HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Summersonic 2012 大阪 8月19日(日)パート1

2012年08月30日 | 吉井和哉/イエローモンキー
これに行かないと私の夏はやってこないっていうぐらいのイベントが
サマーソニックです。

今年は例年より遅い日程でお盆休みの後ということで
日程的にはきつかったのですが、行って来ました。

私が行ったのは2日目の大阪舞洲でのサマソニでしたが
1日目は大雨に途中見舞われたということで
2日目も降る可能性大であったし、実際大阪市内は
大雨だったにもかかわらず、舞洲ではちらっと霧雨な感じで
降っただけですぐに止んでしまいました。
結局ほぼ晴れ!
自分でいうのもなんですが、晴女全開でした(笑)

結構風が吹いていたのですが、その風が雨雲を
寄せ付けないでいてくれたようで

空を見上げながら、小学生の時に発表会の劇で
風の精をやってその時の台詞がなぜか蘇ってきました。

「つむじ風、私の風よ、吹き起れ!」っていうの。

おかげで風を味方に今回はつけました。

まさにフォズの歌のごとく
「blow by blow」でした。

実は朝方ちょっと仕事が入って
開場時間には間に合わなかったのですが
ぎりぎりONE OK ROCKから見ることができました。

彼らのワンマンはまだ見た事がないのですが
彼らのライブを見るのは4回目ぐらいかな?

フェスの規模がどんどんでかくなっていく感じです。

彼らには結構思い入れがあって
大きなステージになるたびに
ほんと辛い事をいっぱい乗り越えてここにいるんだねって
じ~んとくるのです。

アイドルという偏見の目を押しのけて
有名人の息子といういらない飾りも捨て去って
他のロックバンドよりはるかに拭い捨てなきゃだめな
いろいろな事が多かったし、中傷も半端なかったと思うけれど
このサマソニで彼らを見たとき、まるで難しい山を上りきって
頂上に経つ登山家のようなすがすがしさを感じました。

もちろん、またここから更に高い山を目指さなきゃいけないのでしょうけれど
私はずっと応援していきたいなと思っています。
海外でも十分通用するバンドだと思っています。

ONE OK ROCKのセットリスト
(もしかしたら間違っているかもしれませんが)

1.アンサイズニア
2.Never Let This Go
3.Re:make
4.世間知らずの宇宙飛行士
5.The Beginning
6.Let’s take it someday
7.NO SCARED
8.完全感覚Dreamer

ワンオクを見た後は休憩というか
お昼ご飯タイムにしたり
グッズ販売のところに行きました。
見事にグリーンデイのはすべて完売でした。

サマソニのオフィシャルもごく僅かでしたが
Tシャツ1枚買いました。

あとは日本のアーティストグッズを少し。

その後、GROUP LOVE少々
GRIMES 1曲だけ
GRIMESに関してはいっしょに行った人が「なんかSEKAI NO OWARIの1/2版のあか抜けないバージョンだね。」
となんともいえない表現をしていましたが、期待して行ったのにややはずれ。

で、すぐにTHE SALOVERSへ。

CDも1枚持っているんだけれど、いまいち私にはぴんと来なかったので
ライブはどうか!って期待しましたが
やっぱり、どうも違うようで。
演奏は上手なのかもしれませんが。

その後、LOSTPROPHETSへ

やっぱり彼らはかっこよかったです。
愛聴アルバム「リベレイション・トランスミッション(Liberation Transmission)」
からもやってくれて本当に溶けてしまいそうなぐらいのうれしさでした。

彼らは今までにもサマソニに来てくれていますが、
2008年の時はピストルズの前に心地よい夕暮れに見たのが
今でも印象に残っているけれど、今回は真っ昼間の
灼熱の時間帯だったけれど、ほんとうによかったです。

ボーカルのイアンは年齢を重ねてたけれど
渋くなって大人のかっこよさが溢れていました。
他のメンバーも本当に相変わらず素敵でした。
すっごく温かくてこの人たちは日本を本当に好きでいてくれている
アーティストたちだというのを全身で感じられました。
タトゥーしてても、なんかそれが貴公子然としていて
まるでお城の窓ガラスのカーヴィングのように
上品に感じられてしまうところが凄いです。
今は繊細さにたくましさが加わって一層魅力的になっていました。

下記はそのやってくれた曲のひとつ
Rooftops (A Liberation Broadcast)





LOSTPROPHETSのセットリスト

1.Bring ‘Em Down
2.To Hell We Ride
3.Can’t Catch Tomorrow (Good Shoes Won’t Save You This Time)
4.A Town Called Hypocrisy
5.Where We Belong
6.Last Summer
7.Rooftops (A Liberation Broadcast)
8.We Bring an Arsenal
9.Shinobi vs. Dragon Ninja
10.Last Train Home
11.Burn, Burn


ロストプロフェッツもほとんど最前に近い場所で見てましたが
次の吉井和哉氏は最前へ!

