朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

雲母漬け(きららづけ)

2016-06-06 | 食べること、レストランなど

詩仙堂の近くに、伝統的な漬物屋さんがあります。

この古いお屋敷がその店舗です。

この店「穂野出」は元禄二年創業の老舗です。

ここで雲母漬を買ったのですが、友人にあげてしまったので写真がありません。お店のwebから、画像を引用させてもらいます。

http://www.kiraraduke.net/about/

”契約栽培で厳選した小茄子を使用し、京都独特の白味噌で漬けたものを雲母漬と言います。この独自の漬物を創業時より一子相伝にて代々伝わる製法を守りながら全て手作り製造しております。(店主敬白)”

深い旨みが小さなナスにしみこんでいて、美味しい漬物となっています。

雲母(きらら)の由来は、この一乗寺村は比叡山の麓に位置していて、お山へ登山道の土には昔、雲母の欠片が多く含まれていたので「雲母=きらら」坂との名前がつけられました。

親鸞が比叡山横川で修行していた時、京都の中心地にある六角堂に100日間毎夜この雲母坂を往復して通ったと伝えられています。その昔、かの偉人がここを歩いていたのだと思うと不思議な気持ちです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詩仙堂

2016-06-05 | 京都の文化(春)

サツキの庭が見どころの一つ詩仙堂を、次に拝観しました。

室内は撮影禁止ですが、庭はいいということで。

パノラマで、人が少なくなったタイミングで撮影しました。

サツキの花はやや少ない。

外の庭に出ました。

木造で奇妙な外観です。

前日の雨が葉の上で、丸い水滴になって残っています。

サツキの花が固まって咲いています。

センリョウの赤い実にも水滴がついて光っていました。

あじさいの薄い青が爽やかです。

庭は段差が多い地形です。

ししおどし。(鹿威し)

数分に一回、カーンという音が響きます。

 

 

 

 

雨上がりでしたが、しっとりとした花達がとても美しい姿を披露してくれました。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

金福寺の新緑

2016-06-04 | 京都の文化(春)

京都左京区一乗寺にある金福寺を拝観しました。(5月27日)

詩仙堂から数百メートルくらい離れたお寺ですが、参詣する人は1/10くらいでしょうか。

受付に人がいなかったので、この板を木槌で叩いてお願いしました。

それほどは広くないお庭ですが、サツキが形よく植えられています。今年は外れの年のようで咲いた花が少ない状況でした。

庭の斜面を登ると「芭蕉庵」があります。

江戸時代の住職鉄舟が京都を訪問した松尾芭蕉をもてなしたことがありました。俳人・与謝蕪村がそのことを知って芭蕉をしのぶ庵を建てて芭蕉庵と命名しました。蕪村のお墓や句碑があります。

アセビが実をつけいてます。

樹齢300年の大きなコケモモの木があり、こちらも実をつけています。梅雨時には赤く実るそうです。

筆塚。

モダンなデザインの文字が彫られたお墓。

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

超火星 Super Mars

2016-06-03 | 京都の文化(夏)

昨夜(6月2日)9pm頃、自宅ベランダから、ほぼスーパー・マースを撮影してみました。

地球にここ数年で最も近づいた火星で、最接近は5月31日でした。地球も火星も太陽を周回しているのでその相対的な距離は大きく変化します。むしろ、スーパームーン(月)よりも桁違いの距離変化です。

←サムネイルをクリックすると拡大します。下に暗く見えるのは大文字山。

右上の明るい星が火星が赤く光り、左下には蠍座の1等星アンタレスが見えていました。写真では火星も白色ですが(マイナス2等星)。その中間のやや下のもう一つ星があり、土星でしょうか。http://tecstaff.blog.so-net.ne.jp/2016-06-02

トリミングで拡張してみました。

露出は、撮影後に修正してあります。

手持ちのiPhone6plusです: f/2.2、露出時間1/4、ISO-500、焦点距離4mm。

これを見て、寿命が伸びた気持ちです。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グエル公園(スペイン、バルセロナ)

2016-06-02 | 油彩水彩画、雑誌の表紙

 アントニ・ガウディが110年前に創作した住宅造成地が、今は世界遺産に登録されている。柔らかな曲線の建築様式に色彩タイル装飾を豊かに組み合わせている。

 サグラダ・ファミリア教会とは異なり軽快で明るい。海が遠望できる素晴らしい高台の環境だが、当時は殆どの宅地が売れ残った。(ITUジャーナル jun.2016)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

和食を楽しむ

2016-06-01 | 食べること、レストランなど

追記: 下記の天ぷらの素材がわかりました。”コシアブラという山菜です。この植物は大きな木に成長して、山形県米沢地方の「笹野一刀彫」の素材になるとか。木の肌はなめらかで、新芽はおひたしに天ぷらにと親しまれています。香りといい色といい、愛すべき山菜です” 「りんごさん」に教えていただきました。 ・・あと、前菜の小皿の数が間違っていました。8皿が正しい。(追記終)

叡山電車の始発、出町柳駅の近くに小さな和食店があります。(店名:出町ろろろ)




昼間の弁当料理で特に人気店ですが、夜も店主が一人でやっています。友人を案内して夜の7品コースを食べてきました。



昭和レトロの雰囲気がいっぱいのアーケード、出町商店街を途中で横道にはいったところにあります。

最初の前菜は小皿8種に、京野菜や山菜が薄味で仕上げてありました。

次は、タイの吸い物。



刺し身。食べられる矢車草の花がのかっています。



蕪や牛蒡、玉ねぎなどの煮物、だったかな。



丁寧に説明をしてくれるのですが、記憶できません。次回は、スマホの録音アプリも使わないと・・・

稚鮎と山菜のてんぷら。見ればわかるか。



あんかけ野菜。







酢の物。



デザートとご飯は、断ったのですが、目の前に他のお客さんによそうために大きな土鍋釜が置かれてなかのご飯があまりに美味しそうだった。つい、味見として少しだけいただきました。もちろん、大変に美味でした。金額は、伏せておきますが、京都価格とは思えないCPの良さでした。

今日も元気だ 

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする