ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

拝啓 小渕優子経済産業大臣 さま。

2014-09-07 07:43:30 | 日記
拝啓 小渕優子経済産業大臣 さま。
あなたは、原発再稼働について、
「母親として、どう理解すればいいのか、不安だとか心配だというのが先立ってしまうのは当然のことだ」
と、おっしゃいました。
また、
「再稼働への理解を得るのは大変、難しいが、逃げることなく説明していきたい」
とも述べ、再稼働を推進する立場を改めて強調されました。

まず、申し上げたいのですが、
「母親として、(原発に関して)不安だとか心配だと言うのが先立ってしまうのは当然のことだ」
というなら、原発稼働を不安に思い反対している私たちに、そのよって立つ「安全性」を、
具体的に
丁寧に
論理的に
納得がいくように
まずもって、しっかりと、「逃げることなく」説明して頂きたいと思います。

また、
「使用済放射性廃棄物」の処分管理は具体的にどうするのか。
万が一の事故に備えての避難経路が確保できるのか。
地域住民・災害弱者と言われる方たちも含めて どう避難させ、然るべき医療機関等に収容させるのか。

それが、できなければ稼働をしてはいけません。
〈私としては一応の説明は致しました。納得頂けないことがあっても、後は政府の責任で再稼働致します〉
とだけはならないで欲しいのです。
「原子力規制委員会」の審査がパスしたといっても、それだけでは安全な暮らしを守ることなど
出来はしません。

「まずは地元の要望や意見を聞いてから対応する」
といっても、一たび事故が発生すれば、その影響は立地市町村に限られないことは、福島原発の
事故で良く分かったはずです。

国策のためなら、常識的な判断にも目を向けず、ひたすらに
「お国の為に・お国の為なら」
と、自らの立場をことごとく正当化し、他の意見を封じ込め、かつての軍国主義体制に加担した有能で、
元気な『愛国婦人』にはならないで下さい。

政権内で『花』の存在には、一女性としてなって欲しくありません。
しっかりとした政治見識をそなえた『一政治家』となって欲しいのです。

そして、
若者を戦で殺さないで下さい。
「原発再稼働」は止めて下さい。
子育ては とうに終えた母親、今は「ゴマメのばーば」の私から、
小渕優子経済産業大臣 さま への お願いです。
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