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「ワンランク上のミステリーツアー」の旅 第1日

2012年12月17日 13時34分22秒 | 旅行

名古屋からバスで出かけるミステリーツアーに行って来ました。
ミステリーツアーの魅力は目的へ到着するまで何処に行くのだろうと言うハラハラ感と、どんな所に連れて行ってくれるのだろうという期待感。そして目的地を推理する面白さがあります。
今回のツアーのヒントは●●業で栄えた街並みと、城下町●●を地元案内人がご案内となっていました。
パンフレットに酒造場のような写真が小さく載っていましたので、兵庫県の竜野市辺りへ行くのではないかと予想していました。そして散策する城下町なら赤穂辺りと思っていました。
参加者は41名です。名古屋駅西口で乗客を乗せたバスは東名阪に乗ると、西へ西へと向かいました。


名古屋駅西口 ― 名阪上野ドライブイン ― 紀ノ川SA ― 湯浅醤油 ―  

湯浅伝統的建物保存地区 ― 和歌山マリーナシィティ ロイヤルパインズホテル ―  

ホテル到着後、自由行動となったので和歌山マリーナシィティのポルトヨーロッパと黒潮市場に行き、最後は黒潮温泉で入浴して来ました。 


着いたホテルは、ワンランク上のミステリーツアーと銘打っているだけにリゾート地のホテルみたいな素敵なところでした。窓の外からヨットハーバーが見え、気分は南イタリヤへ来たような感じでした。


バスのフロントガラスに貼って有った「ワンランク上のミステリーツアー」


バスは東名阪自動車道をひたすら西へ西へと走りました。
客を飽きさせないガイドの喋り。
奈良方面と南紀や伊勢へ向かうジャンクションの分岐ポイントでは、どっちに向かうのでしょうと皆に投げかけ、ワクワク感をあおられました。


紀ノ川SAでお昼の休憩を取りました。
各自で自由に食事を取るとのことでして、私たちは紀州てまりと言うレストランで食事を取りました。

添乗員が行き先を明かしませんでしたが、工場を見学すると話していました。
この先で見学できる工場。
湯浅の醤油工場ではと思いましたが、正解でした。


カミさんは和歌山ラーメンと半チャンセットを注文しました。
スープを一口、貰ったのですが、サバ節やアゴ節の味がしっかり伝わってきました。



私は彩ちらしのセットです。イカやマグロが乗っていました。
右のそうめんは麺に梅肉が練りこんであるのでしょう。少し、ピンク色をしていました。
梅の味は少しだけしました。


SAの中でソフトクリームの売店が有りました。
じゃばらソフトと言うソフトクリームです。
珍しいミカンの原木からのもので、ユニークなミカン味でした。


ミカン味のソフトです。


次に、高速道路を下りて湯浅へ向かいました。
湯浅町に入り、着いたのが湯浅醤油の工場です。
見学で工場に向かいます。


工場に入り、責任者の人から説明を受けました。
湯浅が醤油の起源でここから千葉県の銚子や野田へ行った人がそちらで醸造業を始めた。
キッコーマンやヤマサ醤油がここから分かれていった人たちだと説明しました。
湯浅の醤油工場は、最盛期には92社有ったそうですが、廃業や転業するところが有り、今では4社が続けているだけだそうです。


自社で生産している醤油の味を試させてくれました。
左の壁に貼ってあるのはスマステーションで取上げられたのでしょう。


醸造場の樽を特別に撮影させて貰いました。
何年も寝かせてから出荷となります。


次は、湯浅伝統的建造物群保存地区に行きました。
ボランティアの案内人が案内しながら解説してくれました。


湯浅伝建地区の地図です。



醤油工場が立ち並ぶロジを歩きます。
少し醤油の香りが漂ってきました。


湯浅しょうゆ職人館。



醤油の製造に使った甑や麴の室が有りました。
右は醤油を絞る設備です。


案内人の説明です。
壁に箱が付けられ中に色々の物が展示して有りました。


昔の財布や医者が使った道具が展示して有りました。
気にかかったのは陽が当たり中の物が傷んでしまうことです。


灯りが展示してある場所です。


随所にミカンの無人販売が有りました。
選果してないので、大きさがばらばらです。


麴屋さんを訪ねました。
ここは今も麴を売っていました。


麴屋さんの説明板。
醤油の醸造業が盛んな場所であり、麴の供給源で麴屋が有ったのでしょう。


古い町並みです。
電柱がなかったら良いなと言う声が出ていました。


醸造の香りに生きる町。
ボランティアの法被に描かれ、説明版にも有りました。



醤油の起源を書いた説明板。



今では廃業してしまった銭湯を見学しました。
甚風呂と言う銭湯です。


大きな石を湯船に使っていました。


脱衣場に貼ってあった映画館のポスター。
古い昭和の時代の物です。
3本立てで50円ととても安いです。


箱の中に色々の物が入っています。
さながら、街角博物館と言った感じです。
箱の中に簪や昔お姫様が遊んだ遊び道具が展示して有りました。


ロイヤルパインズホテルに着きました。


ホテルの6階の窓から南を眺めました。
正面に海が広がります。



夕食までに、時間が有ったので、ポルトヨーロッパや黒潮市場に出かけました。
ヨットが帆を休めています。


南側から見たロイヤルパインズホテル。
南イタリヤのような景色です。


ポルトヨーロッパの外側の壁です。
黒潮温泉の広告が無かったらヨーロッパの街角のような写真になります。


若い二人が来ると良いようなポルトヨーロッパ。
石の壁の前にカミさんを立たせ、撮影しました。
この写真だけを見せて、ヨーロッパに行って来たと言えるな。
そんな独り言を喋りながら・・・・
入口から内部を見た感じは名古屋港に有ったイタリヤ村やミニハウステンボスと言った感じです。
素敵な場所でしたが、余り時間が有りませんでしたので入場はしませんでした。


ゲーム屋やみやげ物店が並んでいます。
ここでもピカチュウが無かったらと思います。


クリスマスツリーが聳えていました。
恋人同士が願い事を書いてツリーに下げれるようになっていました。


黒潮市場に入ります。


ず~らと魚屋さんが並んでいました。
美味しそうな鮨も有りました。


ツリーに灯が着きました。


このツアーには黒潮温泉の入浴券が1枚付いていました。
ホテルから3分の距離であり、外に出た帰りに黒潮温泉で風呂に入りました。


お風呂の品格。
今年3月から12月までバスツアーで木曽路へ行き、歩き終えて一風呂浴びて帰りました。第8回第9回第10回と、終盤は伊那の日帰り温泉に寄って来ました。
その温泉は600円で、この黒潮温泉は1,000円です。
値段だけの比較は出来ませんが、温泉の設備。従業員の接客態度等色々の角度から違いを見る事が出来ます。
前述の日帰り温泉に行った時、刺青をした人に2回出合いました。館の入口に刺青の人お断りの看板が立てて有りましたが、無視された状態でした。

この黒潮温泉には露天風呂が有り、そこから広い海を眺める事が出来ました。サウナに窓が有りそこからも海が見えました。三つの大きな湯船は表面は繋がっていましたが、温度が38度40度42度と設定され、好みの温度の浴槽に入れました。

ゆったりした温泉で、楽しむ事が出来ました。


6時から夕食です。
1階のイタリアンレストランで洋食を味わいました。
私たちの席は窓際で外のイルミネーションが見える良い席でした。


ホテルの夕食
・ジャガイモのスープ。            ・鶏肉のガランティーヌ。ビーツソース。
・ライ麦パンなど3種。            ・きのこと焼きたらこのパスタ。
・サーモンソテー。サワークリームソース。・牛ヒレ肉のステーキ。ポルチーニ茸のソース。
・デザート。                   ・コーヒー



外でイルミネーションが光っていました。


ロビーにツリーが展示してありました。



旅行社から渡された資料。

今回のミステリーツアーはワンランク上を、と言うだけ有って南欧を思わせるような素敵なホテルでした。
カミさんがルームキーをフロントに返しに行った時、普通に泊まると幾らぐらいかと横から尋ねたら1万円弱だと答えてくれました。その内容も夕食を含まずの値段です。
今回の参加費は15,000円でした。素人判断ですが、半々でバス代が7,500円ホテル代が7,500円と言ったところでしようか。お値打ちな旅行だったと言えるでしょう。

ミステリーツアーですから見当の付かないところへ連れて行かれます。
湯浅の伝建地区をボランティア案内人に解説してもらいながら街角博物館のようなところを訪ねる事が出来て良かったです。
 

コメント
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