日本すずらんが、入笠湿原に繋がる斜面に100万本自生していて今が見頃と聞きみに行きました。
入笠山には何度も登っていますが、通常は富士見パノラマリゾートのロープウェイを使っていました。今回、初めて自家用車で林道を登ってみることにしました。最短の林道は、富士見町から入るのですが春から秋の季節は交通規制されています。そこで、諏訪湖から高遠に向かって越える杖突峠(R152)から入ります。
昨日のブログに書いたカラマツ林を抜けて、ゴルフ場の前を通って、入笠牧場に着きました。
小さな白い花をいっぱいつけた木々があります。
レンゲツツジも。
この木は、ズミだそうです。バラ科リンゴの1種で、リンゴに近い野生種です。
自動車でマナスル山荘の前まで入ることができます。
目の下に見えるのが入笠湿原で、右手に延びる木道、結構きつい登り傾斜になっています。この両側がすずらん自生地です。
鹿の食害を防ぐためにこの湿原一帯は柵で囲まれています。
すずらん木道の途中からの湿原の眺望です。右奥にズミの花が見え、地味な桜のようでした。
小さな花ですが、すすらんが一面に咲いていました。
この木道を登り切って、ロープーウェイ山頂駅に行くと・・・・
すすらん公園が現れました。爽やかな香りが一面に漂っていました。
正面には八ヶ岳の連峰が遠望できます。
この花は、ドイツスズランです。花の形が大きくて立派です。人工的に栽培していますが、このすずらん公園は予想以上に広くて斜面のさらに下の方まで広がっています。
日本すすらん自生地を保護するためにはコストもかかるので、目を引くドイツスズランを広く栽培して訪問者を増やして知名度と上げるのも良しとしましょう。