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どうなるジャカルタの103系

2016年02月15日 00時14分34秒 | インドネシア
今日は1月のジャカルタ遠征の最後の報告としてジャカルタの103系について述べていきたいと思います。
昨年9月のジャカルタ訪問時においてはKCJ色のT'c597 T246 M'231 Mc105 Tc359 M654 M'810 T'c384は環状線のManggaraiフィダーと呼ばれるManggarai~Duri間の運用に充当され、元気に活躍している姿を見ることができましたが、昨年暮れの12月にMGなどの故障により運用から外れ、しばらくBukit Duri車庫に留置されていたものの、私が訪問する数日前にBukit Duri車庫からDepok車庫へ回送され、1月の訪問時にはDepok車庫の部品取りなどで留置されている車両のあたりに置かれていました。


この編成の今後の行方については、資料には修繕・廃車という中に記載されているようですが、いただいた最新の編成表の中にはこの編成の車両番号が記載されていないことから、復活することは計画されていないのかもしれません。
私の願いとしては新潟地区の115系が徐々に廃車されていますので、素人的な考えではありますが、その中で状態の良い部品を簡単に調達できるのであれば修繕への道はあるものと思いますが、修繕するにはどれだけの費用が嵩むのか推測もできないものの、何とか復活してもらうことを願うばかりです。
下の写真は低運T'c597の反対側であるT'c384で、こちらは別の編成がギリギリにつけるものですから、かなり広角レンズでないと撮影はできません。


一方、もう1つの東海色の編成であるT'c822 M'2009 M752 Tc815 Mc153 M'321 T210 T'c632は相変わらずBalai Yasa Manggaraiに隣接する場所に留置されており、撮影するとなると手前の高運のほうは良いものの、反対側の低運のほうを撮影するには草むらの中を歩く必要もあるかもしれませんし、場合によってはインドネシア独特のオナモミとか言われている草のトゲトゲが服にくっつき大変なことになります。それもトゲトゲがとても痛いので注意が必要です。
この編成はいずれCikaumやPurwakartaに送られると思っていましたが、この場所に置かれてから2年程経過しますので、そのままこの場所で朽ち果ててしまうのかもしれません。


ということでジャカルタの103系の活躍の復活があるのかどうかわかりませんが、ちょっと懐かしい写真ということで、103系が譲渡されてから間もない2005年5月に撮影した写真を2枚程アップします。
この当時の103系は全て4両編成で運行されており、下のTc359の編成は主にBogor線・中央線で活躍していました。


また、Tc815の編成はTangerang線のBenteng Ekspressに充当されることが多く、低運のMc105やMc153の編成は朝Tangerang線からBogor線に乗り入れるCisadaneという名前の列車に充当されることが頻繁にあったようで、Serpong線でも運用に入っていたことも覚えております。


ここまでは103系の現状と想い出ということで述べましたが、最後についでということで元南武線205系の動きに大きな動きがあり、このブログにリンクさせていただいているJABODETABEK COMMUTERS NEWSのパクアン急行様のご報告を総括させて、1月作成した元南武線の編成表を修正すると以下のとおりとなります。


元南武線の205系は全て12両編成となり、KCJ色は譲渡第5陣のナハH12,34,39とペアを組むようになった11がKCJ色に変更されたものの、その後はKCJ色化された編成はない模様で、南武色からKCJ色化が確実に今後も実施されるのか注目されますが、私個人的には南武線ファンの1人でもありますので、他の編成にはKCJ色化が波及しないことを願うばかりです。

下の編成はナハH11+10の6M2Tによる8両編成で、この南武色8両編成は元より10両編成でさえも過去のものとなっています。


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