HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

bye-bye circus at 阿倍野ROCKTOWN in Osaka

2013年08月08日 | bye-bye circus
2013.8.3(Sat) 晴れ

どれだけこの日を指折り数えて待っていたことか!
bye-bye circusのライブがやっと観れました。
もう1年と4ヶ月彼らのライブを観ていませんでした。
関西ではライブ数が少ない上に平日ばかりで
まさに手も足もでない状況で、半分やさぐれてました(笑)

でも、こうして観る事ができたら
あっという間にその時間が縮まった気がしました。
もうずいぶんとお会いしてなかったので
距離感があるのだろうなと思っていたら
お会いしたとたんに昨日まるで会ったかのような
感じになって、ほんとうれしかったです。

この日はfringe tritoneのtour 2013『11』に
bye-bye circusとThe ROOTLESSが呼んでもらった
3マンライブでした。

bye-bye circusはその最初だったのですが
その感想を綴る前に
さらっとだけそれらのバンドについて書きますと

2番目に出たthe ROOTLESSはアニメ「ワンピース」の
主題歌を歌ってたので、それで名前は知ってたし、ちらっとだけ
MVを見たことがあったので顔も知ってはいたのですが
そのMVとぜんぜんイメージが違って驚いたし、
あれ?メンバー一人いないよ!って驚きました。

いつの間にかベーシストさんが脱退していたのですね。
曲によってベースがなかったり、ボーカルさんがベース弾いたり
リードギターさんが突如ベーシストに変わったりで
なんて奇抜な展開をするんだろうとちょっと驚きました。

全体的にみて、ギタリストさんはすごい人で、
彼がとにかく忙しいという印象でした。

ボーカルさんの声はミスチル風で外見的にも
男前さんなのですが、MVの時の人とは
別人のような感じがしました。
ヴィジュアル系から歌もの系ボーカルに
変わった感じというか。

正直、今はこのバンド大変そうだなという印象で
これからが正念場なのでしょうね。

fringe tritoneは登場するやいなや
かなり年季の入っているバンドなのに
結成10年ってどうしてなのかな?
って思ったら、やっぱりギターは
パーソンズの本田さんでした。
彼の弟さんがベースで
ボーカルさんとドラムさんが兄弟という
2組の兄弟で成り立つバンドでした。

とにかくギターが凄い。
それはすぐにわかります。
そして、全体の雰囲気はやっぱり長年音楽業界で
生きている感じがあって、安定感は半端なかったです。
曲も素直にのりやすい曲ばかりで
初めてでもすぐにのれる感じでした。
ボーカルさんは笑顔がいっぱいの方なのですが
どこか笑顔の感じが俳優の三浦翔平さんの笑顔に
似ていました。あとイエモンの吉井さんも思いだす感じ。
雰囲気わかってもらえるといいのですが。
(ってピンとはずれな印象かもしれませんが)

さて、本題に

この日のセットリストは

bye-bye circusのテーマ
destroy
お金をください
宇宙のROCK
静かの雨
square beat liberation
OH MY LITTLE SOLDIER
beautiful day
巨人と小人
悪魔はラッパを鳴らさない

初めて聴く曲ももちろん私にはありましたが
どれも以前聴いた時に比べて
やっぱりグレードアップしていて
感動しました。

destroyはJet Lily Starの時からの曲で
これから始まったのは何か意味があったのかなと
思いつつ、確かにこの日は昔の仲間達も
勢揃いして、私自身もとても懐かしい思いが
溢れました。

この日ライブがあった阿倍野ROCKTOWNは
かつてbye bye circusの前身バンドが
ホームのように活動していた
福島セカンドラインの今富さんが
今はここの店長をされているというのも
余計に”あの頃”を思い出すのに十分な
センチメンタリズムを呼び起こす要素となりました。

バイバイが4人になって
初めての関西ライブがここだということに
「いよいよ始まったんだ!」という強い確信を
得たような気もしました。

「お金をください」の佐藤さんのベースが
結構はまります。この佐藤さんの動きって
どこかAC/DCのアンガスヤングに似てますよね。
アンガスはリードギターですが、あの前後に動く感じが
似てて。

「静かの雨」
のインストがすごく好きです。

この歌のタイトルを聴いた時に浮かんだのは
まだ真田さんがJet Kelly時代だった時かの
ブログ。もちろん現物も記録もないけれど
目をつぶって雨音を聴いているっていうような
内容だったと思う。その時心のトンネルに入ってた彼が
そのあと、そこから脱したというような不確かな記憶が
あるんだけれど、それは余談として
この歌詞はせつないはずなのに
なぜか私には心地よい雨に感じられました。
これは本物の雨ではなくて静かさを雨にたとえているのだけれど
それがすごく私の中のひとりぼっちのイメージにフィットするというか
でも、寂しさよりすがすがしかったりするのです。
きっとそれはメロディによるのでしょうね。
寂しい歌詞にさわやかなメロディという組み合わせ。
これは素敵ですよね。

男子はどうかわかんないけれど
きっと女子は案外恋にやぶれたあとに静かの雨を浴びて
「明日からまた新しい恋を探すぞ」って
思える人が多い気がします。

どの曲もよくて全部書きたい気持ちは山々ですが
ラストの3曲についてだけあと書きます。

「beautiful day」はやっぱり気持ちが高揚するというか
いわゆるあがる曲ですね。

もう何倍もかっこよくなっていて、踊りまくりたくなりますよね。
暎人さんのパフォーマンスも熱がかなり入っているし、
メンバーも熱いし。初っ端の航さんのドラミングがかっこいいし。

「巨人と小人」は暎人さんが大事にしている曲なのかなと思いました。
私は初めて聞いたのですが、大きな人それはすなわち女性で
その掌でじたばたしているのが男性みたいなイメージなのかな?

小人はちっぽけな自分を言っているということなので
誤解のないようにということです。

シンデレラっていう言葉が入っていたのですが
暎人さんが作る曲には童話の主人公がときどき登場して
この曲のイメージもどことなく絵本をめくっていく
ような感覚があります。

ネバーエンディングストーリーのような。
もちろん全然リマールの曲とは違いますよ。
でも、どこかファンタジーを感じてしまうのです。
きっと私だけなのでしょうが。

「悪魔はラッパを鳴らさない」
これは私は彼らの代表曲の1つだと勝手に思っています。
そう思いたいほど好きな曲なのです。

ライブの最後には必ずこれを聴きたいだろう!っていう曲だと思います。

この日はお会いしたかった方とも会えてお話できたし、
いろんな意味で忘れ得ぬ一日となりました。

ROCKTOWNというライブハウスはすっごく天井が高くて
音がすごくいい感じで響くのです。
また好きなライブハウスが増えました。

また何度もここでbye-bye circusを観れるといいな。
ちょっと遠いのですけどね。マイハウスから。

この日もあまりメンバーとお話できなかったのですが
でも、それなのにいっぱい話をした気になるのは
きっとその歌が私にいっぱい話しかけてくれたからでしょう。










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