太陽熱還元消毒法による線虫類の抹殺。連作障害を防止して、同じ施設でトマトなどの連作
を行うための、もっとも自然に優しい消毒法です。米ぬかを10アール500Kg攪拌して冠水し、
ビニールで遮蔽して閉め切る。夏場にしかできない強烈な消毒です。中は連日60℃以上の灼熱地獄。
微生物がモーレツに繁殖し土中の酸素を吸い尽すため雑菌は酸欠で死滅します。酸素が供給
されないようにビニールで隙間なく覆っているわけです。そして3週間以上放置。
約1ヵ月経ったのでビニールを撤去。臭いもドブ臭かったのが無臭になっています。この臭い
の変化が成功か否かの判定基準だそうです。
ミトコンドリアの塊かと思うような毒々しい色があちこちに。どうやらビニールを張る時に
できた足跡の窪みに溜まった水が微生物と合わさってできた色のようです。
この方法以外での土壌消毒法はテロン、ネマトリン粒剤などの全面散布による消毒しかあり
ません。外の圃場はこれほどまでに高温状態を作れないので完全な還元消毒は無理なようです。
最近では消毒をあきらめて、逆にEM菌などの微生物を大量投入することで植物に線虫に負
けない体力を持たせる方法が注目されているようです。この方法はあまり注目されいません
が、極めて合理的だと思います。私たち人間も、同じウイルス性の病気が流行しても、発病
する人としない人がいますよね。感染は平等にしていると思います。その違いは過去病歴に
よる潜在抵抗力の違いもありますが、多くは体力の差です。全く同じことが植物にも言える。
微生物の投与により、多くの有効ミネラルが分解され、吸収されると植物が元気になります。
すると、生半可な病害虫が襲ってきても、修復や回復のスピードが違うので表面的なダメージ
は抑えられるという訳です。納得ですね。
を行うための、もっとも自然に優しい消毒法です。米ぬかを10アール500Kg攪拌して冠水し、
ビニールで遮蔽して閉め切る。夏場にしかできない強烈な消毒です。中は連日60℃以上の灼熱地獄。
微生物がモーレツに繁殖し土中の酸素を吸い尽すため雑菌は酸欠で死滅します。酸素が供給
されないようにビニールで隙間なく覆っているわけです。そして3週間以上放置。
約1ヵ月経ったのでビニールを撤去。臭いもドブ臭かったのが無臭になっています。この臭い
の変化が成功か否かの判定基準だそうです。
ミトコンドリアの塊かと思うような毒々しい色があちこちに。どうやらビニールを張る時に
できた足跡の窪みに溜まった水が微生物と合わさってできた色のようです。
この方法以外での土壌消毒法はテロン、ネマトリン粒剤などの全面散布による消毒しかあり
ません。外の圃場はこれほどまでに高温状態を作れないので完全な還元消毒は無理なようです。
最近では消毒をあきらめて、逆にEM菌などの微生物を大量投入することで植物に線虫に負
けない体力を持たせる方法が注目されているようです。この方法はあまり注目されいません
が、極めて合理的だと思います。私たち人間も、同じウイルス性の病気が流行しても、発病
する人としない人がいますよね。感染は平等にしていると思います。その違いは過去病歴に
よる潜在抵抗力の違いもありますが、多くは体力の差です。全く同じことが植物にも言える。
微生物の投与により、多くの有効ミネラルが分解され、吸収されると植物が元気になります。
すると、生半可な病害虫が襲ってきても、修復や回復のスピードが違うので表面的なダメージ
は抑えられるという訳です。納得ですね。
緑の物体も気になりますが、愛読書には、日本酒を土にまいてビニールをかけて太陽熱で消毒ってのも紹介されていました。
日本酒も糠も、醗酵素材としての微生物のエサになるわけですから、
どちらも理にかなっているというわけですよねぇ。
この方法が有効ってことは、悪さをする微生物ってのは、もっぱら好気性ってことなのでしょうかねぇ。
で、植物に好まれる微生物は嫌気性?
うちのぼかし肥料は、密封型の嫌気性ぼかしなので、
植物にとって好ましい形の肥料になっているって解釈でよいのかなぁって、
今日のガマさんの記事で思いました。
ありがとうございます。
ちなみに、前記事に対してのガマさんのコメント、あまりにもほめ過ぎではないでしょうか(笑)
効果は期待できないようですね。線虫対策なら有機
配合のいい材料がいろいろ出てきているようです。
収穫量や質が直結しますからね。そうなると、種を播く
前からが勝負になります。どの世界でも必死にならない
とお金にはなかなかならないとうことですね。
手間暇は掛かりますが薬剤散布より安全なような気がしますね~
土壌管理は家庭菜園とはまったく別物ですわ。
ガマさんもとんでもない世界に入りましたね(笑)
ガマさん Heyモーです
どひゃ~~ 中は連日60℃以上の灼熱地獄でひと月間
プロの方はいろいろな方法でドジョウの管理をやるのですね 未知の世界です!!
うちでも土中醗酵のためにいろんな有機を投入していますが、効果は実感できません。
醗酵物以外は投入しないし、マルチの下にも有機物を敷いたりしてもいますが。
収獲残渣は全て一箇所に摘んで醗酵するにあたって
病原菌に対抗する菌類が繁殖することも期待しています。でも見えない世界のことにはわからないことも一杯で効果となると全く不明です。
ただ、欲張って米ぬかを投入し過ぎると、米ぬかの
窒素成分が残って、作付の時に過肥になる場合が
あります。トマトはうまく行くかどうかで収益が全然違
いますからね。
準備の時にビニールを敷き詰めるのが一番辛い
ですね。
それがクリアされれば、後は微生物君に頑張って
もらえばいい効果があると思いますがね。