とんかつ

ソフトでジューシーなトンカツは、日本の洋食の傑作です。
　欧米で、似たようなものはありましたが、こんなとんかつは経験しませんでした。
　例えば、オーストリアのウイン風カツレツでは、肉が薄くて硬い、衣もパン粉を使ってはいるがかなり濃く揚げるようです。
　そういえば、日本のエビフライもなかったですね。大きなエビは焼いたり、フライパンで油で焼いたり、小エビは茹でたりが多かった。

　とんかつも進化していて、色々とネタに工夫がされています。紫蘇を巻いたり、チーズをはさんだりと。



　写真は、シンプルな厚手ロースカツと、枝豆と湯葉のコロッケのセットです。千切りキャベツが食べ放題、軽く酸味のあるドレッシングがかかっていました。
　京都の名物「名代かつくら」四条東洞院店で頂きました。

　この店の店内の壁には、とある作家の大胆な壁画が描かれています。その見物のために入店しました。その作家のお話は、またいずれ。