in Switzerland  酪農場の国にて

ただいま、復興支援中。
このブログは著者の恩師・知人・家族への近況報告です。

シェルター会議

2013年04月10日 | Luxembourg
ルクセンブルグ赤十字と国際赤十字の企画で、仮設住宅の基礎に関する会議に参加。知っている人いるかなーと思ってたら、参加者80名ほどの中で10名ほど顔見知りだった。主に3年前のハイチで、もしくはどっかの会議かスリランカで。この業界ではよくある話。

スペインから大学教授も来られていて、仮設建築の歴史から構造体の説明まで、久しぶりに中身のある講義を聴けて満足。一方、口だけのコンサルタント系、口八丁手八丁な業者の方々も居て、いろんな立場・経験からの話を聞けた。

現場に居ると、その日ごとのノルマや事業計画に気を取られて、なかなか考え事ができないので、今回の参加はとてもよい経験となった。

会場でインターンとして手伝っていたローザンヌ大学(スイス)の院生君Cは、母親が日本人の日系ルクセンブルグ人。これから人道支援の業界に入って行きたいと熱く語る姿がとてもまぶしかった。フランス語、ルクセンブルグ語に英語と日本語(謙遜していたけど多分ドイツ語もできるのだろう)を操る若者の将来は明るいに違いない。

(写真は会場近くのアパート。ディテールがとても洗練されていて気に入った。)