Asian Railway Plaza

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毎日放送(MBS)馬野鉄アナ、103系を求めてとんでもない旅へ

2009年01月03日 20時47分24秒 | インドネシア
先月の話しになりますが、関西の放送局であります毎日放送(MBS、4ch)からJABOTABEKの鉄道を取材したいと担当者の方から連絡をいただきました。担当者のご説明によりますと毎日放送には鉄道好きのアナウンサーがおり、中でも103系の低運転台をこよなく愛しているとのことで、是非JABOTABEKの鉄道を取材し、毎日放送で夕方に放送されている「ちちんぷいぷい」(MBS以外のTBS系列の放送局では放送されていない)の年末の特番で放送を予定しているとのことでした。
私も何かお手伝いできることがあればということで、JABOTABEK鉄道の情報を提供させていただいたり、KRL Mania(地元の鉄道ファン)やJABOTABEK鉄道の連絡先等を提供させていただきましたが、先程も申しましたようにMBS以外のTBS系列では放送されませんので、リアルタイムに視聴することはできませんでした。
取材陣は12月18日に現地入りし、19・20日と取材されたようで、22日から編集作業に取りかかり、26日の放送でON AIRされました。関西圏の方々はご覧になられた方が相当いらっしゃるかと思いますが、つい先日、担当者の方からその放送されたDVDを頂き、何度も見させていただきました。

放送の内容は簡単に説明しますと、当放送局の馬野アナウンサーは、小さい頃から鉄道ファンであり、先日引退した東海道・山陽新幹線の0系よりも103系の方を愛しており、中でも低運転台がお気に入りのようで、阪和線の103系からとんでもない103系の旅へと展開するストーリーになっています。まず、12月17日、馬野鉄アナが向ったのは天王寺駅で、偶然?にも103系のトップナンバーであるクハ103-1を発見ます。「特に初期のものは堪らないね」や「あのプシュー、ガラガラガラ~とう音は103系が呼吸しているんだよね」と持論し、103系のトップナンバーが日根野駅で去る時に「いい電車ですねトップナンバー。これに乗務できるなんてすばらいしいことですよ!」と発言するのですが、そばにいたトップナンバーに乗務した女性車掌には全く反応してもらえませんでした。日根野から関空快速に乗車し、場面は飛行機の中へと展開するのですが、なんと到着したところがジャカルタでした。

次の日の朝?おそらく19日の朝かと思いますが、まず向ったのがJakarta Kota駅。ここで東急の8500系や都営6000形を目撃するのですが、ここでも馬野鉄アナの鉄道に対する物知りが発揮されます。東急8500系の前面の貫通扉にあるサークルKマークを見て、「これは東武線には乗り入れができないよという印」と発言されるなど、かなりの筋金入りの”鉄”ぶりが発揮されます。
その後は念願の103系低運転台Benteng Ekspresに乗車しTangerangへ移動したり、Depokの車両基地を訪問します。Depokの車両基地ではR氏により、KRL Maniaの方々といっしょに説明を受けたりしたようですが、R氏の発言で「とても日本の列車がほしいです」と発言されたところは印象深いところでした。取材陣はR氏の自宅に招かれ、家族が紹介されておりましたが、3人の子供の名前が「のぞみ、ひかり、きしゃ」と紹介されているところも、面白かったのではないかと思います。

番組の放送内容は大阪でもジャカルタでも、時間の経過とともに順番に編集がされていないようですので、よーく状況がわかる方には映像がとびとびになってわかりずらいところもありますが、なかなか面白く出来上がっていたのではないかと思います。JABOTABEKの103系は現在JABOTABEK独自の塗装となっておりますが、次回の検査時にはオリジナル塗装に変更していただくことを要望しますので、もし変更された場合には、是非とも馬野アナウンサーにもう一度ジャカルタへ来ていただき、103系の醍醐味を視聴者にお届けしていただきたいと思っております。

写真はDepok車両基地で取材を受けるR氏と馬野アナウンサーです。

Saya baru munurima DVD dari MBS(Osaka TV station).
Saya sudah menonton DVDnya. Jadi saya senang sekali.

Foto:Bpk.Adam


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おめでとうございます (まさ(masa))
2009-01-04 10:02:44
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

103系の魅力を分かっていただける方が、居られることは非常に嬉しく思います。私も先日、クハ103ー1に乗車(鳳-天王寺間)し、「103系は良いな~」と思いながら天王寺へ向かいました。

乗務員の方や一般の方から見れば、新型の方が良いですからね~
私は、ステンレスの味気ない車両より国鉄型(鋼体車)の方が、味があって好きです。

今年も、103系を追いかけて行きたいと思います。
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103系を追い求めて (井上)
2009-01-05 01:22:06
あけまして、おめでとうございます。
masaさんにも、この放送を是非ご覧いただきたいと思っておりますので、できるだけ早めにDVDをお送りしたいと思っております。masaさんのことですから、放送内容の進行順序などで矛盾が発見できるかと思いますが、アナウンサーの103系に対する情熱もかなり伝わってきますし、103系ファンにとっては必見かと思います。

ジャカルタの103系、是非オリジナル塗装の実現に向けて、働きかけを行っていきたいと思いますし、高運非ATC車のエメグリ塗装の実現化も可能ではないかと思っております。
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