Asian Railway Plaza

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Bukit Duri車庫訪問

2016年01月27日 01時07分18秒 | インドネシア
ジャカルタ遠征の続きということで、本日は1月17日の出来事について少々報告します。
昨年9月も泊りましたが、今回もSudirman駅近くのトレインビューホテルであるStudio Oneという名前のホテルにお世話になりました。それも線路際の部屋をゲットしたのですが、ここは朝4時過ぎから電車が通過するため、つい何が走っているのか気になって窓の下を覗いてしまい、逆に落ち着いて眠ることもできませんが、この路線に走るのは203系や元ハマ線の205系、東急8500系、メトロ6000系など多種な形式が見られるものの、私のお目当ての元南武線の205系の姿はこの時点では見られませんでした。
7時過ぎにホテルを出たあと、やはり元南武線の205系を撮影したいということで、Sudirman駅から列車に乗車し、Manggarai駅の北側のいつものお立ち台で撮影しようかと思っていたのですが、お立ち台のところを見ると新しい架線柱が下の写真のように建てられており、撮影する上では少々危険に感じることと、駅員に予め撮影の許可をいただくことを考えていたものの駅員がどうもいないようでしたので、諦めて中央線の隣駅であるCikini駅に行ってみることにしました。


Cikini駅に到着すると上りホームのKota寄りの先端でバックの中からカメラを取り出し、スイッチをonにしても画像が出てこないので、電池を充電したままカメラの中に入れることを忘れてしまったことにすぐに気づき、もういちどホテルに戻るハメになりました。列車で戻るには結構な時間がかかりますので、タクシーでホテルとCikini駅の間を往復しCikini駅に戻ってきて、再び上りホームの先端で撮影していたのですが、最初の203系を無難に撮影したあと1人のPKDのお兄さんがこちらに近寄って来て、許可を取ったのかと言い出し、今日は駅員がおそらくいないので明日朝だったら居ると思うというので、結局、Manggarai駅の南側のBogor線とBekasi線の分岐する付近で撮影することにしました。


Manggarai駅一帯にはPKDのお兄さんたちが万遍なく張り付いていますので、駅付近での撮影は難しいということでBogor線Bekasi線の分岐するあたりに行って撮影しておりましたが、ここであればPKDのお兄さんたちもいませんし、列車に十分気をつけていれば思う存分撮影できるということで、1時間30分ほど撮影しておりましたが、元南武線の205系も5本ほど通過し、初めて営業中の姿を撮影できました。


やって来る列車はほとんどが205系ですが、時々、JR以外の車両の姿を見ることができます。
現在、Manggarai駅周辺では、架線柱の取り替えが進められているとともにカテナリーもヘビーシンプル方式からシンプルに変更されているようです。


圧倒的に元埼京線の205系や元ハマ線の205系の姿を見ることが多いのですが、変化に乏しい205系では単純すぎて面白みが少なく、元南武線のように帯の色を変えてくれると楽しいのかもしれません。


そのような中で、都営6000形の6181Fの8連が唯一、譲渡されてから16年経った現在でもBogor線、環状線系統に走り続けていますが、今後も末永い活躍を祈るばかりです。


東急の8500系が増殖していた当時は、東急の天下かと思われていましたが、JR軍団の205系の大量の投入によって、すっかり東急の姿は見る機会が少なくなったものの、今後はKCJカラーになって活躍することを期待したいものです。


ということで1時間30分ほど撮影していたものの多くの列車を撮影することができたのですが、この日は12時からBukit Duri車庫へ訪問することになっていましたので、現地マニアの方と一緒に訪問させていただきました。
現在、Bukit Duri車庫内の撮影においても予め撮影許可申請が必要ということで、私も慣れないインドネシア語でフォーマルなレターを作成し、区長宛に撮影許可の申請をお願いさせていただきましたが、区長は以前から存じ上げていたせいかもしれませんが無難に撮影許可をいただき、この日の日曜日に出社されているので訪問してくださいという連絡をいただきましたので訪問させていただきました。
この車庫の在籍車両は実際には205系のみで、元埼京線の205系全部と元ハマ線の205系が14本、元南武線の8両編成1本と6+4の10両編成2本ということになり、下の写真に写っているメトロの6000系や05系は本来Depok車庫の所属となります。


元埼京線と元ハマ線の205系の編成の向きはKota寄りが奇数側の編成も多く、元南武線の編成のように編成の向きが一定しておらず、何か問題を起こした時や修繕をする上では向きを統一したほうが良いのではないかと思っています。


車庫の奥側は各編成の頭が綺麗に揃い、このような姿を撮影できて嬉しいと言えば嬉しいのですが、ここまでKCJ色が浸透してしまうと逆につまらないような気にもなり、もう少し形式別に色を変えるとか、以前の東急8500系のように編成ごとに帯の色を変えて遊び感覚があったほうが良いような気もします。その上で元南武線カラーのKCJ色化は私自身としてもつまらないものにさせてしまいますが、今後、急速的に実施されるのか、とりあえずは様子見というところでしょうか。
次回はDepok車庫訪問についてお送りします。


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