観・環・感

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感じる事を書いています。

シンドラー社のエレベーター

2006年06月08日 | 日記
「エレベーターの点検」について、NPO法人「集合住宅管理センター」のホームページの記事を見ると"日本のエレベーターは建築基準法で、使用する材質・強度等が厳しく規定されていて、機械的・電気的な2重4系統の落下防止装置、安全装置が義務づけられ、設置するときには、「確認申請」「工事完了検査」など、工事の各段階で行政の検査を受ける制度が確立していますから、絶えず検査をし、手入れをしなければ事故が起こるほど、「やわ」なものではありません。時に「エレベーター落下」等の報道がありますが、これは本来人が乗るエレベーターではなく、工場などで使用されている「簡易リフト」なのです。"
という記事があり、その後に、"エレベーターは、建築基準法により年1回、有資格者による法定定期検査が義務づけられ、安全性が確保されている乗り物です。それなのに、「危険だから」と、過剰な検査や必要のない部品交換などで、多額の費用を請求しようという業者がいるのです。"
と悪質な点検業者にひっかからないように注意を促している。
(この記述は、ホーページの中の一部で、本文はエレベーターの安全性についてもっと詳しく書いている)
このことからも分かるように、本来、人間用のエレベーターについては、非常なほど安全に出来ているらしい。
それなのに、どうしてこのような悲惨な事故が起きたのか、建築基準法を所管する国土交通省は、早急に徹底的な検証をすべきである。
シンドラー社のエレベーターの異常は次から次と出てきているので、この会社のエレベーターを使用される方々の不安を早く解消してもらいたい。
なお、この問題は、シンドラー社だけの問題のであるのか、念のために調査して欲しい。