Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

広島一人旅 3日目

2024-04-14 | 旅に出た
広島旅行3日目です。
カープカツは魚のすり身とイカ粉末を
カレー粉で味付けしパン粉で揚げた
おつまみでした。塩分多くて朝から
食うものじゃなかったな…。
いが餅はこし餡の餅に三色付き(黄色
桃色緑色)のもち米のイガが付いてる
和菓子。呉では秋祭りで食べる風習が
あるので運良く出会えた感じです。

呉駅から通学の高校生でいっぱいの
広駅へ。駅から大通りに出たところの
バス停からバスで下蒲刈島に上陸。
Suica使えないと思ったら使えて、
違うバスかと不安になって運転手に
確認したほど。安芸灘大橋渡って
見戸代(見戸代桟橋)で生活バスに
乗り継ぎ。バス待つ間に橋見てた。
梶ヶ浜海水浴場下車、まずは観松園の
朝鮮通信使記念庭園を訪れました。
ほぼ松と飛石とそんなに大きくない
石だけのシンプルな庭です。
寄港地を表現した庭で、飛石はその
足取りらしい。その後離島の浮かぶ
海や砂浜や山側の岸壁を見ながら
歩くもすでに日差しが暑い…。
9:00で24度あったようだ。
この辺キャンプ場らしい。

生活バスで吉川回漕店前まで戻り
茶室の白雪楼へ。江戸後期の建築で
京都から福山、竹原と何度も移築され
ここに至ったそうな。
茶庭は飛石と敷石が目立ちます。
茶室内には網代天井に箱階段、
2階の天井には蘇東坡の漢詩。
1階に下りたら抹茶と茶菓子を
出してくれました。干菓子と
ゼリー風の紅葉型の和菓子。

松濤園は旧木上邸陶磁器館、
旧有川邸朝鮮通信使資料館御馳走
一番館、旧吉田邸あかりの館、
復元蒲刈島御番所の4建築がある。
館内撮影禁止、庭は撮影可。
御馳走一番館前の庭では
朝鮮的な石人や羊の石像を配置。
朝鮮王朝風顔ハメ看板もあるよ!
あかりの館の前の庭は植木屋さんが
ちょうど整備してました。
蒲刈島御番所前に枯山水がある。
平日なので客が少なかったです。
バスの関係で1時間もないので
展示をゆっくり見てる暇なし。
あかりの館にある、西洋の
おしゃれなランプやフェアリー
ランプ、インドの鳥ランプや
モロッコの石ランプをのんびり
見たかったけど仕方ない。
なお、あかりの館は山口県上関の
江戸中末期商家を移築したもので、
漆喰壁の窓周りの模様が特徴的。
駆け足だったがとりあえず
朝鮮通信使がかなりのご馳走
用意してもらってたのは理解した。
瀬戸内海通って大阪までは水路で
来てたんですね。この旧有川邸は
明治中期の砺波の商家、屋根に石。
旧木上邸は海を望む観潮楼が印象的。
元は江戸末期の宮島の町家らしいが
移築した今は蒲刈大橋が見える。
中庭には簾が掛かって雰囲気出てる。

昆虫の館までは行く暇もなかったけど
私は一部の虫が苦手すぎて絵すら
見たくないんですよ…。子供の頃
昆虫図鑑も害虫の図がある植物図鑑も
読むのを避けて星座図鑑と気象図鑑
ばかり読んでたくらいです。その結果
高校理科では地学を選択(文系なので
物理選ばなくてもよかった)。
瀬戸内産交バスの三之瀬バス停の
位置は、地図サイトによっては呉市
生活バスの三之瀬中バス停の近くに
なってるけど、蒲刈大橋の真下が
正しいので注意。この路線バスは
生活バスと違い、海沿いの道では
なく高台の道がルートになってます。

午後は定番の宮島観光です。
バスと鉄道を乗り継ぎ、車窓から
海岸やマツダスタジアムを見ながら
広島経由で一気に宮島口へ。
都道府県駅伝の中継所のロータリー、
蘭陵王がいるのは平清盛が宮島で
舞楽を上演させたからだそうな。


