Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

関西一人旅2024 1日目

2024-07-20 | 旅に出た
GWは関西に行ってきました。
主に特別公開の寺院や施設目当て。
連休前の平日に仕事休んでスタート。

例によって始発に乗って新幹線内で
ウトウト。京都の朝は寒かった。
一日の寒暖差でかいやつ。
叡電に乗ったら二ノ瀬駅の手前に
もみじトンネルがあり徐行運転。
晴れてるので新緑が鮮やか。
二ノ瀬は山あいで空気が綺麗、
ただし街中より寒い。

最初は10:00に予約してた白龍園。
事前予約制で時間帯は10:00、11:00、
12:00、13:00から選択でした。
向かいの河鹿荘で受付、入園料1600円。
江戸末期の杉皮葺の建物で囲炉裏がある。
叡電の本数少ないから仕方ないけど早く
着きすぎた。この時間帯3組だけ。
紅葉時期に比べると予約取りやすい。
名前の由来は白髭大神と八大龍王を祀る
祠があるため(この祠だけは撮影禁止)。
会社の創業者が山を一から開発し、
かつて信仰されていた山の祭神を復活
させたとのことです。苔は植えたものでは
なく自然のものなので踏まないでと。
柵がないから景観がいいね。
いつも5月ってこんなに苔がいきいき
してたっけ?それともここの苔だけ特別?
あずまやがいくつもあり、屋根の中央だけ
網代天井にしてたり凝ってました。
カンアオイの葉をかたどった窓のある
彩雲亭、その隣の最も大きな鶯亭、
小川の石垣の上に土台が組まれた龍吟亭、
苔の中の飛石を渡って入る清風亭、
階段を上り小高いところにある福寿亭。
モリアオガエルの卵が入口のカキツバタの
咲く池とメインの池の上に産み付けられ、
祠の近くではカエルの鳴き声がよく響く。
この時期に咲いてる花はシャガのほか、
終わりかけだったけど薄桃色のツツジ。
歩いてたら体が温まってきた。
帰りは二ノ瀬駅に入る道が分かりづらい。

11:30開店を待ち出町柳のイスラエル料理
ファラフェル・ガーデンへ。3回目かな?
2階の道路側カウンター席に案内された。
その後から数組来ました。
ファラフェルサンドとフムスサンドの
2ピタチョイス1700円を注文。
両方ヒヨコ豆。流石に前より値上がり。
2つ頼むより多少安いが具が若干少ない
そうだけど十分な量だった。
ケバブサンドみたいにピタに具を挟む
だけならそんなに時間掛からないかなと
思ったがちょっと待った。
ヒヨコ豆とスパイスが中東らしいね。
スパイス強くてヒヨコ豆が押されてるが。
それぞれサラダも入っててヘルシー。
会計時に、レジに会ったゴマのお菓子の
ミニハルワ150円も買いました。
後で食べたらゴマのキャラメルって感じ。

祇園四条駅で降り正伝永源院の特別公開。
建仁寺塔頭の正伝院と永源庵が統合した
お寺です。織田有楽斎の墓がお出迎え。
永源庵の方は細川家菩提寺とのことで
細川元首相の襖絵もありました。
禅寺ということで庭の池は心字池で、
杜若と睡蓮が咲いてた。手前は白砂。
有楽斎ということで犬山にあるものと
同じように造った如庵が庭の一角にある。
実は元々は正伝院にあったのが犬山に
移築されたそうです。
中国人男性2人が袴姿+帯刀で現る。

建仁寺塔頭の西来院も特別公開。
門入ってすぐの場所でコーヒー売ってて
(どうやって車を入れたんだろう)
みんな飲んでた。寺の内部って普通は
飲食禁止なので珍しいイベント。
コーヒー買うと拝観料割引。中国人
はじめ外国人が多かったけど、特別公開
情報どうやって入手するのかな?
入口の苔と石の庭のほか、竹の坪庭
(インスタ映えしそうな花を敷き詰めた
水鉢などがあった)と、奥には砂と苔に
よる曲線的な枯山水庭(椿咲いてた)。
2028年の開山750年遠忌を前に本堂と
庭園の改修をしたとのことで比較的
新しく、綺麗に整備されてました。
龍の天井画と獅子の金屏風画は中国人
女性アーティストによるもの。
仏壇以外は撮影可。蘭の寺とのこと
ですが、蘭の季節じゃないので水鉢
以外に蘭の花は見かけなかったような。
人が多くて子供も駆け回ってたりして
あまり落ち着かなかった…。
なおこの日祇園近くで水道管が破裂し
10m水が吹き上がったらしい。
12:30頃建仁寺の近くだからちょうど
その辺にいたはずだが気づかなかった。

