Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

CLAMP展に二度行ってきた話

2024-09-15 | ちょっと外出
これまでブログではあまり書いて
なかったと思いますが、実は私
CLAMP読んで育ちました。
年齢が年齢なので当時読んでたのは
聖伝とかXとか初期の作品ですが。
妹がちょうどセーラームーン世代
でして、妹が買ってもらってた
「なかよし」を借りて読んでたら
レイアースに出会い、他の作家とは
画力が全然違うのでハマった、
というのが始まりです。

そんなわけで7年前のミュシャ展
以来となる国立新美術館に行って
CLAMP展見てきました。
2回行ったのは前期後期で展示される
カラー原画が入れ替わるためです
(白黒原稿は入れ替わらない)。
スマホなら白黒原稿撮影可(カラー
原画は不可、あと動画は全部禁止)
ということで充電100%にして臨んだ。
ローソンチケットで前売券買った方が
安いですが、ローソンチケットの
会員じゃなかったので現地で当日券。
いや会員になればいいだろって
言われそうだけど、ネット時代の今
ユーザ登録させられるものがあまりに、
多すぎて多すぎて、どれに登録して
どんなパスワード設定したかとか
管理しきれない(パスワード管理
アプリもあるけど、PC本体が故障
したらデータどうなるのかとか
アプリ自体狙われたらセキュリティ
どうなのとかが心配だったり)ので
登録は最小限にしたい。

前期は平日14時頃に行ったらほぼ
並ばずに入れました。後期は午後
病院に行く予定だったので平日
朝一番(開館10分前)に行ったら
行列に並び約25分待ちました。
展示場に入り記念レプリカチケット
を貰います。前期はさくら(CCさくら
の方)、後期は小狼(ツバサの方)
だったのでカップル成立した。
各コーナーがCLAMPをもじって
COLOR、LOVE、ADVENTURE、
MAGIC、PHRASEと名付けられて
いて、最初のCOLORがその名の
とおりカラー原画コーナー。
なので他のコーナーはほぼ撮影可。

客層はやっぱり女性が多いけど、
家族や恋人の付き添いではなく
見に来てる男性もいました。
若い男性は少年誌連載でファンに
なったのかなと思うけど、後期に
一人で来てたイケオジが何で
ファンになったのか気になった。
個人的なファンじゃなくて漫画
業界の関係者かもしれんが。
あと外国人も結構見かけた。
展示原稿の台詞日本語だけど。
実は海外進出してて、イギリス
出張の時にCCさくらのアニメを
テレビで放映してたの見た。
さくらの声が1オクターブくらい
低くて絶対「ほえ~」も
「はにゃ~ん」も言わないやつ。
最初入ったところの挨拶だけ
日英中韓4か国語表記だった。

入ってすぐのCOLORが一番混雑。
そりゃカラー原画堪能したいもん。
しかも展示が掲載順なもんだから
デビュー作の聖伝の精巧で美麗な絵
から始まってて、年齢的に聖伝
読んでないだろってファンも含めて
じっくり見入って列が進まん。
かく言う私もじっくり見入って
しまいましたが。特にカラー画だと
キャラが着飾ってることがあるけど、
聖伝はインドの神話が題材ってことも
あり、ちょっとしたアクセサリーまで
びっくりするほど細かく描かれてる
ので、1枚何分も掛けて見たくなる。
大きい絵もあれば、意外に小さくて
「この細い線どう描き込んだ?」
って絵もあってもう感嘆しきり。

並ばず自由に見ていいとアナウンスが
あったけど、並ばないと最前列で
間近で隅々まで見られないからね…。
生で見る価値があるのは生原稿
だからこそで、デジタルだけで
描いてる漫画家だとこうは行かん。
やっぱり一番人気はCCさくらだった
けど、さほど有名じゃない作品も展示
されてた(COLORは全作品あった?)。
Xの単行本背表紙イラストは1巻ずつ
キャラ1人が描かれてて順に並べると
繋がってる(ドラゴンボールの単行本
みたいなやつ)のですが、休載になり
「中止前18巻の哪吒の右側に封真の
髪が見えるけど封真の後は誰?
タロットに対応してるなら太陽、
審判、世界のあと3巻続きそうだけど
普通封真トリだよね?他に残った
主要キャラいたっけ?」と当時から
めっちゃ気になってました。
その絵が前期に展示されていて、
結果封真でおしまいでした。
あと1巻で終わらせるの無理そう
だったけど休載してなかったら
どうなってたんだろう。
後期には13巻裏表紙の星史郎と
対になったような、襖絵バックの
昴流のイラストもありました。

