HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

ザ・ビートモーターズ EAST-WEST GUEST FoZZtone at 十三ファンダンゴ

2013年03月17日 | FoZZtone
3月16日(土)晴

気がついたらフォズトーンのことをブログに書くのは今年初めて。
というかブログ自体あまり書けてないわけだからなんだけど。
でもフォズのバンドライブも久しぶりで、ご本人達も会場で
言ったように「今年大阪は初めまして。ゆえにあけましておめでとう!
今年も宜しく」だったのだ。

INNER KINGDOMに集中していた去年からこうして少しインターバルがあると
すっかりそういうのも抜けて新鮮な感じでライブを見る事が出来た気がする。

十三に行くのに何年ぶりかに阪急電車の特急に乗った。
ほんと懐かしい感じがした。

その電車の中であるお父さんと小さな娘さんが会話をしていたんだけれど
そのお父さんがフォズの竹尾さんにそっくりで、声まで似てて
もしかして竹尾さんのお兄さんかと思うぐらいだった。
スーツ姿でメガネをかけていたスタイリッシュだけれど娘さんと
接している時にその温かさが溢れている感じで素敵だな~って見ていた。

もし、竹尾さんがミュージシャンではなくサラリーマンになって
家庭をもっていたらこんな風になったのかなとふと思った。

さて、十三で降りたことはあってもファンダンゴは人生初だった。
こんなにも古くからある老舗のライブハウスなのにいつも
行きそびれていた。やっと行けたという感じだ。


この日はザ・ビートモーターズのライブにゲストで出演という形で
フォズが出演した。

ザ・ビートモーターズの名前は以前から聞いてたけれど
音楽はまだ一度も聞いたことがなかった。
ゆえになんの知識もなく真っ白な気持ちで彼らの音楽を聴いた。

あ、フォズの方がゲストだから先だったんだけれど
ここでは先にザ・ビートモーターズについて書こうと思う。

彼らについてはまったくもってなんの知識もないので
どんな音楽を聞いて来たとか誰に影響受けたとかは
まったく知らないのだけれど、

まず彼らの始まる前のBGMがずっとQUEENだったので
そういう時代の音楽が好きなのかな?って思った。
そういえば、ファンダンゴのモニターにはずっと80年代の
バンドのライブ映像が流れていて、プリテンダーズのライブを
やっていた。クリッシーってやっぱりかっこいいなって思いながら
幕間に見ていた。

ザ・ビートモーターズを聞いて感じたのは
T-REXとか好きなのかな?って
あのグラマラスロックなサウンドの香りがプンプンした。
まあ、忌野清志郎さんのファンなのかもしれない。
清志郎さんもそういうロックの影響を受けているはずだから。
あと、新曲ですって言ってた「いつかのサマータイム」だったっけ?
ちょっとタイトル不安ですが、これを聴いたときは
イエモン好きなのかな?って思った。
イエモンもグラマラスロック系列のバンドだものね。

でもザ・ビートモーターズは見た目はグラマラスな感じじゃないよ。
いやボーカル以外はグラマラスな感じあるかな?

ギターの彼がフォズの竹尾さんの3段重ねのアンプを見て
これは凄い!って思ったらしい。
彼の中では100点満点中2万点ぐらいに素晴らしいらしい。

そういえば、私が開場前にちらっとファンダンゴ前に来たときに
たぶんぴあの方だと思う方がいらした。で中に入っていかれた。

またライブレポート見れるかもしれないね。

エコーという曲はアコギで歌われていたけれど
モーターズのファンと思われる方たちが喜んでいたから
結構人気のある曲なんだね。いい曲だった。

彼らの歌には必ずキャッチーなメロディの部分があって
だいたいそれがサビに来るので必ず聞いてて気分があがる。
「きたー!」って感じで。

そのシンプルな中にキャッチーなメロディを織り込んで来る感じが
80年代の洋楽っぽい気がした。

ギターのリフもあ~懐かしいな~っていう感じのがくりかえし
やってきたりして、そんなに好きなの?って感じで
ちょっとうれしくなる感じ。(私は10代の時はギターおたくみたいな
もんだったので。笑)

その名前の由来は何か知らないけれど
ザ・ビートモーターズってぴったりなバンド名だなと思わせるサウンドだった。
まるで車が走って行くような疾走感のあるギターサウンドにベースとドラムが
見事なビートを刻んでくるんだもの。
ボーカルさんの歌い方も全力投球半端ない感じで熱かった。

これからどんな風に展開していくのかが楽しみなバンドだと思った。

さて、ここからFoZZtoneについて

ここの会場は京都の磔磔のように2階から階段を降りてきて観客席を通ってステージにあがるようになっている。

セットリストは

1.世界の始まりに
2.TOUGH!!!
3.4D
4.Fish,Chips,Cigarettes
5.polka dots
6.blow by blow
7.JUMPING GIRL
8.GENERATeR
9.Keller Water
10.LOVE

