朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

大晦日の錦市場

2011-01-04 | 京都の文化(冬)
正月の準備のため錦に行きました。



元々道幅が狭い上に西行きと東行きの人の列がすれ違います。おまけに、みんなが店の品物を眺めたり、触ったり、注文するので交通渋滞の極みでした。

この漬物屋の目玉は「すぐき」。

「すぐき漬け」といえば、千枚漬、しば漬と並び、冬の代表的なお漬物で京都三大漬物とのこと。すぐき漬けは京野菜カブの一種すぐきと塩だけで漬け込んで作られ、乳酸菌による発酵作用による味のある酸味が特徴です。



錦でもとりわけ人気の三木鶏卵のだし巻きを買うために行列しました。昨年は完売で買うことができなかったのですが、今年はセーフ。



奥に並んだ卵焼きの職人さんたちの姿が見えます。これも、一種のパフォーマンス。(マーケ理論AIDMAの、AとI)



ようやく入手した卵焼きは包み紙の外から触ってもほんのりと暖かい。



たい焼き、ではなくて、焼き鯛の専門店ももうあまり残っていません。
この店の年末風景は、一度スケッチに描いたことがあります。

この餅屋さんもほとんど売り切れ状態。



注連縄の露天も出ています。



この日ばかりは錦も観光の方だけでなく、地元の人々も出かけてきているようでした。

コメント (4)
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