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Bekasi Semi Ekspresの運用につくMc105

2008年03月14日 20時21分25秒 | インドネシア
本日はJABOTABEKのレポートの第2弾として、各形式別の運用をご紹介したいと思います。
まずは簡単な103系からご紹介いたします。
今回ご紹介しますJABOTABEKの103系4本は健在で、1本も廃車が出ておりません。
しかしながら、どの編成も投石や厳しい環境の中で営業しておりますので、外板などを中心に激しい傷みが見られます。
また、JABOTABEKの車輌の中では、冷房の効きが最も良いらしく、現地の鉄道雑誌Majalah KAの編集している方になぜ冷房の効きが良いのかと質問されてしまいました。ちなみにその雑誌の中で一番寒い形式ということで紹介されています。(おそらく乗車率が低いというのが1つの理由だと思われます)
先日も述べましたようにジョグジャカルタ地区の輸送力増強用として、103系1本がどうも電気式ディーゼルカー(Modif KRDE)に改造される予定があったもようです。(現地の雑誌Majalah KAにも記述あり)
しかしながら、車輌課長との話しではその件については、103系は改造しないとのことですが、それが確実な情報かどうかはわかりません。
塗装の方は4本とも旧新潟色に近い色となっておりますが、退色が激しいです。
検査時期もそろそろかと思うのですが、今後検査にあわせて塗装が変更されるのかどうかについては不明です。

まず、写真のMc105の編成は、Pasar Senen経由のBekasi Semi Ekspresの運用についております。
以前は平日でもJakarta Kotaを始発駅としておりましたが、現在ではなぜかわかりませんが、環状西線のAngkeが始発駅となります。
この編成の向きは←Bks Mc105 M'231 T246 T'c597 Ak→です。
運用区間については、平日はAngke~Bekasiで、土曜・休日についてはJakarta Kota~Bekasiのようで、始発駅が平日と土曜・休日では違うようです。
平日の運用については下記のとおりです。
Bks7:10→Ak7:55 8:00→Bks8:49 9:10→Ak9:56 10:10→Bks10:53 11:23→Ak12:08 12:20→Bks13:04 13:30→Ak14:13 14:25→Bks15:12 15:20→Ak16:03 16:15→Bks17:02です。
大幅な遅れが出た場合は運休になる場合があると思われます。また車交も行われる場合もあります。
Mc105の前面の方向幕には、R氏作成のカタカナ併記の現地の方向幕が入っております。
また、1年半前にこの編成のT'c597の側引戸の鴨居部分に私が作成した路線図を入れておいたのですが、残念ながらなくなり、JABOTABEKの広告らしきものが入っておりました。(今回は路線図作りませんでした)


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