in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

再会

2009年04月25日 | Weblog
うちの現地技術スタッフRの実兄が先月Mullativeで亡くなったことは前に書いたが、その兄妻と3人の子供の消息はわからないままだった。それが昨日、Vavuniyaの避難民キャンプにだとり着いた!とスタッフの元に連絡が来た。

偶然、Vavuniyaに出張に来ていた自分は、スタッフRの到着を待って、避難民キャンプを訪れる。何とか、遺された母親と子供3人(14、9、7歳)と無事に会うことが出来た。

彼らによると、何とか危険極まりないLTTE(反政府軍)支配地域から脱出しようと試みたが、LTTEからは『交換条件として、3人の子供のうち、長男(14歳)を置いていけ(つまり、少年兵士として訓練させる)』とLTTEに脅された。苦渋の選択で、家族ともども戦禍のLTTE支配地域に留まっていたとのこと。

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