観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

加藤和彦氏の死を悼む

2009年10月18日 | 日記
ネットで見た「10月17日午前、長野県軽井沢町のホテル客室で加藤和彦さん自殺」に驚いた。彼は1947年生まれで同じ団塊世代、まだ、62歳の若さだ。(若いと思うのは私も団塊の世代 後二ヶ月で60歳)
記事には
”遺書には仕事への悩みがつづられており、30年以上、一緒に音楽制作に携わってきた友人は「自分の思うようなものができないと悩んでいた。若い時には当たり前のようにできたことができなくなり、
そのジレンマが卓越した創造性を侵していき精神的に追いつめられていった」と説明。加藤さんは新曲作りを依頼した音楽関係者と13日に電話で話した際には「うつで仕事が進まない。作品を書こうと思うとダメなんだ」と話していたという。”
”最近、加藤さんは親しい友人らに米フォーク歌手のジョーン・バエズ(68)モデルのギターなど貴重なコレクションを贈り、添えた手紙には「世話になったけど、何も返せてない。もらってくれ」などと書いていた。骨折で京都市内の病院に入院
していた母親も今月12日に見舞っており、関係者は「覚悟の自殺だったようだ」と指摘。母親には17日午後、関係者が加藤さんの死を伝えたという。”

ところで、警察庁の発表では平成20年の自殺者3万2249人のうち、原因・動機が遺書や関係者の話などから判明したのは2万3490人。そのうち、うつ病がきっかけとなった人が6,490人で、自殺の動機として2年連続で最多となっている。
以下、「身体の病気」で5128人,「多重債務」(1、733人)、「その他の負債」(1、529人)と続く。
いかにうつ病が理由の自殺が多いかということを示している。
氏は1カ月ほど前から症状が悪化していたらしいが、うつ病は、治療法が確立されているので、治療すれば治る確率の高い病気とされている。それだけに氏の自殺は残念。

ちょうど、私の青春真っ盛りの時、ザ・フォーク・クルセダーズの「帰って来たヨッパライ」で浮かれた気分になり、1968年3月の「イムジン河」でしんみりし、これが、南北朝鮮分断問題による政治的配慮から発売中止にされたことで、いきどおり、
次の『悲しくてやりきれない』で……………………………………………………