COLORコーナーで作品の簡単な解説も
添えられてたけど、残念だったのは
もこな作画作品と猫井作画作品の
違いが意識されてなかった点。
デビュー頃は前者だけで途中から
後者が出てきた(連載を重ねるにつれ
だんだん上達していくのが分かる)
のは古参ファンなら知っていますが、
特に2人体制になりたての頃は絵が
全然違うので、説明なく並べられると
よく分かってない最近のライトな
ファンは混乱するのでは…。
連載作品増やせたのは転機の一つの
ようにも思うので、きちんと触れて
ほしかったなと思います。

白黒原稿も見ごたえありまくり。
飛び散ったホワイトはCLAMP作品の
特徴の一つですが、本当に飛び散らせて
るので生で見ると厚みがあります。
トーン何枚重ねてるんだってのもあるし、
絵も切り貼りしてて夜叉王の髪浮いてる
のもありました。初期作品では点描も
手描きだけど比較的新しい作品は
スクリーントーン貼ってました。
CLAMP作品は重要なシーンで2ページ
ぶち抜き構図が多いから、展示も結構
それが多かったです。

LOVEは愛や恋のシーンを展示。
それゆえ最近のファンはあまり知らない
気がする「20面相におねがい!!」が
ちょこちょこ出てきた。逆にLOVEも
その次のADVENTUREもそんなにない
作品は全体的に展示少なかったような。
展示場所はバラバラだったけど聖伝の
乾闥婆王と蘇摩の死ぬシーンが8ページ
展示されてて、この2人は展示決めた
関係者の推しなのかな?ともちょっと
思ったり。前期はカラー原画もあった。
CLAMP作品はカップルが同性だったり
年齢が離れてたりいろいろで、近くに
いた女性客が「CLAMPで多様性を
学んだ」と語っていたくらいです。
女性どうしカップルならXの斗織と
紗鵺もないかなと探したけど、
PHRASEのコーナーで紗鵺の台詞が
出てきたくらいだった。

ADVENTUREは分かりやすく冒険してる
シーンに限らず古い作品から展示して
ました。Xで見たことないシーンが
あったけどたぶん休載直前かな。
昴流と星史郎の再会シーンは
たぶん上下順番逆だと思う。

MAGICは絵をデジタル化して
ディスプレイに流してるコーナー。
流れてるだけじゃなくてキャラが
まばたきしたりしてる。
聖伝の阿修羅と天王の絵もあったけど、
ポスターにいる割に天王のいる原稿
なかったような。まあ最後まで実戦に
参加しかったキャラで、重要そうに
思わせといて展開上思ったほどには
重要じゃないキャラだったかもしれん。
しかし彼はパパにもママにも似てない。
ママの胎内で遺伝子ごちゃまぜ疑惑
(いや神に遺伝子あるのか知らんが)
の先代阿修羅王とも微妙に違う。
阿修羅は確実にママ似だが。

前期で寄り損ねた主要作品1巻
立ち読みコーナーに後期は寄った。
聖伝1巻を久々に読んで「これ伏線
だったんだなあ」と今更気づく。
あとレイアースもパラパラ読んだ。
ザガートもっと切れ長だったような
記憶だったんだけど、低年齢向けの
連載だから他誌の切れ長キャラよりも
若干童顔な気がする(ガチで力入れた
コマだとシュッとしてることもある)。
第1部は連載読んだけど第2部の方は
最初の1話しか読んだことないので
(たぶん妹が「なかよし」買わなく
なったから)いつか通しで読みたい。
昔々「なかよし」付録のトランプが
家にありましたね。確かJQKの12枚は
カラーイラスト入りだったんですよ。
絶対親にとっくに捨てられてるけど。

