オパトバクのサイトがセルビア経由でやってくる移民・難民に十分に対応できないということで、政府が東に100キロほど行ったスラヴォンスキ・ブロッドいう町に新しいサイトが建設されることになった。事務所から様子を見てきてくれと指示され、正確な位置をわからないまま、行ったら(人に道を聞いたりして)何とかなるからとのスタッフの言葉を鵜呑みにして一人車を走らせる。
土地勘があればまだしも、クロアチアに着いてまだ40時間もたっておらず、そんな簡単にいくわけがないと思っていたら、案の定、行く先を見失った。1時間半ほどで、とりあえず町に着いたものの、『駅近くの線路沿い』、『○○工場に隣接』、『政府が建設中の新しいサイト』という情報しか持ち合わせておらず、途方にくれる。スタッフに電話すると、以下のSMSが送られてきて、これを見せて人に聞け、という。
"INA Rafinerija, Gornja Vrba Kraj Vindona hladnjaca"
ほかに方法もないので、玄関先で佇んでいる人(今日は天気がよかった)、配達中の運転手、雑貨屋の店主などに文章を見せて聞いて回る。それぞれ、だいたいあの辺という表現なので、あっちへ行ってはまた人に聞き、こっちに戻っては人に聞き、としていると場所が絞られてきて、さらに2時間後についに到着!
待っていてくれたクロアチア赤十字のスタッフと合流して、政府の担当者に挨拶する。ようきたなあ、と社交辞令とはいえ褒められた。
打ち合わせをしていると、内務大臣兼副首相がやってきて、『ハンガリーがクロアチアとの国境も今夜未明に閉じられる』という。それが実行されればドイツ・オーストリアへの道はスロベニア経由に絞られる。スロベニアが1日平均5千人の人々の移動に対応できなければ、人々はクロアチアで停滞してしまう。
土地勘があればまだしも、クロアチアに着いてまだ40時間もたっておらず、そんな簡単にいくわけがないと思っていたら、案の定、行く先を見失った。1時間半ほどで、とりあえず町に着いたものの、『駅近くの線路沿い』、『○○工場に隣接』、『政府が建設中の新しいサイト』という情報しか持ち合わせておらず、途方にくれる。スタッフに電話すると、以下のSMSが送られてきて、これを見せて人に聞け、という。
"INA Rafinerija, Gornja Vrba Kraj Vindona hladnjaca"
ほかに方法もないので、玄関先で佇んでいる人(今日は天気がよかった)、配達中の運転手、雑貨屋の店主などに文章を見せて聞いて回る。それぞれ、だいたいあの辺という表現なので、あっちへ行ってはまた人に聞き、こっちに戻っては人に聞き、としていると場所が絞られてきて、さらに2時間後についに到着!
待っていてくれたクロアチア赤十字のスタッフと合流して、政府の担当者に挨拶する。ようきたなあ、と社交辞令とはいえ褒められた。
打ち合わせをしていると、内務大臣兼副首相がやってきて、『ハンガリーがクロアチアとの国境も今夜未明に閉じられる』という。それが実行されればドイツ・オーストリアへの道はスロベニア経由に絞られる。スロベニアが1日平均5千人の人々の移動に対応できなければ、人々はクロアチアで停滞してしまう。