Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

広島一人旅 1日目

2024-03-30 | 旅に出た
昨年10月に広島を旅行しました。
岡山メインで広島にちょっと寄る
旅行はしたことありましたが、
広島メインの旅行はしてないので
主要観光地が未踏のままでした。
実は厳島神社の鳥居修復を待って
ました。どうせなら覆いのない
鳥居見たいですからね。

連休じゃなくても羽田空港行きの
列車はかなり混雑してました。
スーツケースで1人が2人分の
スペース取るから余計ですね。
韓国や台湾でも行くのか国際線で
降りる人も多かったです。
JALは通路側席しか取れなかった
からビーフコンソメ飲んだ後は
寝てた。朝も早かったし。

広島空港近くに三景園という
池泉回遊式庭園があります。
入ってみたら意外に広いな!
空港工事で出た石を使って
空港開港記念で作られた平成の庭。
瀬戸内海や宮島など広島の風景を
イメージして造ったらしい。
池(大海)に張り出した潮見亭に
正門があり、通常はここから
出入りします。池の上の木製の
通路の先に灯籠があり、
岬に見立てているかのよう。
早くも色づき始めたもみじも。
紫陽花、牡丹、菖蒲、椿などが
あるということですが、10月は
花があまり咲いてませんでした。
月漕亭の下には舟。使えるのかな?
明るい黄緑色が見えて笹の築山かと
思ったら違った。里の池の上流には
三段峡の三段滝をモチーフにした
三段の滝があり、14mと結構高い。
観月亭辺りからは池を見下ろせる。
シロガネヨシも佇む用倉新池の
水面が日差しでキラキラ。
日向は暖かいけど日陰は少し風も
あって寒かったです。内陸なので
朝はまだ冷え込んでるのかと。

空港から白市駅までバス。
車でしか移動できない空港だから
バス停も行列ができてるけど
白市駅方面の路線バスだけは空いてる。
白市駅に着いたらちょうど何台か
タクシーが待機してたのですぐ乗車、
仙石庭園へ連れて行ってもらいます。
この辺りも大黒鬼瓦ある!
大黒嵌ってるのは多くないけど
鯱載せたり派手な装飾の赤い石州瓦の
家屋が目立ちます。タクシー運転手に
聞いたら古い建物はみな赤瓦で、
昔は地元で瓦を焼いてたらしい。
丹後は黒だったけど広島内陸は赤
なのか。広島だからってカープ色
好んでるってわけじゃないだろうが
地域によって傾向があるのかな。
復路のタクシーは行きの運転手が
無線で予約してくれました。
お願いしてみても自分で電話しろって
言われることが多いからありがたい。
行きは白市駅から15分弱3180円。
帰りは西高屋駅まで8分1830円、
駅前工事のため手前の信号で下車。
白市駅の方がタクシー捕まえやすいが
西高屋駅の方が近くて安い。

仙石庭園では入園カードを買って
入場時に機械に差し込みます。
地元の医師が私財を投じ全国の石を
集めた現代池泉回遊式庭園。
ゴルフ場開発中止で余った良質の石を
引き取ったのがきっかけらしい。
庭石博物館として登録されており、
石の勉強になります。広いので
1時間弱だと駆け足で慌ただしい。
まずもみじ園や散策路で各地の石を
見比べる。やっぱ青石好きだなー。
阿波はなかったが伊予や祖谷や三波が
あった。確かに祖谷峡は青石だったね。
逆に赤玉石は毒キノコ見てる心地で
落ち着かん。わに池にはワニ石、
モアイ石、越前クラゲ石があるけど
これは石の種類じゃなくて形状。
伏龍湖という池には龍が伏したような
飛石と、不帰洞という伊予青石の
洞石組。亀島にも上陸できます。
途中予報外れの雨が降りびっくり。
イソヒヨドリ発見。
園内にBBQサイトがあってピザ窯
燃えてました。瞑想室もあったけど
宗教施設ではないとのこと。
仙神大滝は赤石などいろんな色の
石を使っててカラフル。
人口滝でも使う石の種類は普通
そんなに多くないので珍しい。
仙石湖という池に出て、富士山と
いう名の築山に途中まで上って
池を見下ろしてみました。
名勝とかじゃないので割と自由に
芝生に入れた。この池にも飛石が
あって乗れます。大名庭園を念頭に
デザインした庭園らしいけど
仙石湖辺りによく現れてるかな。
桔梗がまだ咲く神石殿は神社の
神木で造ったとのことです。
オパールが付いたアンモナイトの
化石などを展示、ラピスラズリ
なども販売。庭の写真の絵葉書と
石の一筆箋をいただきました!
一筆箋は県内の河原の甌穴石を
用いた向原手水石と、群馬埼玉の
白い石英が雲のようにたなびく
三波石峡紫雲石を選びました。