島に渡る前に城山本店さくら庵
宮島丼2200円。牡蠣と穴子を両方
食える観光客向けメニュー。
今回の旅行は朝食バイキングや
おやつの魚肉ソーセージを除き、
海沿いなのに何気に魚介料理が
少ない(各国料理に走るから…)。
平日なのに待ち人数がすごい
有名店も見かけたけど、こちらは
ほぼ待たずに案内されました。
穴子好きだし味の付いた牡蠣も
美味しいですが、それぞれ方向性の
違う味なのでやっばり単品で食べる
方が正統かもしれませんね。
米の量はそんなにないです。
富山で養殖してる近大あなご
使用のメニューもあるらしい。
出ていく頃に宮島から帰ってきた
らしき観光客の行列ができてた。

フェリー料金に10月から入島税が
加算されるようになったそうな。
10月の平日にもかかわらず観光客
いっぱいいたが(連休とかどう
なっちゃうの)かなりの人数乗れる。
行きのJRフェリーは厳島神社の
鳥居に近づいてくれます。
この鳥居の修復まで広島旅行
待ってました。まだ干潮の時間
だったようで本殿手前に人々の姿。
Suica使えるの便利。
円安の影響か、とにかく外国人
観光客が多かったです。
土産屋の通りが人だかり。

日なたの海沿いは暑いので
木陰の紅葉谷公園を通ります。
途中親子の鹿も見かけました。
木漏れ日に照らされた鹿を
「神々しいな…」と見てたら
トイレしおった(笑)。
鹿は観光客の食べ物狙ったり
パンフレット食ったり結構
やりたい放題だったな…。
大聖院にも鹿がいて
庭園の草を食っとった。
この庭園が桃山期のもの?
清盛の顔ハメ看板発見。
境内いくつか仏殿やお堂があり、
お経の流れる地下室の遍照窟に
仏像が並んでて順に回っていく。
帰りは五百羅漢庭園を下った。

先に厳島神社回っておけば
よかったと後悔。
運悪く修学旅行の女子高生の
大群にぶつかってしまった。
撮影スポットも行列の上、
ポーズ悩んでなかなか譲って
くれないから諦めました。
団体ツアーもいて一番
タイミング悪かったみたい。
時間的にも干潮でも満潮でも
なく中途半端でした。
能舞台もあるのか。廻廊は
左右対称じゃないようだ。
本殿は人だかりすぎて結局
まともに残ってる写真は
外から撮ったもの。
鳥居も外から午後の日差しの
逆光で撮ったり松葉越しに
撮ったりしてました。
階段上って五重塔も見に行った
けど有料の千畳閣には上ってない。
外国人カップルが海で泳いでた。
秋なのに水着持ってきたんかい。
どこで着替えたんだ。

宮島を後にして宿泊先の岩国…
には進まず広電で広島へ戻る。
草津駅から海蔵寺。看板どおり
進むと本堂裏手の石組庭園。
青みがかった(赤銅色の方が後?)
地元の花崗岩石を使った
元禄年間の池泉鑑賞式庭園です。
石組は裏山の土留めを兼ねたもの。
原爆で壊れなかったんだろうか。
ここまで午前中は時間に追われて
午後は人混みに追われてたので、
夕方に静かな庭を独占して
ようやく落ち着けましたね。
蟹が池から出てきた。
今まで日本庭園で蟹を見た記憶は
ないな。亀はよく見るが。

予定より早く進んだので原爆ドームに
寄りました。チェコの建築家による
建造物だったらしいけど、逆にこの
ドームだけよくここまで残ったなあと
思います。中にいた人は全員即死
だったそうです。見学に来てた
半分以上が外国人でした。
平和記念公園に入ると今度は
修学旅行生がいっぱい。
平和記念公園前の都道府県駅伝
スタートフィニッシュ地点が目当て。
確かこんな背景だった!
あの辺ゆるキャラ並んでた!