PHRASEでは作品に登場する言葉の
一片を箱から1枚引けます。前期は
xxxHOLIC、後期はXが出てきました。
これはシールになっていて、いろんな
名台詞・珍感嘆詞・オノマトペが
書かれた会場の壁に貼るものらしい
けど2回とも持ち帰っちゃいました。
Xは嵐の「食べるということは生きると
いうことですから」で、私はその頃
過食気味だったので「私は生きようと
してるわけだな…」と(違う)。

IMAGINATIONでは作者インタビューや
キャラクター原案のスケッチ、
作品をイメージした和服などを展示。
DREAMには阿修羅とさくらが並んだ
描き下ろしイラストを展示。
阿修羅はデビュー作の主人公ですが
今の画風で描かれて相当キュートに。
35周年ということで、若いファンが
初期作品見たら驚きそうなほど
絵柄もだいぶ変わってます。
35年前の絵のままだと流石に今の
流行とは違うでしょうし、時代と
連載誌の読者層に合わせて絵柄を
変えてファンを拡大した感じですね。
また、細かすぎる絵を描き続けてたら
体力的に35年続けるのはキツそう。

ショップに入るには最初に手渡された
券が必要で、滞在30分制限があった。
タオルとかぬいぐるみとかアクリル
スタンドとかトレーディングカードとか。
トレーディング系グッズはオタクの
収集心をくすぐるので儲けが凄そう
だけど、買う側は沼に嵌るよね…。

前期は全コーナーしっかり見たので
滞在2時間半。後期はカラー原画中心に
見て他のコーナーはすっ飛ばし気味
(前期スマホで撮ってブレッブレだった
原稿は撮り直したりした)だったので
滞在1時間半ちょっとでした。
腰痛くなったけど滅多に見られない
原画見られて本当によかった!

前期の帰りには檜町公園に寄りました。
16:30過ぎても晴れて暑かったけど。
萩藩毛利家下屋敷のあった地、勿論
日本庭園目当て。迷いかけたが到着。
たぶん江戸時代当時をきちんと復元
した庭ではないと思う。滝作って
あったりする。青白いトンボが飛んでた。
綺麗な池じゃないけど六本木の都会に
水辺があること自体貴重か。
コメント

関西一人旅2024 5日目

2024-09-08 | 旅に出た
先週手つかずだった9月の旅行プラン、
方面決めて宿の予約まではしたけど
その後の観光計画がまだです…。
出遅れたのでバスツアー予約も
考えたけど、行ったことのある
観光地かハード登山しかなくて
結局いつもどおり自作。

さてGW関西旅行最終日。
朝食バイキングはこの日も野菜や
肉いっぱい取った。炭水化物は
クロワッサン1個と焼きそばくらい。
日替わりのご当地豆煮みたいなのが
あった。エレベーターはクラブか
部活の子供が「降りたけどやっぱり
乗るわー」みたいなことやったり
降りない階のボタン押して停めたり
するから、なかなか来ないし
なかなか1階まで降りない。
「エレベーターはテメエのおもちゃ
じゃねえんだぞクソガキがァ!」
とキレまではしなかったが。

JRに乗ったら米原で敦賀行きと
名古屋行きの特急しらさぎを
見かけた。新幹線敦賀延伸で
この特急も敦賀止まり。
車両がタバコ臭くなったんだけど
誰かトイレで吸ってるだろ。
雨予報で伊吹山は雲をかぶる。
山本山は低すぎてかぶるわけない。

木之本駅前は流石に昔と変わってる。
西口に平和堂があるのは変わらない。
東口に出て木之本地蔵院浄信寺に
行ってみたけど、あると書いてた
庭園が見当たらなかったです。
ググったら書院の裏みたいだけど
書院も閉まってるし、回れる道も
覗ける場所もない。残念ながら
秘仏公開期間は庭園見学できない
ようでした。コロナ禍前の情報だから
真偽不明だけど、縁日の日は書院が
休憩所になってて入りやすいとか。
雨も降ってきた。仕方ないので
北国街道宿場町の町並みを歩く。
ところで禄兵衛の木之本本店は
閉店したようです。
買うなら長浜か東京駅かネット。
まあ地元の和菓子屋というより
観光土産路線になったと思うし、
観光客少ない木之本より観光地
として成功して賑やかな長浜で
売った方がビジネスになるよね。

