HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Summer Sonic 09 OSAKA (8月8日)パート2

2009年08月11日 | 洋楽
Nine Inch Nailsで、すっかり放心状態になった後で
My Chemical Romanceはどうなることかと
思っていたけれど、セッティングの時間がかなりあった
ので、その間にだんだんふつうの状態に戻ってきた。

しかしながら、かなりステージのスタッフが緊張状態に
あって、MCR側のスタッフが通訳を通じて真剣に
何かを言ってる様子が見れた。
どうしてなのかな?って不思議だった。

でも、それはステージが始まってわかったんだ。

今回のステージにはいろいろな仕掛けがあった。

さて、

「This Is How I Disappear」で始まったステージ。

背後の垂れ幕には「MCR」という文字があった。
その後「I'm not Okay」あたりでパンとその垂れ幕が
落ちると、そこにはカタカナで
「マイケミカルロマンス」という文字が書かれた垂れ幕が。

とにかく、久しぶりにいろんな仕掛けのある
ロックステージを見た気がした。

火薬がなったり、
炎が出たり、
花火というのかそういう
ある意味消防法のギリギリのところの
仕掛けがあちこちにあって

だからスタッフがかなり
ピリピリしてたんだと
わかった。

へたすると火事になりかねないもの。

トリにふさわしいショーという感じがした。


今回のマイケミは世界的にも久しぶりの
ライブだし、今レコーディング中なので
どんなコンセプトでライブを構成するのかなって
思っていたんだけど、実際はミニブラックパレードと
新曲&名曲シリーズっていう感じだった。

新曲は「the Drugs」「Death Before Disco」「Kiss the Ring」
をやってくれて、あと映画「ウォッチメン」の主題歌の
「Desolation Row」もやってくれた。


ジェラルドがまた昔みたいに黒髪で歌う姿に
なぜか安心感を覚えた。ただ、ずっと垢抜けして
しまったけれども。

それにメンバー全員そろったライブは
前のサマソニ以来だった。
前のワンマンのときはフランクが
病気で急遽違うギタリストでの
ライブだった。でも、あれも
プロ根性の見えたすごいライブだった。

あのとき、メンバーがふつうに
歩いていて、マイキーの横で歩いた弟子Aは
今回やっぱりマイキーのファッキンTシャツ
買ってたなぁ~。

前のときはマイキー側で見てたけど
今回はレイ寄りだったので
彼のギタープレイがよく見えてよかった。
やっぱりすごい。彼のギター。

ジェラルドの顔がスクリーンでアップになったとき
なぜかマイケル・ジャクソンに見えて、
あとでそれを行った連れに言うと
みんな「見えたねぇ~」って同じ感想だったので
驚いた。まるでマイケル降臨のように見えた。

16曲を終えて

いったん下がったメンバーだけど

「HELENA」をやってないから
絶対やるはずだとアンコール待ち。

なんとなく予感があったのだけど、
やっぱりジェラルドは中央の真ん中の花道っぽい空間のところに
登場し、そこの小さなステージ上で静かに歌い始めた。
ファンはいっせいにその中央に向かったけれど、
私は動かず、そこで見ていた。

「CANCER」が会場に響き渡り
その魂からの声が心に染み渡った。

そういえば、ライブ中に歌い込む姿に
ほんとうに感動した。
それは細美くんやトレントと共通していた。
願いを込めるような
魂を捧げるような
歌い方。
マイクを両手でしっかり抱え込んで
目をつぶって心をひとつにするような
歌い方。

一方で、NINのことにもジェラルドは
MCで触れていて、しっかり聞き取れたら
よかったんだけど、ジェラルドはNINの
すごいファンで、大好きだというようなことを
言ってて、あとファーストアルバムとNINの
なんか関連性を言ってたようだけど
ちゃんと聞き取れなかった。残念。
妻も好きだというような話もあったかな?

もっと耳をよくしないとだめだと自分自身反省。

知っている人は知っていると思うけど、
NINはほんとうはソニックのヘッドライナーの話もあったのに
それよりオーシャンのマイケミの前がいいって自分から
選んだんだよ。彼は別にマイケミを嫌ってなんていないと
思う。むしろ冗談っぽく「ヘッドライナーを食うぐらいの
勢いでやるから」って言ってたみたいだし。
結構好感持っているんじゃないかと思った。

カサヴィアンがSKYのヘッドっていうのもなんか
おもしろいなって今回思った。
だって、カサヴィアンってマイケミのこと
いつも批判してるものね。
それに対してマイケミは大人な対応してるから
ジェラルドの器のでかさを感じてた。

カサヴィアンのCDも持っているけど
以前、サマソニで見たとき
案外期待どおりじゃなかったので
ちょっとそれが残ってて
見る気がしなかった。

とにかく、マイケミはやっぱり最高!

最後の最後に

「HELENA」

これが私が生まれて初めて聴いたマイケミの曲。
この出だしの数秒で惚れ込んでしまった。
そんな思い出深い曲。
だから涙が出てしまうのは当たり前だ。

ほんと最高の「HELENA」だった。

そして、終わった瞬間に打ち上げられた花火。
すごいタイミングの演出だと思った。
あまりにきれいだったので、レイなんて
ステージから去らずにずっと見てたよ。

ほんとうにこの8日のサマソニは
間で少しだけMEWを見たけれど
(ほんとうはもっと見たかったけどNINが
あったので、残念ながらすぐ出た。)

メインは4バンドだけだった。

でも、すごい濃厚ですばらしいライブで
特にThe HIATUS
Nine inch Nails
My Chemical Romanceは
こんなに充実していていいのかっていうほど
一生心に残るライブだった。

で、9日に続く。











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