ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

「負けた」と言われたくない。それだけ。

2014-09-11 07:50:37 | 日記
告示まで あと一カ月となった福島県の県知事選挙。
自民党県連は、すでに、元日銀福島支店長の鉢村健氏の推薦を決め、鉢村健氏の推薦を
自民党本部に申請していました。
民主党県連や、県町村会などは、内堀雅雄・現副知事を推すことを決め、県町村会も出馬を
要請している状況です。

しかし、自民党本部は、内堀雅雄副知事を支援する方針を固め、昨日、10日に党県連幹部と会い、
党本部の方針を伝えました。
自民党県連としては、受け入れたもようです。

それにしても、自民党本部の処し方は、同党の支持者ではない私ですが、
「ちょっと変」
と言いたくなります。
党の県組織として、過去の選挙を戦ってきた県連の意向を無視することは、「義理を欠く」
ことになると思います。

沖縄名護市市議選では、名護市辺野古への移設に反対する稲嶺進市長を支える市長派が、
過半数を維持しました。
自民党本部としては、福島県知事候補者の誰かれではなく、とにかく
[自民党が負けた]
と、言われることだけは避けたいのが本音なのでしょう。

自民党員ではなく、支持政党でもありませんが、一人の県民としては、
[バカにするな!]
と言いたいほどです。

県政の継続性や国との調整能力などの観点から、原発避難地域にある双葉地方町村会も、
内堀氏に立候補を要請しています。

それにしても、誕生した「第2次安倍改造内閣」.
重要なポストの大臣は留任させたとの発表もありましたが、「復興大臣」は変わりました。
安倍首相は復興4年目を迎える3月10日の記者会見で、
『東北の復興なくして日本の再生なし』
と述べ、
『2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに
「復興を成し遂げた東北を世界に示したい」
と表明していたはずです。

党を支える地方組織の意向をないがしろにしても、押しきってしまう この強権ぶりには
驚かざるを得ません。
「みっともない」というより「恥知らず」な処し様に思えてなりません。

〈復興を第一義として、幅広い県民の意思を尊重しての対応〉などと言い繕っても、所詮、
自民党・安倍政権は、勝てる候補者側に くっ付きたいだけのこと。

ただただ「負けた」と言われたくない。
それだけの話です。
お粗末な 一件落着。

恥も外聞もなく、
ただひたすらに、
「負けた」と言われたくない。
それだけ。
                                   〈ゴマメのばーば〉
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする