朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

佐渡歴史伝説館

2009-08-12 | 国内各地の風物
この施設に立ち寄って、佐渡の歴史を学習しました。
 順徳天皇(鎌倉幕府の転覆をねらった承久の乱で失脚)、日蓮聖人(鎌倉幕府や諸宗の批判)、世阿弥(庇護者将軍の代替わり)が佐渡に流されたことを、等身大のリアルな動く人形を使って寸劇を演じてくれます。なかなか良く出来た仕掛けでした。





 初めて、マダムタッソー蝋人形館をサンフランシスコで見たときには、そのリアルな人相と体格に驚いたものでした。
 ここの現代版蝋人形館の展示では、口、目や、手足も動きますし、声や効果音もあり。コンピュータで動かしているのでしょう。

 展示場の出口は、物品販売店に直結していました。

あの拉致被害者、曽我さんの夫、ジェンキンスさんが煎餅屋の販促モデルとして、観光客の記念写真に収まっていました。この煎餅売上の2%を拉致被害者救援基金に寄付すると販売員が説明していました。
 煎餅売り場向側のテーブルで、著書「告白」も販売していて購入すると本にサインをしてくれるそうです。
 話しかけてみようかなと少し思いましたが、差し控えました。

 ともかく、彼は町おこしに貢献していますし、働く場所があることはいいことだと思います。 



そこを通過して、お酒の試飲販売がありました。前の客に連られて、2、3品の試飲をしました。その夫婦の客は試飲後「どうもありがとう」と言って去っていきましたが、なんとなく地元への貢献の気持ちもあり、珍しい酒を購入。
 日本酒酒粕で作った焼酎です。ふあとした麹の香りがあって美味でした。こんな焼酎は初めての体験です。「つんぶり」北雪酒造(佐渡市)。
 ワインの粕から造ったのが「マール」。サトウキビ製糖のカスからは「ラム」。でん粉が残っていれば、醗酵と蒸留によって酒ができます。面白いアイディアだと思います。

参考:ワイン農家から直接購入した「Marc マール」です。

コメント (2)
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