さむそう

駒澤大八木監督と國學院前田監督の対談などに
興味を持って陸マガの駅伝決算号買おうとしたものの
直前に行った歯医者で思いのほか現金飛んでいって
財布の所持金が少なくなり断念したギクリです。

今日は東京マラソンでした。
スタート前は「解説は早稲田大好き瀬古さんか…
大迫選手が中村選手あたりと競った時に解説で
贔屓丸出しにして『陸連幹部かつマラソン部門の
責任者なのに中立じゃなくていいのか』とか
炎上しなきゃいいけど…」なんて心配してましたが
冷たい雨の条件もあってか予想外の結果でした。

大迫選手と中村選手と佐藤選手の3人が先頭の
外国人向けハイペースPMに付いていきましたが、
雨で冷えたという大迫選手が震えながら途中棄権、
他の2人も疲れたか後半ペースダウン。
今日はペースが落ちると冷たい雨で体が冷えて
悪循環に嵌っていくように見えました。
後ろの日本人PMが引っ張る集団に付いて行った
選手の方が結果的には上位に来ました。
もっとも前3人はMGC出場権獲得済みでしたので、
外国人選手と同じペースで走ったらどうなるか
試してみようって戦略もあったと思います。

MGC目指して多くの実業団選手が参加する中、
日本人トップはまさかの中央大堀尾選手でした。
集団の人数が減っていく中でずっと残っていて
そのうち集団の前に出て、前から落ちてくる
選手も抜いて、気づけば日本人トップに。
ゴール後トレードマークの眼鏡が曇ってましたが
後ろの選手など周囲が見えなかったようですね。
トラックだけでなく箱根などロードでも強く
なりましたし、東京マラソンで好走した経験の
ある藤原監督のアドバイスも貰える環境ですが、
まさか学生初マラソンでいきなり実業団勢を
蹴散らしてMGC出場権を獲得するとは…。
卒業後はトヨタ入社ということで今後ももっと
成長しそうで楽しみです。トヨタはすでに
現時点で4人もMGCに送り込めることに。

今井選手、藤川選手、神野選手までがMGCの
出場権を獲得。一色選手は4秒差で惜しくも
逃しました。青学OBは＋2人で3人になりました。
マラソンで地力の強さを見せる今井選手の姿は
久々だったでしょうか。病気からしばらく
苦しんだらしいですが完全復活ですね～。
これで九州実業団上位7チームのうち旭化成
以外は全部MGC獲得者を輩出。九州強え！
藤川選手で中電からの獲得者は2人目とのこと。
「マラソンの中電」は健在のようです。
神野選手はメディアに注目されることが多く
プレッシャーが大きかったでしょうが
これでひとまずホッとしたかと思います。
今回は終盤追い上げる走りができてました。

2戦平均2:11:00のワイルドカード適用、
東京でもっと出るかと思ってたけど結局
神野選手だけ。全体でも川内選手と計2人。
普通に順位でクリアする選手ばかりで
意外にこれの適用なかったですね。
順位でクリアできる選手には高いハードルでは
ないけど、順位でクリアできない選手にとっては
自分の調子と大会の条件（気象条件やPM）が
両方揃わないと案外厳しかったんでしょうか。
4月の期限ギリギリの大会に望みを懸ける選手も
いるかもしれないけど調整が難しいかな？

東京マラソンは女子レースなども並行してるので
なかなか映してほしいところを映してくれないですね…。
いつの間にか後ろの方で順位が変わってたり。
箱根中継で先頭と後方を切り替えるのに慣れてるはずの
日テレでも男子単独でないとうまく行かないか…。
展開以外のとこだと、あの消耗しそうなフォームで
フル走り切った口町選手をもうちょっと見たかった。
下田選手とオタク対決でもありましたね。

久々にMGCのサイトを見に行ってみたら
ファイナリスト別のちゃんとしたページができてた！
経歴概要が興味深いし、選手本人のtwitterが
埋め込まれるし（変なことつぶやけんな…）
人数多いけどこれは全部読まなきゃ！
堀尾選手も後日付け足されるだろうけど
他の実業団選手と比べて若いから
学生時代の話がより濃く書かれるのかな。