イエモン時代なんか米粒ぐらいの遠さでみたこともあるのに。

その吉井さんがなんと目の前に来る訳です!
ほんと夢みたい。

吉井和哉 セットリスト

1.SPARK
2.マサユメ
3.煩悩コントロール
4.母いすゞ
5.CALL ME
6.ALL BY LOVE
7.LOVE LOVE SHOW
8.ビルマニア
9.点描のしくみ
10.JAM

まずの初っ端にイエモンの曲!
イエモンの曲がこのようにして何年ぶりかで
生で聴けるなんてほんと鳥肌ものでした。

ソロの曲でもずいぶん前にこのブログでも綴った
「CALL ME」もやってくれてほんと感動しました。
「ビルマにア」も好きな曲なのでやってくれてすごくうれしかったです!

そして
「LOVE LOVE SHOW」と「JAM」というイエモンの曲!

もうほんと泣けるとはこういう状況を言うのですね。

イエモンの曲をやるのはやっぱり洋楽バンドを意識してということで
サマソニだからやってくれたんだなって思いました。

「JAM」においては海外にも誇れる曲というかんじで
紹介してやってくれました。

もう暑い中なのにうるうる目から水が溢れて来ました。

そして、ぼんやり知ってたはずなのに
目の前で見るとわあ~って思ったのは
この吉井さんの横でギターを弾いているのは
ナッシングス、エルレの生形さんなのです!

なんという繋がりと奇跡。

ちなみにドラムはトライセラトップスの吉田さんでした。

豪華すぎる!


でもね。内心すごく複雑でした。
同じ日に同じサマソニでエルレの二人が違うステージで
違う音楽をやっているわけです。

こんなに近い場所に二人がいて
でもすごい遠いな~って。

細美さんと生形さんが並んで演奏する日は一体いつ来るのでしょう?
また見たいです。ほんとうに見たいです。

あと、正直な話。吉井さんはイエモンの曲をやる時の方が
生き生きしていたように感じました。それを見て
やっぱり彼はイエローモンキーの吉井和哉なんだと
強く感じました。ご本人は意識していないと思いますが
私はそう感じました。

一方生形さんはなんか先輩を前にして
緊張感があるのかナッシングスの彼とは
ちょっと違う感じで、凄く若く感じました。
で、思ったのは吉井さんの歌では彼の
本来の持ち味の無機質的な精巧な演奏は
出せないんだなって。彼ほどのギタリストには
ちょっと個性の出しにくい音楽だなと。

吉井さんにはやっぱり菊池英昭さんなのかな~って。

吉井さんの次はthe HIATUSを見たのですが
それについてはパート2で書こうと思います。

で、ラストがトリのグリーンデイ

実のところシガーロスと迷いました。
でも、まだ一度もグリーンデイの生ライブ見た事なかったし
もしかしてWake me up.....をやってくれるかなと
淡い期待をして行ったのですが

セットリストは

GREENDAY
1.Welcome to Paradise
2.Know Your Enemy
3.Stay the Night
4.Let Yourself Go
5.Oh Love
6.Holiday
7.Letter bomb
8.Boulevard of Broken Dreams
9.Hitchin’ a Ride
10.Brain Stew
11.St.Jimmy
12.Geek Stink Breath
13.2000 Light Years Away
14.Longview
15.She
16.Basket Case
17.King for a Day
18.99 Revolutions
19.American Idiot
20.Minority

でした。

もちろん聴き慣れ親しんだ曲もいっぱいやってくれました。
本当に彼らはエネルギッシュで驚く程。

だって一曲も休憩ないって感じですもの。
ノンストップって感じで。

しかも何度かお客さんをステージあげて
歌わせたり、ハグしたり
ギターをプレゼントしたり。

でも、ファンも凄いと思いました。
ステージにあがってしっかり英語の歌が唄えるんですもの。
本物のファンだなって。


また途中で寝っころがってギター弾きながら
ビリーはスタンドバイミーとかヘイジュードとか
唄ってくれました。

ほんとサービス精神満開で。

あの横長のステージを左右走り続けて
ほんとうにどれだけの体力があるのかと。

とにかく、楽しいライブでした。

と長々と書いてしまいましたが
今年の夏もこうして締めくくられました。

グリーンデイが終わったときに花火が打ち上げられて
最後を彩りました。

まあ、駐車場から出るのにどれほど長い渋滞に
巻き込まれたかは別にして

楽しい時間はあっという間に過ぎました。

the HIATUSはパート2で書きます!
コメント
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