彦根まで戻って駅西口から
タクシー7分1300円。
彦根はレンタサイクルが1000円と
高いので、1回タクシー使おう
かなと(行きは駅で待機してる
けど帰りに使うと呼ぶのは面倒
だから行きで使う)。
旧彦根藩松原下屋敷お浜御殿に
行ってみたけど、特別公開
実は前日まででした…。
連休最終日だけ開けないの
紛らわしいな…。またも無駄足&
タクシー代無駄遣い。

当初予定にはなかったけど
気を取り直して玄宮園へ。
12年前に行ったことがある。
ここだけなら200円、博物館に
行っても天守閣行かないなら
セット券じゃない方が安い。
楽々園の滝石組だけでも何分も
見てられるけど、園内広いし
次の予定もあるので。
連休中なのに思ったほど観光客
いなくて写真も撮りやすい。
天気悪くなる予報だからか
みんな庭まで来なかった?
少し上ると城と池がよく見える
スポット、前回寄ったっけ?
モミジや松植えて終わりじゃ
なくて石組も見られる。
栗林公園までは行かんが
偕楽園よりランク上だよな?
もしかして庭園クオリティの
西高東低を認めたくなくて
三名園に偕楽園入れたのか?
園内ですれ違った子供が
ひこにゃん音頭を口ずさんでた。
「ひこにゃん、ひこにゃん、
ひこにゃんにゃん♪」ってやつ。
覚えやすいよね。

四番町スクエアで11:00から
ひこにゃん登壇との情報を見て、
折角なのでちょっと遠いが
行ってみることにしました!
着ぐるみの動くひこにゃんを
ついにリアルで見る。
可愛いと認めざるを得ないね!
左右にポーズ取ったりしてた。
30分見続けてると博物館か
ランチを諦めないといけない
ので(←そもそもお浜御殿に
行かなきゃよかった話)
適当なところで切り上げる。

夢京橋キャッスルロードで
ウクライナ料理店FAINAを発見。
見つけて、各国料理好きとしては
入らないわけにはいかないので、
時間早かったけど入ってみた
(博物館に行ってから戻ると
また歩くので)。朝食いすぎて
がっつり食えないのでウクライナ
セット1180円を注文。
ボルシチ(サワークリーム入り)、
ムレンツィチキン、ウクライナ風
マッシュポテト、特製ハーフ
エッグのワンプレート。
ボルシチは野菜の旨味出てる。
具はキャベツ、人参、ジャガイモ、
赤パプリカだったかな。
ムレンツィは焼目のついた
クレープみたいな少し甘い生地に
チキンが包まれてて美味しい。
マッシュポテトはほんのりバター味。
ゆで卵は黄身をバラのように変形…
してるだけじゃなくて塩味付いてた。
ウズバル400円をコールドで追加。
ドライフルーツをブレンドした
ドリンク。メニューには琥珀色と
書いてあったけど赤かった。
ラズベリーが強い気がするが
確かに単一じゃないような。
氷の中に何か実っぽいの見える
けど氷が邪魔して食えん。
もしストローあったら
ピンポイントで吸ってたが。

全体的に彦根ってホテルも
飲食店も観光客に強気で、
それでいて長浜ののっぺいうどん
とか焼鯖そうめんみたいな珍しい
ご当地グルメの面白さもあまり
ない(かといって隣の米原は
大げさではなくマジで店がない)
んだけど、手の出ない値段じゃ
ないしウクライナ料理いいね!
東欧料理店で経験上ありがちな
塩対応な接客もされなかったし。
予定してたものに出会えず
予定してなかったものに
出会える日でした。

実は庭があると聞いて彦根城
博物館へ。小学生の頃に一度
行った記憶がある(それも
親が面倒がって一人で)けど、
庭の方を回った記憶はない。
江戸初期の風俗を描く有名な
国宝の風俗図を公開、撮影も可。
この頃から遊女が髷を結い始めた
ことが分かります。遊女は当時
ファッションリーダーな面が
あったらしく、その後遊里以外
にも女性の髪結いが広まる。
続いて井伊の赤揃え。能面や
刀などの展示は私が子供の頃に
行った時にもあったような。
能舞台があったかは覚えてない。
庭は木造棟にある。最近適当に
作ったのじゃなくて復元したもの。
建物そのものが江戸後期の表御殿
奥向(表向が政務の場、奥向が
藩主の生活の場)を中心とした
復元だったりします。奥座敷には
藩主の居間の御座之間、藩主が
くつろぐ御亭、賓客用の御客座敷。
庭は御座之間から鑑賞・回遊でき、
枝垂れ桜や蘇鉄、手水鉢や雪見
灯籠は古絵図から判断して配置。

