in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

まとめ

2012年06月07日 | Democratic Republic of the Congo
午前中はDRコンゴ事務所代表のM氏と、私の出張の総括と今後の課題について話す。

今回は以前のケニヤ(2009年)ハイチ(2010年)でのShelterを作る出張と目的が違ったので、やりにくかったが、まあ目的は達成したように思う。内容については触れられないが、アフリカで活動する難しさを短期間ながらまじまじと見せ付けられた。

昨晩会ったMさんの事務所にお昼を兼ねてお邪魔し、うちの社長へのお土産を頂戴する。夕方、ユネスコ本部に勤めるLさんと落ち合って空港に向かう。アフリカ担当ということで、DRコンゴを含め他の近隣5カ国の状況について話を伺う。DRコンゴについて『内戦でゴリラが殺されるとニュースになるが、内戦で人が殺されてもニュースにならない国』とLさんは表現する。そんな海外メディアの取り上げ方に疑問しつつも、内戦が当たり前すぎて記事にならないことも確かだ。

キンシャサ空港(写真)での手続きが素人にはとてもややこしくて(なんだかんだとお金を公式にせびろうとする)、見送りに来てくれたうちのスタッフM君と出国手続きをしてからはLさんに本当にお世話になる。空港棟で荷物検査をしているのに、搭乗口(正確には、機体に上がる階段の前の屋外広場)でAir France職員によって再度荷物検査が行われる。そのおかしなシステムに、もう何回もDRコンゴに来ているLさんは、『Air Franceは空港職員を全く信用していないから、搭乗口前での荷物検査は自衛の策だ』と教えてくれる。なんて国だ。

ほぼ時間通りにキンシャサからパリへ機体が飛び立った。今回の出張でもいろんな人に会い、貴重な経験をした。エジプト海軍のH氏らと大統領選挙を見たのもその一つ。

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