西条駅から歩いて福寿院円通寺。
新しそうな枯山水がある。
ブーゲンビリアや葉の黒い百日紅
みたいな花が日本庭園の周りに
咲いてるのが珍しいですね。
西条は酒造の町のようで、酒蔵の
通りを歩くと酒の香りがする。
見学もできるんだろうけど
下戸が行っても仕方ないね…。
酒蔵もまた打出の小槌の鬼瓦。
駅北口の寺も赤い石州瓦。

バスに乗ったら信号長いわ
渋滞に引っ掛かるわで全然進まん。
運転手もイライラしてた。
このルートは敢えて渋滞する道を
選んでるようで、前進んでるのに
よそ見してる車も複数いたので
普段から渋滞しやすいエリアと
思われますが、それならそれで
机上計算じゃなくて渋滞を考慮
した時刻設定をしないとさあ…。
結局13分遅れで到着。

心地いい風に吹かれながら
坂を上ってJICA中国の
レストランラコルトへ。
各国料理バイキング900円。
この日の日替わりメニューは
ケイジャンチキン(ジャーク
チキンから変更されてた)、
ゴンボ(カメルーン料理で
鶏肉とオクラの煮込み)、
チキンカツ、さつまいも入り
十五穀ご飯、コールスロー、
味噌汁。自家製デザート、
野菜カレー、フレッシュサラダ、
白ご飯は毎日共通とのこと。
飲物はコーヒー、紅茶、烏龍茶
があって、バスが遅れて熱い
お茶のんびり飲んでる時間が
なかったので冷たい烏龍茶に。
デザートは一口チョコババロア。
他の日も世界各地の料理が
あって面白そうでした。
土日より平日の方が充実してる。
職場の近くにあったら毎日通うわ。
ハラル対応。時間が遅めだったので
食事が残ってるか心配しながら
入店したけど、さつまいもが若干
少なかったくらいで問題なし。
バイキングで待たされないから
時間短くてもちゃんと食事に
ありつけるのがいい。
同じチキン料理でもゴンボは
優しい味でケイジャンは
スパイシー、どっちもありだね!
がっつり食っておく。

バス乗れない時間になったら
「東広島までタクシー移動して
新幹線」に予定変更&出費も
覚悟してましたが、帰りのバスも
渋滞に捕まったか定刻に来なかった
ので乗り遅れの心配無用でした。
いつ来るか分かるというQRコードが
あったので読み取ったら4分遅れ、
でも結局8分遅れで来た。
今度はバス定刻到着の20分後の
JRに乗り遅れるのではと不安に
なったけど、その後は行きと同じ
駐車場待ち以外はそこまで渋滞も
なく、最終的に9分遅れにとどまり
間に合いました。
バス車窓では梵字入り鬼瓦発見。
JRの車窓では赤瓦が多かったけど
本郷駅辺りから黒瓦率が上がる。
三原駅が近づくと石州瓦が
ゼロではないけど減る、というか
そもそも和風建築自体が減る。
常緑樹中心の山林もいいなー。
南からの日差しが嫌で左側に
乗ったら、糸崎付近で右側が
海の景色になりました。

尾道で下車して観光。
前回学習したので、トイレは
駅改札内で済ませて改札外の
小さくて混む方は避ける。
バスに乗りまずは浄土寺に
行きましたが、貸切で何か
イベントをやるらしく庭園の
拝観はできませんでした。
高台にあるので石段上らなきゃ
いけない代わりに海を少し
見下ろせます。

