Asian Railway Plaza

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常磐線快速103系混色編成などの話題(昭和59年)

2009年06月06日 10時24分20秒 | 他線区の103系
先日、中原区から松戸区へ転出したT774やT210の話題について触れましたが、ついでに常磐線快速線の103系にとって最も興味深かった昭和59年頃の話題を簡単に述べたいと思います。

昭和59年の冬は関東地方において大雪が何度も降る年であったことを今でも鮮明に覚えておりますが、同時に松戸区の転配の動きが多くあり、とても面白い時期でもありました。私は地元ではありませんので詳しくは述べられませんが、緩行線用の203系が新製配置され、それによって103系1000番台の105系化改造と快速線転用が行われ、写真のように関東で唯一、第一次改良型先頭車で冷房装置のないTc188と1000番台の混結が見られ、1000番台と連結可能な車両にはナンバーの下に白線が引かれていました。また、大阪の各電車区や豊田区などから余剰となった車両がそのままの線区の塗装色でかき集められ、混色編成を多く見ることができました。
下手くそな写真ではありますが、下の写真のように日根野区から来たT2や宮原区のM778などを撮影し、大阪からの転入車や豊田区などからの転入車を観察しておりました。昭和39年製造のT2と昭和56年製造のM778のユニットと17年の経年差がある車両が連結されているのは非常に滑稽であり、側引戸窓に貼られている指詰め注意の赤いステッカーや戸袋窓にあった禁煙マークのステッカーも興味を引きました。



特に昭和59年の2月にエメラルド+オレンジ+水色+黄色の4色混色編成が営業に入ったということは言うまでもありませんが、私も珍しくて何度かこの路線に撮影しに参りました。非常に残念なことに4色混色編成を私はどこかの駅で撮影していたと思っていたのですが、どうもそのような写真が見つからず、もしかしたら撮影していなかったのではないかと思われますので、今となっては非常に後悔しております。
常磐線のみならず、他線区でも混色編成や異色編成が多く見られましたので、また、時間がありましたら公開していきたいと思います。