in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

驚き

2009年02月08日 | Weblog
来月の披露宴でフルートを吹くことになり、1年以上お蔵入りしていた楽器を引っ張り出し、久しぶりに練習する。精神的に余裕がないのもあるけど、昔のように思うように吹けないことが(練習していないからあたり前なのだが)、嫌になって悪循環。でも今回は新郎新婦のために何が何でも練習すると心に決める。で、しばらくして窓の外からティッ、ティッと似たような音が聞こえてくると思ったら、鳥が10数羽も庭にやってきていた(写真)。

で、曲を決めないと。旋律だけなら楽譜は要らないが、無伴奏でやりすごすには技術的に厳しいので伴奏がほしいところ。スリランカで楽譜を手に入れようとしても、超限られている、かつ高い。アマゾンとかで買っても送ってもらうのに時間かかるし、どうしようか方法を探していると、あったあった。

ぷりんと楽譜

インターネットで購入かつその場で印刷できるとは、超驚き。

郵便局にて

2009年02月07日 | Weblog
昨日の出来事に関連して、郵便局でのできごと。

仕事では気が張っているが、私生活ではよっぽどのことが無い限り、物事を受け入れるようにしている。順番を抜かされても、列が長くなっているのに一つしか受付を開けず、他の職員は駄弁っていても、仕方ない。そう思わないと、怒るエネルギーがもったいない。

今日は窓口で、スリランカ人の同年代くらいの先生(職業は後で聞いた)が、すごい剣幕で怒っていた。土曜日は半ドンで午後1時までなのに、「担当者が12時から昼食休憩でいない」とのこと。生徒の試験勉強用の教材なのに、何かの不都合で、その担当者がいないと送られないらしい。他の職員も「じゃあ私が代わりに手続きします」なんていう訳もなく、軽く無視。その先生は「お前ら、国から給料をもらっておいて、その態度は恥ずかしくないんか」と朗々と。つい、こっちがなだめ役になった。そんなスリランカ人がいることに感動した。

やってしまった

2009年02月06日 | Weblog
今年の目標は、「声を荒げない」だったのだが、ついまたやってしまった。来週の内部での技術職員研修プログラムに、電気配線に絡んだ講義を行ってもらうように、一ヶ月ほど前から某公的機関にお願いしていた。もちろん講師代も支払うことになっており、こちらとしては講義内容の詳細を事前に教えてもらえるように(配布資料でも可と)依頼していた。

来週月曜が役所はお休みなので、さすがに金曜の今日には何かを提出してもらわないと、支払いの手続きに支障がでる。何より内容がわからないまま当日を迎え、うちのスタッフを消沈させることだけは避けたかった。で、結構強めに主張したら、「概案はあるが、まだ準備もしていない」とのこと。さらに問い詰めていくと、

「じゃあ、当日は講義には行きません。」

へっ、それって逆切れ? 批判されることに慣れていない多くのスリランカ人にはよくあることやけど、この場でその返しは痛かった。英語もうまく通じなかったのだろう。スタッフが数日間かけて段取りしてくれた講師を5分で怒らせてしまった。でも良く考えたら、向こうもやりたくなかったんだろう。と言い聞かせて、代わりに、そのコマ(90分)を自分が喋ることに。なにを用意しようか・・・。

独立記念日

2009年02月04日 | Weblog
独立記念日の今日は、道路の閉鎖やテロ騒ぎの影響かから逃れるために、夕方まで家でおとなしくしていた。式典は昼過ぎに終わっているので大丈夫だろうと、食料等を買いに行った。近くの店が閉まっていたので、自転車でちょっと走って買い物を済ませた後、家のすぐ近くまで帰ってきたら、目の前で道路封鎖。大統領が通過するまでの30分ちょっと待たされた後、ようやく家に着いた。間が悪かった。

北部での戦争や政府の対応について、個人的な発言は控えるようにと、M大ボスが職員全員に昨日指示をした。海外から批判され始めたスリランカ政府は、その腹いせに(かどうか正式にはわからないが)国内の国際機関やマスコミを批判し始めた。はぁ。

独立記念日に向けて(2)

2009年02月01日 | Weblog
2月4日の独立記念日に向けて、式典に参加する軍隊や警察がコロンボに集まってきた。その数、1万人近くになるのではなかろうか。Galle Face近くの幹線道路を使い、リハーサルが始まった。ところどころで道が通行止めになり大迷惑だ。

政府側の思惑としては、年始の北部Kilinochchi陥落から反政府軍(LTTE)への勝利を華々しく宣言し、多くのシンハラ人の支持を得たいのだろう。今回の式典は、例年よりも、さらに軍事力を誇示するものになることだろう。

毎年この時期はテロが多いことから、政府側はColombo市内の警備を厳重体制にしている。家の前も玄関を開けると、見渡すだけで7、8の兵士が立っている。職場までの約2キロの道にも、約10mおきに兵士か警官が立っている。異様だ。