Gikuri

ギクリのブログ。たまに自意識過剰。

群馬一人旅 4日目

2019-01-12 | 旅に出た
駅伝記事挟んで間が空きましたが群馬旅行最終日です。
高崎駅に湘南新宿ライン停まってたけど
高崎から小田原って遠いな…関東の端から端じゃん。
ニューイヤー駅伝の地から箱根駅伝の地へ(笑)。
そういや高崎駅の電車の行き先方向幕でたまに背景が
白じゃなくて黄色や水色のがあるんだが何だろう?
と調べたところ、下り列車では背景色に路線ごとの
ラインカラーを使ってるらしいです。両毛線が黄色で
上越線が水色。高崎駅路線多くて混乱するしね。
安中駅前にアニメに出てきそうな古い大工場があって
後で調べたらカドミウム公害起こしたらしい…。

最初の訪問先は史跡五料茶屋本陣。
西松井田駅から暑い日差しの中ひたすら中山道などを
約30分歩きます。日傘あってよかった。
途中可愛い犬に追われたり金剛寺という彼岸花の多い寺を
見つけて寄ったり。南側には岩がちな妙義山が見えます。
史跡五料茶屋本陣には開館9:00直前に到着。
中山道にある江戸時代の名主屋敷です。
ガイドのお母さんがお喋りで、9:40に予約済みのタクシーの
時間までに帰してくれるのか心配になるほど(笑)。
帰りに冷たい麦茶もいただけて助かりました。
お西とお東の建物がありお東は分家だそうです。
殿様や明治天皇が休憩したらしくいずれも上段の間あり
(上段の間に近いところから籠を下りられるようになってる)。
お西は2階が展示室、表に妙義山借景の白砂の庭、裏に瓢箪池。
お東は1階のみ公開で馬屋はこっちの方が広い。
土間に風呂があり夏は竹簀敷いてお湯を浴びただけだったとか。
冬は寒いので風呂桶に浸かったそうです。
植物は葉の長い大王松、濃いピンクの花のオオケタデ
(地元では「赤まんま」と呼ぶらしい)や萩の花、
植えた当時は珍しかった洋梨などがありました。
涼しいところと夏場暑すぎて蚊も死にそうなところしか
歩いてなかったからか3日目まで蚊に遭わなかったけど
流石にここに来て蚊に遭遇(笑)。

史跡五料茶屋本陣の駐車場からタクシーで5分1810円、
妙義神社へ。御殿は見学不可でしたが後で見晴らしのいい
本殿近くから庭を上からチラ見。
波己曽社は最近塗り直したのか鮮やかな外観。
男坂は急な石段なので女坂を上りました。
黒漆喰権現造の本殿は上毛の日光と称されるらしく
彫刻が立派。本殿裏には天狗社があるほか石が三つ見えた。
唐門の前で記念撮影粘られると通れんよ…。
帰り男坂から下りようとしたけど、ただ急なだけでなく
ゴツゴツした石で手すりもなくつまづきそうだった
(江戸時代のままを保とうとしてるらしい)ので怖くなって
結局女坂から降りました(汗)。
何で昔の人はもっと平らな石を使わなかったのかな?
あまりツルツルすぎる石でも雨の日滑るけどさ。
妙義山の白い「大」の字は妙義大権現の大らしい。
ぐんまちゃんの工事看板を発見。重機乗ってる絵が可愛い。


道の駅みょうぎで早めの昼食。冷たい天ざるうどん650円。
天ぷらは玉ねぎに桜えびをまぶしたもの。
薬味のネギ地元産だったりするのかな?
観光案内所の女性に乗合タクシーの停留所(東雲館の近く)
を聞いたら聞いた以上のことがいっぱい返ってきた。
どうやら「かかあ天下」の県のお母ちゃんは
お喋りなようだ…事例たったの2件だが。