ここでは靴袋は持ち帰らされます。
前に使った人の靴がどこ踏んだか
分からない中古の袋も不衛生
だけど、食べ物やハンカチの入った
鞄に靴を入れた袋を突っ込んで
持ち帰るのも不衛生に感じる…。
12:30から火縄銃実演らしいが、
見てるとJRに乗り遅れるから
待たずに駅へ向かう。
朝に米原観光、午後に彦根観光に
した方が土産買いやすかったな。

お次は名超寺平等院庭園。
路線バスだとバス停から片道30分、
あとは田村駅からレンタサイクル
って手段もありますが、雨なので
米原市コミュニティタクシーの
まいちゃん号で市外(市外連携
6経由)に出るルートにしました。
市内は一律800円、市外は通常
タクシー料金(目的地は長浜市)。
米原駅からずっと普通のタクシー
利用するよりは安くなります。
リクエストが複雑になるので
(おまけに目的地も説明しづらい)
メモ取りできるよう、出先では
なく前日ホテルで予約しました。
市内から市外は通常の毎時0分か
30分の出発になりますが、
市外から市内だとそうではなく、
今回の場合通常の10分前(市内
からの遠さによるかと)の
出発時間を指定されました。
さらに米原駅から目的地まで
最短時間で行けるかというと
相乗りなのでそうは行かず、
通常約15分のところ今回の場合
所要30分と言われ、復路は
滞在時間が確保できる時間帯に
しました。これを出先でやると
予約した時刻をメモできないし、
通話時間が長くて観光に支障が
出る(or公共交通機関乗車中に
通話して顰蹙を買う)から、
先に予約しといて正解でした。

彦根では雨に降られなかったが
米原駅降りたら雨と風。
駅東口から13:00のまいちゃん号
で15分800円+1000円、名超寺
平等院庭園を訪れました。
無人の寺のようでしたが、
この庭園は小さいながらも
綺麗に整えられてました。
雨に濡れた苔の明るい緑色と
池の深い緑色の組合せが素敵。
石やシダが池を取り囲む。
入れないので入口の柵から覗く
だけ(軒でちょうど雨宿り可)。
反対側も砂の上に石を配置してて
庭っぽい感じになってます。
周囲も歩いてみた。円光院跡の
庭は手入れされておらず、
観成院の庭はすっかり荒廃。
名超寺は青もみじと雨のお堂の
雰囲気がよかった。今となっては
面影がないけど、昔は院坊の多い
天台宗寺院だったそうな。
後鳥羽神社まで行って戻る。

相乗りがいなくて目的地まで
30分も掛かるわけないし、雨の
長居に適した場所じゃないし、
帰りのまいちゃん号は電話して
当初より30分早めた。ギリギリ
変更可能なタイミングだった。
13:50のまいちゃん号で約20分
800円+1000円で多和田7停留所、
ここはローザンベリー多和田。
市外連携6経由で指定してたが
運転手に市外連携7が正しいと
言われ、しかしメーターどんどん
上がり市外料金1500円になる。
7の方が多和田までの最短ルート
かもしれないけど、市外距離が
長くなって追加料金が高くなる。
行きは市外連携6経由で市外料金
1000円だったんだけどと話したら
無事1000円にしてくれた。
最初から指定どおりの経由地で
行ってくれたらなあ…。
その結果高くなったら客の
自己責任だから文句言わんよ。