ちょっと4~7のあたりの順番が混乱しているかもしれないけれどたぶん
あっていると思う。4Dのあとにレインメイカーに行くと見せかけて
違ったという流れ。

全体的に昔に比べて、インストで曲と曲の間をうまく繋げて行く技術はすごくなったと
感動した。まるでクイーンみたいに切れ目なく次の曲に変わって行く。
ほんとうに凄い。

昨日は前方に行こうと思えば行けた整理番号だけれど
音をしっかり聞きたかったのでスピーカーからしっかり
音が聞ける位置にいた。だから、すごくよく聞こえて
ほんとうに楽しめた。

渡會さんは花粉がひどいと
特に静岡あたりでは樹海があったのか
ほんとうに大変だったと言ってた。
そういえばMCの時はちょっと鼻声だったかな。

渡會さんはずっと笑顔で歌われていたけれども
会場にダイブする雰囲気は今回はなかった(笑)
って女子が多いから無理かな。
ハンドマイクでまた歌ってほしいな。

竹尾さんは全体を常に見回している方だなと
改めて昨日感じた。よくギタリストで
自分の世界に入って、シューゲイザー的な感じに
なりがちな人もいるけれど、彼は会場の隅から隅まで
見回してくれる。だからなんかみんなと心が繋がっているんじゃないかと
思わせるような「心」を彼を見ていて感じた。
ある意味ドキっとするような(笑)
相変わらず、ステージから下に降りて演奏してくれるサービスも
忘れずに、みんなにギターを見せつけてくれる。
昨日は遠目ではあったけれど
すっごく彼を近くに感じたライブだった。
なんだろう?あの感じ。
彼はまるで先生が生徒ひとりひとりに何かを伝えるように
ギターの音をひとりひとりに伝えようとしてくれていた。

今までと何が違ったとかそういうのはないと思うんだけれど
私は昨日はすごく「竹尾典明」という人を感じた。
彼に何か変化があったのだろうか?

私はフォズのメンバーはみんな大好きなんだけれど
昨日だけは竹尾氏が群を抜いていた。

あと、彼の歌声が好きだ。
OMA BESTが届いて(これについてはまた改めて書くけれど)
彼の歌声がこんなにも素敵なのかと
ほんと感動した。
彼と渡會さんとのかけ合いをこれからもっと聞きたいと思った。
彼がたまにソロで歌うことがあってもいいのではないかとも思った。
クイーンのブライアン・メイみたいに。

菅野さんはベースの弾き方がより男っぽくなって
動きが前より激しくなったように感じたのは久しぶりに見たせい?

ドラムの武並さんは帽子を取るとすごく若く見えて
素敵だったし、彼のドラミングは本当に力強くてズシンと
体に染み込んで行く。ビートが染み込んで行く。

世界の始まりという曲は新曲で
私はクリスマスバージョンしか知らなかったけれど
最初これで始まったときに
「トレインスポッティング」みたいな旋律っていうので
すぐにわかった。こういう感じ大好きなんだ。
これも80年代~90年代に流行ったサウンドの系列だよね。

ある意味アプローチは違うけれどザ・ビートモーターズと好きな
サウンドが似ているのかもしれない。

十三ファンダンゴのドリンクバーの方は雰囲気があってなんかファンになってしまう。
十三ファンダンゴ!っていうオーラが出ている方。
ここはペットボトルではでてこなくて、水もグラス。これはある意味エコだよね。
そして、観客のところに来てさらに何かいらないかと聞いてくれる感じも
他では無い気がした。また行きたいライブハウスだ。


十三ファンダンゴで「音楽を語るサークル」っていうのを作ってくれないかな。
そうしたら、絶対に参加する!とにかくいっぱい音楽について話したいっていうのが
いつも私の中にあって、どれだけこの曲が素晴らしいとか、あのギタリストが素晴らしいとかを
みんなと分かち合うのが私の夢だったりする。

と、そんなことを考えながら、物販には寄らずにこの日は帰った。
ちょっと距離をおいてフォズを見ることで一層彼らの素敵なところが
見えるような気が最近している。あまりに入り込むと見えなくなることもあるからね。

あと、私はやっぱりバンドはライブハウスでうなる感じが大好きなんだと再確認。
命かけてやってるぜ!って感じのライブが一番好き。
ザ・ビートモーターズにもフォズにもそれがあったよね。

カフェとかのライブもまた違う意味でいいけれど
グワングワンな感じが一番私には合っている気が昨日した。

もっともっとライブハウスでフォズが見たいな。




コメント
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