京阪と近鉄で一気に大和郡山に移動、
近鉄郡山駅から町家物語館(旧川本家
住宅)へ行きました。入館無料。
大正期の3階建て町家建築で何と遊郭。
だから裏通りにあるのか。
出格子窓で外からは見えにくい。
まあ見えてほしくないよね。
そして下の階ほど格子の目が細かい。
遊郭廃業後は下宿を営んだらしい。
雛飾りは段飾りではなく寝殿造り風で
五人囃子が入りきれず一人外に追放。
2階や3階にはお仕事用の部屋が
並んでましたが、用途が用途だけに
最低限の造りと広さ…。
日のあまり差し込まない中庭、
シュロチクがかっこいい。
その奥に座敷と奥庭。
座敷から見る中庭がよかった。
遊客名簿も展示、記録されるのか…。

時間が少し余ったので近くにある
箱本館紺屋にも寄りました。
入るだけなら無料。
金魚の町ということで金魚を飼ってて、
金魚柄の帯や壺(金魚鉢?)も展示。
藍染め体験もできるとのこと。

近鉄には戻らずJR郡山駅へ。
次の目的地は海住山寺でした。
しかし奈良線が人身事故で運転見合わせ。
私の乗る加茂行きは動いたけど、ダイヤ
乱れの影響で7分遅れで加茂駅到着。
加茂駅のタクシーは事前予約できず、
駅にいる車に乗ってくれとのことだった
けど、西口降りてみたらタクシーいない。
東口かよと思って回ってみたがやっぱり
いない。もう一度タクシー会社に電話
したら時間掛かると言われた。
16:00過ぎてもまだ来ない。
駅から寺まで10分以上掛かるので
これでは16:30閉門に間に合わない。
結局タクシーキャンセルして諦め。
路線バスで帰れる平日に組んだのに
無駄足、これならこの日は京都回る日に
したら連休の最中の混雑避けられたのに。

奈良駅から春日大社方面のバスに
乗ろうとするも、外国語の表示が目立ち
日本語が目に入らず行き先が分からん。
もはや日本人より外国人観光客向け。
まあ時間余ってるから急がないけど。
鹿がいっぱいいる原っぱや
夕日が逆光になる浮見堂を経由して
夜も開いてる瑜伽山園地へ。
「ゆうがやま」と読む。
大阪の財閥山口家が近代の文化人達と
交流したという庭園遺構を復元、
令和2年から公開してるそうな。
柵を引いて入るが外国人観光客が
分からなくて立往生してたので
入ってみせた。つい最近の復元なので
全体的に新しく、植物の成長あるいは
味わいみたいなのはこれからだと思う。
一番上の方は庭をちょっと見下ろせる
程度で特に何かあるわけじゃないので、
池と茶室とあずまや周辺を見れば
十分だと思います。

スリランカ料理のラサ・ボジュンに入店。
スリランカ音楽じゃなくてラテン
ミュージックが流れてたような?
ポークのコットゥ1200円を注文。
ロティの入った炒め物。
小さく刻んだロティは見た目ポーク色
だけど食べてみると肉じゃない(当然)。
キャベツ、ネギ、人参、ハーブらしき
葉っぱ、微量の卵を確認、キュウリ添え。
そのままでも十分スパイシーだけど
シャバシャバなカレーグレービー付き。
掛けるともうちょい辛くなるというか
味が濃くなり、ロティ入ってるのに
ライス欲しくなる。味が濃いので
一人で食べきるよりシェア向きかな。
十分満腹だけど別腹デザートに
ワタラッパン450円を追加しました。
RAIONKUNガラス食器にて提供された。

ヤシの樹液から作った黒糖、ココナッツ
ミルク、卵、カシューナッツで作った
焼きプリンに似たお菓子。ココナッツの
粒がまぶされ、食感は確かにプリン。
黒糖がプリンにおけるカラメルの役割を
果たしてるのかな?ヤシの黒糖は
普通の黒糖と何が違うかと問われると
ココナッツが強くて分かりにくいが。
欧米系外国人観光客が2組いて
「日本に来てスリランカ料理食うのか」
と少し驚いたけど、まあ奈良に来て
スリランカ料理食ってる(しかも偶然
流れ着いたんじゃなくて当初から予定)
私も人のこと言えないね…。
ただ店員は日本語より英語の方が
通じやすそうなので外国人でも問題ない。
黄昏の猿沢池のほとりを通って
近鉄奈良駅へ。

GWは昨年の鹿児島旅行に引き続き
2年連続東横インに宿泊。
たぶん値上がりが少ないからだな。
アパとか休日料金全然違うもんな。
どこに行っても壁が薄いのが難点だが。
コインランドリーの洗剤30円は
フロントではなく自販機で買う。
ちなみにこの日は待ち時間なし。
連泊だと清掃しないやつだった…。
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