雨はやんだ。17:00の米原行き
バスでも新幹線に間に合うので
そのつもりでいたけど、15:15の
バスに乗って彦根に戻って土産を
買うことにした。というわけで
ローザンベリー多和田を1時間で
回ってみたが、高台にあった
ひつじのショーンのファーム
ガーデンは駆け足になった。
まあ作品知らんから別にいいが。
ちなみに本物の子羊もいたらしい。
ガーデン「バラと宿根草の庭」が
目当てで、クレマチスが見頃。
咲く時期こんな早かったっけ?と
気になったが冬以外は割と咲いてる
花らしい。バラは一部咲いてて
香ってたけど全体的にはまだ先。
柵や小屋は西洋メルヘンなデザイン、
水玉の傘差してるのだけは地蔵。
天気がよくないので混雑は比較的
ましだったけど、ファミリー、
カップル、老婦人と客層広い。
SNS映えするからか男友達だけで
来てるケースも。ローザンベリー・
マナーは、英国のマナーハウス
(中世以降の地主の邸宅。マナーは
manorでありmannerではない)を
模した建物。イギリスの古いバス
置いてあったし、ひつじのショーン
もイギリスのアニメのようだし、
イギリスをイメージした観光施設
なのかな?キャンディガーデンは
お菓子の庭で子供向け。
フェアリーガーデンは妖精の家や
レストランやカフェで、妖精用と
いうことで小さいので頭上注意。
童話みたいですね。教会もあった
けどブライダルで使うっぽい。

時間が余ったので、彦根に行く
前に米原駅から歩いて青岸寺
行ってみた。こちらも2回目。
以前は快晴の日に訪れて
眩しすぎて見えづらかったので、
雨で日差しの少ない日だとどう
見えるのか気になりました。
玄関前の見事だったイワヒバが
減ってた。注意書きからすると
盗まれたんだろうか。
寺に入ってから雨が降り出した
けど、ここ天気悪い日の方が
いい庭だわ!苔も元気になるし。
書院にも上がれ、こっちでは
窓ガラス越しではなく見られる。
窓ガラスがあると後方のランプや
おしゃれな盆栽が映るから、
窓がない方が見やすいですね。
降り式井戸(手を洗う時に身を
屈めさせる。また、雨が多いと
この井戸から庭に水が流れ
池泉庭に変わるそうな)や
キリシタン灯籠の説明書き。
改装してカフェをやってて、
前に訪問した時にはなかった
カウンターや座席があった。
新幹線の待ち時間にカフェ
利用するのもいいかもね。
庭が上下対象に映るテーブル
こちらにもありました。

雨に濡れたくないので彦根駅前
の観光案内所でお土産購入。
彦根から米原まで乗ったこと
ないなと思い、近江鉄道で米原に
戻ってみました。JR190円に
対して310円と高く着くが。
これで近江鉄道乗り潰せたか?
まーた乗り鉄みたいなことしてるー。
トンネル入ったり竹林抜けたり
JRと景色違うね!

まだ時間あるけどやることないし
45分前に新幹線の改札入ったら、
待合室の座席ラスト1席空いてて
滑り込み。北陸新幹線がなかった
頃よりは混雑ましかもしれないが、
米原駅は狭すぎるんだよなあ…。
連休最終日だから余計人が多い。
こだまが来て多少入れ替わったが
すぐ埋まる。コロナ禍で間隔
空けさせてた時はもっと酷かった。
しかし20分前になり待合室が空く。
たぶん自由席の客がホームに
並び始めたと思われる。でも
「自由車混雑してるから指定席
11〜16号車のデッキ使え」と案内。
名古屋で降りる客が多少いること
考えると、東京まで行く客は
1〜5号車で立ってた方がワンチャン
名古屋から座れそうだが、その立つ
スペースすらもないのだろうか。
のぞみ全席指定化でひかり自由席に
流れ込みそうだと思って指定席
取っておいてよかった!
荷物を車内にしまえとか奥へ詰めろ
とかアナウンスがあったけど、
デッキそこまで混んでるの?
名古屋で空席出たが豊橋で埋まった。

最終日うっかり見られないところに
行ってしまってしくじったけど、
前から行きたかったところや
お気に入りの庭に結構行けたし、
むしろ食体験の方で満足できました。
関西に何しに行ってるんだって
ツッコまれそうだけど、各国料理の
イスラエル、スリランカ、チュニジア、
イスラエルにありつけたからね!
一番未知の体験ができたのは
鮒ずしカルボナーラだったけど。
何でも値上がりしてるから、以前
空路で遠方行った時と同じくらいの
旅行費用になっちゃった…。
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