高松先生からジャガイモの収穫時期が近付いているので見にいらっしゃいというので、農場スタッフ
を連れて訪問。まずは、高松式の栽培方法について詳しく解説。
この培土機は佐々木農業機械が半世紀以上前に開発したものらしいが、今は作られていない。
それを改良して、プラウのパーツを取り付けたり、可変式羽根を着けたりして、幅70㎝のジャガイモ
畝専用の培土に作り変えてある。
似ているものは旭陽工業などからもいろいろ出ていますが、高松式のじゃがいも栽培には
この改良がとても有効なんだそうです。
高松式は、萌芽のタイミングをピタリと合わせた種芋を、深さ5㎝に合わせて播種し、5㎝まで
芽が伸びた時点で、培土機で埋め戻します。このタイミングは3日間くらいしか猶予がないという
事も今回知りました。5㎝くらいで頭を埋められると、ジャガイモは生命本能で新しい根、つまり
2階部分の根を出すのだそうです。更に今回、知ったのは元肥は一切やらず、1階部分の根を、養分を
求めて思いっきり成長させておくんだそうです。
培土機作業で大事なのは、土寄せを富士山型でなく、かまぼこのように、中腹に十分な土が盛られる
ように行う事と、株元にひと際高く、羽根で押さえつけられて硬くしまった培土を盛ること。
これにより、雨で崩れにくくなるとともに、余計な水分が株元に残らず、両側に流れ落ちる。
まだ樹も青々としていて収穫適期には至っていないから芋は成長過程だが、それでも楽々1キロ
以上の芋がそれぞれの株にぶら下がっていました。2階部分の根が芋を培土と共に包み込んで
いるので青芋にはなりにくいのだそうです。
30グラムの種芋からこの収量。さすがにすごい。通常我々が栽培するのの3倍近い量です。
元肥抜きで主根を強くすることと、それにより太い樹が育つんだそうです。
本来の専門は落花生の先生。落花生の講釈にも熱が入ります。向こうに竹山が見えています。
落花生用播種機。落花生は横に寝かせた状態で3㎝位の覇土で播種し、少し押さえるのだそうです。
この播種機だと、しゃがんだりせず、楽な姿勢で一粒ずつ種を落としこみ、先がグリップを握る
と開く構造で確実に落とし込めるのだとか。腕にしっかりホールドされるので使いやすそうでした。
というわけで、高松式、いろいろ味噌がありました。5㎝への拘り、培土の形、硬さなど。
でも確かに、収量は驚異的でした。参考にしていただけそうですか。
5㎝どころか、30㎝近く伸ばしてしまってから埋め戻したガマ菜園のジャガイモは、単にダメージ
を与えただけになってしまい惨憺たる光景が広がっています。
を連れて訪問。まずは、高松式の栽培方法について詳しく解説。
この培土機は佐々木農業機械が半世紀以上前に開発したものらしいが、今は作られていない。
それを改良して、プラウのパーツを取り付けたり、可変式羽根を着けたりして、幅70㎝のジャガイモ
畝専用の培土に作り変えてある。
似ているものは旭陽工業などからもいろいろ出ていますが、高松式のじゃがいも栽培には
この改良がとても有効なんだそうです。
高松式は、萌芽のタイミングをピタリと合わせた種芋を、深さ5㎝に合わせて播種し、5㎝まで
芽が伸びた時点で、培土機で埋め戻します。このタイミングは3日間くらいしか猶予がないという
事も今回知りました。5㎝くらいで頭を埋められると、ジャガイモは生命本能で新しい根、つまり
2階部分の根を出すのだそうです。更に今回、知ったのは元肥は一切やらず、1階部分の根を、養分を
求めて思いっきり成長させておくんだそうです。
培土機作業で大事なのは、土寄せを富士山型でなく、かまぼこのように、中腹に十分な土が盛られる
ように行う事と、株元にひと際高く、羽根で押さえつけられて硬くしまった培土を盛ること。
これにより、雨で崩れにくくなるとともに、余計な水分が株元に残らず、両側に流れ落ちる。
まだ樹も青々としていて収穫適期には至っていないから芋は成長過程だが、それでも楽々1キロ
以上の芋がそれぞれの株にぶら下がっていました。2階部分の根が芋を培土と共に包み込んで
いるので青芋にはなりにくいのだそうです。
30グラムの種芋からこの収量。さすがにすごい。通常我々が栽培するのの3倍近い量です。
元肥抜きで主根を強くすることと、それにより太い樹が育つんだそうです。
本来の専門は落花生の先生。落花生の講釈にも熱が入ります。向こうに竹山が見えています。
落花生用播種機。落花生は横に寝かせた状態で3㎝位の覇土で播種し、少し押さえるのだそうです。
この播種機だと、しゃがんだりせず、楽な姿勢で一粒ずつ種を落としこみ、先がグリップを握る
と開く構造で確実に落とし込めるのだとか。腕にしっかりホールドされるので使いやすそうでした。
というわけで、高松式、いろいろ味噌がありました。5㎝への拘り、培土の形、硬さなど。
でも確かに、収量は驚異的でした。参考にしていただけそうですか。
5㎝どころか、30㎝近く伸ばしてしまってから埋め戻したガマ菜園のジャガイモは、単にダメージ
を与えただけになってしまい惨憺たる光景が広がっています。
写真で見ても、萌芽サイズはほとんど揃っていました
から。それと厳格に5㎝でなくても3㎝とか7㎝くらいまで
幅はあるみたいですよ。自分は30㎝超にしてしまい
ましたから問題外ですが。
案ずるより産むが易しですね。
週末ファーマーのオイラには無理ですね~
落花生は直播きなんですね。
オイラは苗を定植する方法しか知らないので・・・
まぁ、畝の準備ができないからなんですが(笑)
単に〇〇式を真似しただけでは、上手くいかないですね。
それまでの苦労があるんだから、それなりの管理と環境を作ってやるのも重要。
安易に真似して上手くいったら、それはマグレ??
凄いですね。
私の方は、6月一杯は、ちょっと大変な状況になっていますが、
7月から抱えている案件の納品が徐々に進む予定です。
コメントで頂いたご提案、実現したいです!
なんとかものにしないといけませんね、高松式。
全く同じにはできないにしても、
要所を抑えて自分なりの方法にして実現しないと。
せっかく考えだされた方法、大事に育みたい。
ところで、うちの畑、隣が千年以上前の国分寺跡で自前で瓦を作っていたため、うちの畑がちょうど瓦を捨てていた処。30cm下には素焼きの捨てられた瓦がびっしり。スコップを入れるのさえ難所です。麦はやってみるけど効果がヤサイにまで及ぶかどうか疑問なんです。
だから、プラウで天地ガエシしてくれないかな~といつも思っています。
塗ると言うでしょう? あれ、嘘なんだそうです。
殺菌という点では嘘ではありませんが、灰を塗ると
水分と一緒に養分が出てしまうのでダメージにしか
ならないそうです。だからダコニールがいいと。
奥が深いですねぇ。でも、上の収量、すごいでしょ?
半ば成功です。そう考えると、そんなに難しくは
ないですよ。
十分落ち着いてからですね。
プラウよりも、ユンボーをレンタルして自分でひっくり
返した方が良さそうですよ。あんなもの、すぎさんなら
5分で動かせますよ。^^レンタル料はわかりませんが。
プラウは片側に土が寄ってしまうので、意外と後の
整地が面倒なんですよ。ユンボーだとその場にひっくり
返せるからきっと気分いいですよ。^^