朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

淡路人形浄瑠璃

2011-01-30 | 伝統芸能
この公演が春秋座(京都造形芸術大学)であり、見に行きました。



伝統的人形劇に文楽がありますが、この淡路の人形劇はまた一段と派手で楽しい趣向がふんだんに取り込まれていて驚きでした。

演目は「玉藻前曦袂」。4つ目の漢字なぞ、見たこともありません。

「たまものまえあさひのたもと」
  ・道春館の段
  ・神泉苑の段
  ・狐七化け

ストリー自体は奇想天外。鳥羽天皇の皇位を狙う皇子(薄雲)とその部下の武士、さらに金毛九尾の妖狐やお姫様が二人重要な役割をはたします。

場面も一幕と二幕は京都、清水寺や神泉苑の池も出てくる。
なんと、三幕目は那須野で演者自身の裃の服装まで早替わりして観客を驚かせます。その狐はワイヤーでつるされて空を飛んだりします。観客には数人の熱心なファンも来ていて、良いタイミング掛け声をかけていました。

劇場ウェブの最後に動画での紹介があります。

コメント
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