爽籟軒庭園が土日しか開いて
ないので尾道観光を土曜に
持ってきたってのもある。
見学範囲は茶庭と茶室明喜庵
(京都山崎の妙喜庵待庵の写し)
の外観で、本邸には入れません。
そのためすぐ見終わる。
紅葉の季節選んだ方がいいかな。
江戸時代の豪商橋本家の別荘。
スタッフに栗を拾っていいよと
言われたけど、流石に5日旅の
初日なので拾っても持ち歩けん。
重いし虫が出てきたら困る。

浄土寺と爽籟軒でほとんど時間を
使わなかったので、予定より早く
千光寺ロープウェイに乗ります。
ロープウェイって出発直前に
一度に客を乗せるのが多いけど、
ここは出発前から順次客を乗せて
いくスタイル。コロナのピーク時も
こうだったんだろうか?狭い車内で
密になる時間が長くなるけど。
千光寺公園の新しそうな展望台に
上って尾道の町を見下ろします。
夕日に照らされた瀬戸内海!
島の向こうにさらに小さい離島、
天気もいいので四国山地の山なみ
まで見える。予定どおりだと
暗くなってたと思うので
時間早まってよかった!
石に尾道ゆかりの小説や詩を彫った
文学のこみちを下り、千光寺にも
寄ります。般若心経が流れる。
絵馬ぎっしり。私はしなかったけど
鎖で上る岩もあったようです。

尾道名物の坂を下っていきます。
歩道橋で国道を渡りたかったので
適当ではなく地図を見ながら道を
選んで行きます。時に細道に入ったり
芙蓉咲き蘇鉄密集する寺を横切ったり。
金木犀や馬酔木が香る。猫5匹発見。
配達員さんが車の通れない坂を荷物
抱えて上っていくのを見ました。
住人よりもっと大変そう。
線路の上の歩道橋で何人もカメラ
構えてるので、珍しい列車が
来るのを撮り鉄が待ってるのかと
気になって見てたら普通の列車。
夕暮れとともに撮りたかったようだ。

Hinaで尾道焼き950円の夕食。
豚肉、砂ずり、いか天、卵、そば、
キャベツ、もやしが入った
お好み焼きでした。
豚肉といか天はいくつか入ってる
感じで、砂ずりと焼きそばが主役。
端の方、焼きそばのお焦げが
サクサクしてた!1個で十分満腹。
店員さんが焼いて提供します。
鉄板か皿か選べましたが
都城の土鍋で火傷したのを
思い出して皿にしました。
取り皿やヘラは広島らしく
オタフク印。子供の頃から
オタフク派なので歓迎ですが。
店員さんは2人とも女性で、
店内も清潔感がありました。
客は他に観光客の女性1人
だったので女性ばかり。
18:00過ぎの三原行き列車は
もう夜で海は見えず。
三原駅のホームにカープ列車が
停まってた。三原はタコの町
らしく歩道にタコの石像。

尾道のホテルは埋まってたり
高かったりしたので、三原の
スーパーホテルに宿泊。
変な宿に泊まるよりチェーン系
ビジホの方が確実だけどな。
ウェルカムドリンクで
リアルゴールド飲む奴。
歯ブラシやパジャマはフロント
前から持っていきます。
靴脱ぐ式の部屋だった。
机広いのとコンセント穴多いの
ビジネスホテルらしく便利、
トイレの上にタオル掛けが
あって届きにくいのと
エレベーター1台だけなの不便。
大浴場は暗証番号何度押しても
開かなくて、スタッフを呼んだら
入った客が内側からさらに鍵を
掛けてしまったのが原因らしい。
コインランドリーは洗濯200円
洗剤備え付け、乾燥無料。
乾燥機は最初時間が表示されない。
標準60分らしいけど45分後に
行ったらとっくに終わってて
服が冷えてた。待ってる客いたら
顰蹙買ってたかもしれん。

ブラタモリ見てたら秋吉台特集で、
タモリも山口県の集落で石州瓦の
多さに気づいてました。
普通真っ先に目が行くよね?
タモさんと私だけじゃないよね?
テレビでヒーリング音楽聴けた。
五感シリーズはいまいち好みじゃ
なく午後の眠りシリーズ聴いてた。
寒くて寝る前に暖房ON。
22:30過ぎに就寝。
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