近くのガウチョグリル2
初アルゼンチン料理。
南米料理自体いつぶりだろう。
広島名物食わない奴。
営業時間過ぎて店主不在で
しばらく待たされ、他の客は
「30分戻ってこないかも」と
別の店に行っちゃったけど、
待ってたらすぐ戻ってきた。
和牛アサード(塊肉炭火焼)
ハーフ1650円、マテ茶330円、
エンパナーダ2個660円
(チキン、ひき肉とチーズ)
をまず注文しました。
主食を頼まんのかと言われそう
だけど、エンパナーダの皮は
小麦粉で炭水化物なので
主食としてカウントした。
エンパナーダは皮が適度に
サクサクで香ばしかった。
チキンはトマトとハーブ味が
したかな?ひき肉の方もチーズが
過剰でなくさりげない。
トマトとみじん切り玉ねぎと
レタスのサラダ添え。
目の前でアサードの肉塊が
焼かれます。厚みがあるのを
じっくり焼くので時間掛かる。
さっきと同じサラダに
サツマイモも添えられて提供。
肉はパセリ入りオリーブオイル
っぽいの(チミチュリ?)や
トマト系ピリ辛ソースで食べる。
美味しいけどハーフじゃ量が
少なく明確に食い足りない。

ということで気になってたミラネサ
(ニンニクとパセリのチキンカツ)
935円を追加注文、予算オーバー
無視。「大きいが食えるか」と
聞かれたが、手で示された大きさは
そうでもなかったので追加。
飲食店で何度か聞かれたけど
女にしては大食いなの?
それとも見た目少食に見えて
店側が完食できるか気になるの?
もう1組来た客のチョリソー
焼いてるのを見ながら待ったけど、
チョリソーも分厚いので時間
掛かりますね。流石にミラネサは
鉄板では焼いてないです。
普通のチキンカツよりニンニクが
強いかな。衣もくどくない。
アルゼンチン料理というより
お店の特徴かもしれませんが、
料理が全般的に適度さを保ってる
のがよかったですね。
味が濃すぎるとか脂っこすぎる
とかがないから、飽きたり
胃もたれしたりもなく、
もっと食べたくなってしまう。
レモンが添えてあったので
掛けてみたけど、レモンの酸味の
裏の苦味が邪魔をした感があった
ので個人的には掛けない方が好き。
こっちのサラダはサツマイモの方。
これで満足したので会計、3570円。
酒も飲まずに1時間20分くらい滞在。

本通駅から遅延気味の広電、
夜の原爆ドーム前を通過。
横川駅から今度こそ岩国に移動。
岩国観光は翌々日だけど岩国泊。
ホテルの大浴場には21:00まで
打たせ湯があり、この日は女湯に
ブクブクした炭酸泉。
よく立ちくらむ低血圧は炭酸泉
控えろと書いてたの後で気づいた。
ラジウム泉は女子トークうるさい
客がいたので入ってないです。
コインランドリーは洗濯100円、
乾燥30分100円、洗剤2個200円。
洗濯安いけど洗剤高いし2個も要らん。
翌日リュックに入れると荷物になるし
しかも液体だと漏れが怖い。
洗濯機が1台だけ空いてましたが、
その上の乾燥機が残り75分と絶望的。
翌日早起きなのに…。平日なのに
5人も女風呂にいたし、他にもビジホ
ある町なのに意外と人気のホテル?
結局隣の洗濯機が洗濯物放置で
上の乾燥機空いてたので使わせて
もらいました。乾燥終わった後も
まだ放置してたのでこりゃ寝たな。

もう吹出物がいっぱい出るほど若くも
ないので、フェイスマスクした後は
強引にニベアで蓋して乾燥対策。
手洗いのたびにニベア塗ると手荒れも
防げるので旅行持ち物に追加しました。
弱々しい自然派ハンドクリーム塗っても
手荒れ止まらんのよね。ワセリン系で
がっつりバリアしないと。
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