Asian Railway Plaza

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キハ59(こがね)とPNRのGM、Ragragio氏との面会

2012年01月04日 21時20分22秒 | フィリピン
203系、キハ52とお伝えしてきましたが、昨年、前記の車両とともに譲渡されたキハ59(こがね)も投石防止ネットが取り付けられ、試運転、イベントなどで運行されているようです。ただし出番は限られてしまいますので、キハ52のように走っている姿を撮影するにはチャンスが少ないようですが、将来的にBicol Expressを1日3往復にすることや、富士山よりも美しいMayon火山のあるLegazpiまで近々開通を予定していますので、もしかするとその一部の運用を担うことも考えられます。


車内に入ってみましたが、私自身この車両を見るのは日本で実際に見たことがありませんので、詳細にどこに手が入れられているのかと言われてもわかりませんが、おそらく投石防止ネットの取り付けが行われたのみで、他は改造が行われていないと思われます。


以上、203系、キハ52、そしてキハ59(こがね)と昨年譲渡された車両を紹介しましたが、これらの車両で動きがありましたら、今後も報告させていただきたいと思っております。

話しはがらりと変わって、先月の16日にPNRの本社を訪問した時にPNRのGMであるJunio Ragragio氏と僅かな時間でありましたが、御会いすることができました。
実は昨年の2月、車両担当者とともに来日され、初めてPNRのGM、Ragragio氏と御会いできたのですが、昨年の7月、9月に訪比した時は多忙と会議で御会いできず、12月の訪比時に再会できました。
Ragragio氏の部屋はPNR本社ビルの一角にあり、とても広い部屋です。部屋の壁にはPNRの昔の写真が展示されておりますが、切符売場や待合場所のある1FにもPNRの昔の写真や車両が展示され、将来的にこれらを展示できる鉄道博物館をマニラ首都圏に建設するようです。


下の写真はPNRのGM、Ragragio氏と記念に撮影させていただいたものです。
日本ではこのようなかなり地位のある方と御会いする機会はごく稀ですが、フィリピンやインドネシアでは御会いすることが時々あります。以前もABS-CBNのニュースキャスターでありフィリピンの前副大統領であったNoli De Castro氏に御会いできるチャンスはありましたが、HUDCC(住宅都市整備公団のような国家組織)のCastro氏の部屋に入るまでにとどまり、御会いすることはできませんでした。(もちろんHUDCCに勤務する私の友人は時々一緒に地方へ同行していましたが)