朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

御神楽 壬生狂言

2010-06-06 | 伝統芸能
京都造形芸術大の講座受講メモです。

 4月26日 第 3回 「御神楽(みかぐら)」実演:伏見稲荷大社(解説:木戸敏郎)

 引用:伏見稲荷大社web

 御神楽とは地主の神様への奉納する音楽と舞。清水寺の地主神社は平安京ができる以前からあった。
 
 演者は男性だけ。笛の奏者が一人。篳篥(ひちりき)、琴、本歌、末歌、附歌、全員で合奏。

 テンポの遅い繰り返しは、現代人には退屈。西洋の音楽とは、原理的に異なる。東洋的な音楽では、音の密度を高めるため繰り返し演奏する。 


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 5月10日 第 4回 「壬生狂言」実演:壬生大念仏講員

 引用Wikipedia

 鎌倉時代、融通念仏宗の円覚上人が考案した融通念仏の狂言。一般大衆に仏教をわかりやすく説くために、大げさな身ぶりで表現する無言劇となった。

 現在は、本職ではない有志の人たちが伝承を守り受け継いでいる。演者は男性に限るが、女性は衣装の作成や維持、あるいは裏方として協力しているとのこと。

壬生大念仏狂言の流れをくむ「神泉苑狂言」は、毎年5月の上旬に開催されます。

 2010年5月4日の神泉苑の風景です。



 この寺院の敷地は、かつて平安京の時代は広大な池になっていました。

 古地図では、現在の二条城のあたりも神泉苑の敷地であったのですが、時の権力者に土地の多くを没収されて現在の規模になった模様です。





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