンファー。カンフル剤。
2 だめになりかけた物事を蘇生させるのに効果のある措置。カンフル剤。「大幅減税が景気回復
の―となる」”
つまり、「KAN-FULL=カンフル」とは、菅首相が全力で取り組んでいるという意味に
引っかけたのだろうが、このところの管内閣の凋落ぶりはひどい。
世の中が移ろいやすくなったというか、振幅が大きくなったのは、社会生活が厳しくなり、人々に
ゆとりがなくなり、鷹揚さと寛容心が失われつつあるせいだろうか。
しかし、菅首相は実際にそれほどに能力がないのだろうか。菅首相の失点の背景には、管首相に
使える立場の官僚たちの「レジスタンスとサボタージュ」があるのだと、青山繁晴氏が関西テレビ
の「スーパーニュース アンカー」という番組で発言しているの見た。
”レジスタンス(仏: Résistance、英: Resistance)とは、侵略者や占領軍に対する抵抗運動をさす”。
次に、日本語の「サボる」は業務を怠けたり休んだりする程度の軽い意味に使われるが、本来フランス語
のサボタージュという言葉は木靴を示すサボ(sabot)から来ている。サボタージュとは、労働者が木靴
で機械を蹴り破壊したとことをさし、「破壊活動」「妨害工作」に用いられる言葉であると言っていた。
簡単にまとめると、番組の中で評論家は、菅内閣に対するレジスタンスとサボタージュとは自民党と官僚
の癒着でできていた日本政府を侵略した民主党内閣に対し、官僚が抵抗運動と破壊活動をしていると指摘
したのだ。このことについてマスコミが書かないのもまた、旧体制の方がいいと思っているのでないかと
いうような意味だっと思う。
徳島県でもまだ民主党に全く力がない時期に、民主党?の県会議員が知事になったとき、県庁幹部はその
知事の先が短いことを察知してか、協力しなかったというような話を聞いたことがある。
現に大田知事(2002年4月28日~2003年3月30日)は、2003年3月に不信任決議を受け失職し、次の5月
の知事選で落選した。(当時は小泉任期で自民党に人気があった。)