観・環・感

野鳥観察や旅行、映画などの趣味と日常生活や世の中の状況について、
感じる事を書いています。

手をつなぐ老夫婦

2006年10月26日 | 日記
写真は、14日に蒲生田岬の灯台に登ったとき、帰り際に見かけた夫婦(望遠で撮影、トリミングあり)
この階段、非常にきつい。それに、駐車場から少し距離がある。荷物(それほど重くないが)を担ぐのも大変だから、毎年この時期、ここにタカの渡りを見に来ているが、来る回数も減った。この4、5年、階段に弱い(何にでも弱いが)私は、磯に打ち上げられている適当な木や竹を杖代わりしてに登っているくらいだ。
この夫婦は、灯台まで登ってきたものの、階段がきついため降りるのにかなり苦労していた。私が降り出す相当前に降り始めたにもかかわらず、まだ半分くらいしか降りていなかった。途中で追い越すのもどうかと思って、距離をおいて止まっていた。
急階段の場合、降りるほうが登るより大変、おばあさんのほうが、どうも難儀しているみたいだ。手助けに行こうかなと思っていたら、おじいさんが手をつないで歩き出した。
やっぱり、古い世代は誰も見ていなくても(後ろに私がいることは全く気づいていない。)手をつなぐのに抵抗を感じるものなのかな。手をつないでからは順調に下まで歩くことができた。