朝顔

日々の見聞からトンガったことを探して、できるだけ丸く書いてみたいと思います。

寺泊

2009-08-10 | 国内各地の風物
新潟県長岡市の日本海沿いの港町に、魚介類を大量販売している一角があります。
 寺泊です。
 「魚のアメ横」との愛称もあるようです。

ETC付きの車を借りたことから、高速1,000円のキャッチに乗せられて、つい遠出したくなりました。
 気になっているがまだ行ったことない場所を地図で探して、この町に行くことにしました。

 高速道路大幅割引のばら撒き政策に自らが刺激されるのは、気に食わないのですが、内需拡大に寄与できるしと言い訳を考えて出発しました。
 途中、大雨に出会いましたが午後には到着し、現地は小粒の雨になりました。



間口が10~20メートルの大きな魚屋さんが数軒並んでいます。その道路に隣接して巨大な駐車場があり、観光バスが多数、自家用車はもっと沢山並んでいました。





イカや鯖などの串焼きも店頭で売っています。香ばしい匂いでお客さんを引きつけていました。



 このような市場は、見ているだけでも楽しいですね。
 海鮮バーベキューセットなど中身と価格が大変魅力的でしたが、1泊する予定なので、購入は翌日に延期。

 少し遅くなった昼食を取るために食堂を探しました。
 ほとんど全ての魚屋の二階には食堂があります。看板やロウ見本ウインドウもありましたので、比較して最初の店に入りました。
 しかし、そこは失格。全部畳の大広間。メニューも寿司(松竹梅)と魚定食数種類で、特段の魅力なし。価格も高め。
 しかたなく、一番外れにある「ドンブリ専門店」に入りました。
 ここのメニューは魚介ドンブリの各種があり、一応合格です。
 注文後、しばらくして、いかにもアルバイトの子が持ってきました。
 「うにいくら丼」には、見かけのインパクト感がなし。ご飯に乗っかっている具が、普通の(都会の食堂メニューと同等)分量でした。価格も安くはない。
 やはり、北海道の「うにいくら丼」のイメージを期待しますから。

 沖縄、那覇の中央市場の2階食堂のように、下の魚屋で買った魚介類をお好みに調理して食べさせてくれるようなことがあればもっと楽しいのに。

 リピータを増やすためには、ショッピング・エンタテーメントだけでなく、B級グルメの楽しみ、発見や意外感の工夫が必要ですね。

コメント
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