これまた乗客私だけの乗合タクシーで富岡駅まで移動。
駅にはタクシー乗り場があって常駐してます。
10分1720円で楽山園。富岡といえば世界遺産の
富岡製糸場ですが、あえて庭行くところが私らしい(笑)。
織田信雄を初代とする小幡藩邸の名勝庭園。復元のようです。
江戸期大名庭園らしい、昆明池を中心とした芝生の明るい
池泉回遊式庭園。ということで日陰が少なく暑い!
この日雨でもよかったから谷川岳で晴れてほしかった…。
何度か五角形の腰掛け茶屋や梅の茶屋という四阿で
日陰に避難。畳に上がって休める梅の茶屋の案内には
「殿様・姫様気分で庭園風景をお楽しみください」と。
庭には所々青石があります。女郎花やすすき、南東庭園の
小川にはピンクの睡蓮。バッタやトンボも。
庭外の資料室(拾九間長屋)近くの餅つき銅像がコミカル。
資料室には館を含めた復元模型。この日十五夜ということで
お月見会のセッティング中で、作業員が木陰で寝てた。
庭以外では御殿の区画を地面に示してました。

行きに乗った時に予約してたタクシーで上州福島駅へ。
10分1990円(迎車料金含む?)。上信電鉄で高崎駅に戻り
バスに乗ります。高崎市役所前のニューイヤー駅伝
1区ラストのカーブのところを通過しつつ洞窟観音へ。
洞窟の中は涼しい!通年17度前後らしいです。
バス停から坂上ってきた汗が引きます。30体以上
あるらしい観音像、観音様ってこんなに種類あるのか。
下を白砂の枯山水の渓流にしてるような穴も。
50年を掛け人力で400m掘って、浅間山の溶岩などの石を
運んで張り付けたとか。防空壕にもなったらしいです。
続いて徳明園へ。亀に乗った浦島太郎の銅像(観音像と
同じ作者)のある浦島の池を中心とした回遊式庭園。
洞窟を掘って出た土を盛ったとか。赤石は下仁田産。
石庭は未完成だったのを最近新しく造ったらしい。
苔庭は苔を枯らさないためか四方から霧を吹き出してて
(ついでにキノコも生えるほど)、光が当たると
幻想的ではあるけど見えづらかった(笑)。
帰りの時間帯は霧が出てなかったのでもう一度見た。
併設の山徳記念館は洞窟観音と徳明園を造った
呉服商の山田徳蔵ゆかりの資料や風刺漫画を展示。
そんなわけで洞窟観音は実はお寺じゃありません。
池も林もあるので蚊が多くて1か所刺されました。
でも9月の旅行で1か所で済むのは少ない方ですね。

反対側のバスに乗ると駅伝でお馴染みの農大二高まで
行くようでしたが、遠回りになるので乗りませんでした。
駅伝常連校は旅行のついでに何度か見に行ってますが、
途中下車したり大きく道を外れてまでは行かないですね…。
高崎駅に戻って駅ビル内イーネキッチンで米粉スパ。
ごちそうナポリタン1100円にしました。
米粉のフォカッチャとサラダ付き。具は赤黄のパプリカ、
ナス、ズッキーニかな。麺はフォーみたいに固くないし
普通のパスタよりも少しうどんに近い食感?
付いてきたフォカッチャはもちもち感あり。
店内は木っぽい感じの欧米民家風。ソファ席もあったかな。
ある程度作り置きしてそうなメニューだし客3組くらいしか
いなかったけど意外に時間掛かった。スタッフ少ないのかな。

十五夜の満月見ながらさよなら群馬。
相変わらず山行く日は天気が崩れますが(山だけ天気崩れるとか
でもなくその日は平地でも崩れる)これも運命と諦めます…。
台風来なかった&灼熱の地群馬で熱中症レベルまでは
気温上がらなかっただけましと思わねば。
行こうと計画しつつ長野優先で後回しになってた群馬に行けました。
玉原湿原が意外によかったかな。群馬県内は他にチャツボミゴケ
公園や、火山活動が収まってきたら白根山方面も行きたいですね。


《写真ブログ記事》
群馬県・安中 史跡五料茶屋本陣
群馬県・富岡 妙義神社
群馬県・甘楽 楽山園
群馬県・高崎 徳明園
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