ブログを初めて一年が経ちました。
第1日目は
≪はじめまして、この度、ブログを始めました≫
≪よろしくおつきあい下さい。≫
のご挨拶で、スタート。
2日目は、
≪原発事故から、2年半。
〈ゴマメのばーば〉は、決心しました。
子や孫たちに、ふるさとを取り戻してやらなくては、と。
「トイレの無いマンション」といわれる原発は、いらないと言い続けよう。
いつまで余命があるかは判らなくとも、
学び続け、カウントなど出来ない程度の、ゴマメ一尾の力ですらなくとも、
発信し、言い続けて行くことを≫
と、記しました。
飽きっぽい私にしては、この1年間、結構コンスタントに書いて来たと思います。
昨日は、祖父の命日。
70年前に逝ったご先祖さまです。
ゆったり のんびりの人だったから、私も、ゆったりと祖父の墓参りへ。
墓まわりを片づけ、線香をたき、お花を供え、合掌。
爺ちゃんの、音のない声が伝わってきます。
『よくきたねぇ。ありがとさん』
『T子も、こっちへ来たしさぁ、兄ちゃんも来てるしね、淋しかなんかないよ』
『あんたさんは、まだ来なくていい』
『「猫のしっぽ」だから、役立たずだしさぁ』
そんなことをつぶやいていたようです。
〈他人(ひと)に言えない ほとけが出来て 秋の彼岸の回り道〉
好きだった「都々逸」なども ぶつぶつと、聞こえたような。
線香の煙の行き先などを眺めていましたら、先だって見てきた映画『二つ目の窓』を思い出しました。
病を得て死期を迎える母の「死」を受け入れたくない高校生の杏子に、常田富士男演じる亀爺は
優しく言うのです。
死は「永遠の里帰りだ」と。
ふと、爺ちゃんの故郷や、生まれた頃のことなどに思いを馳せました。
祖父は、戊辰戦争の際、宇都宮周辺の竹林(地名なのかどうかは不明)に避難した時に生まれたと
聞いています。
爺ちゃんは、どんな お里に帰ったものか。
河瀬直美監督『二つ目の窓』は、私の好みの映画でした。
奄美大島の海、怒っている海 凪いでいる海。
交差する生と死 再生。
ガジュマル マングローブ。
何も纏わず、高校生の杏子と界人が海中を遊泳するシーンは何とも美しいものでした。
「二つ目の窓」って何だろう。
「生と死」を、そのまま包容する何か。
そこから、いま在るところから開かれる窓。
「ブログ」一年目。
各地で大雨が降りました。
〈ゴマメのばーば〉
第1日目は
≪はじめまして、この度、ブログを始めました≫
≪よろしくおつきあい下さい。≫
のご挨拶で、スタート。
2日目は、
≪原発事故から、2年半。
〈ゴマメのばーば〉は、決心しました。
子や孫たちに、ふるさとを取り戻してやらなくては、と。
「トイレの無いマンション」といわれる原発は、いらないと言い続けよう。
いつまで余命があるかは判らなくとも、
学び続け、カウントなど出来ない程度の、ゴマメ一尾の力ですらなくとも、
発信し、言い続けて行くことを≫
と、記しました。
飽きっぽい私にしては、この1年間、結構コンスタントに書いて来たと思います。
昨日は、祖父の命日。
70年前に逝ったご先祖さまです。
ゆったり のんびりの人だったから、私も、ゆったりと祖父の墓参りへ。
墓まわりを片づけ、線香をたき、お花を供え、合掌。
爺ちゃんの、音のない声が伝わってきます。
『よくきたねぇ。ありがとさん』
『T子も、こっちへ来たしさぁ、兄ちゃんも来てるしね、淋しかなんかないよ』
『あんたさんは、まだ来なくていい』
『「猫のしっぽ」だから、役立たずだしさぁ』
そんなことをつぶやいていたようです。
〈他人(ひと)に言えない ほとけが出来て 秋の彼岸の回り道〉
好きだった「都々逸」なども ぶつぶつと、聞こえたような。
線香の煙の行き先などを眺めていましたら、先だって見てきた映画『二つ目の窓』を思い出しました。
病を得て死期を迎える母の「死」を受け入れたくない高校生の杏子に、常田富士男演じる亀爺は
優しく言うのです。
死は「永遠の里帰りだ」と。
ふと、爺ちゃんの故郷や、生まれた頃のことなどに思いを馳せました。
祖父は、戊辰戦争の際、宇都宮周辺の竹林(地名なのかどうかは不明)に避難した時に生まれたと
聞いています。
爺ちゃんは、どんな お里に帰ったものか。
河瀬直美監督『二つ目の窓』は、私の好みの映画でした。
奄美大島の海、怒っている海 凪いでいる海。
交差する生と死 再生。
ガジュマル マングローブ。
何も纏わず、高校生の杏子と界人が海中を遊泳するシーンは何とも美しいものでした。
「二つ目の窓」って何だろう。
「生と死」を、そのまま包容する何か。
そこから、いま在るところから開かれる窓。
「ブログ」一年目。
各地で大雨が降りました。
〈ゴマメのばーば〉