HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

心から血がでているような音楽

2011年02月18日 | 細美武士/the HIATUS
申し訳ないけれどきっと半年ぐらい細美さんのラジオは聞いてなかった。
というのもいつもネットに繋いでいるマックだと聴けないから
いちいちウインドウズの方に繋ぎなおして立ち上げるのがおっくうになって。

しかも平日は毎日疲れきってるからパソコン自体そんなに見てないから
ついつい聴き損なったまま今に至ってる。

久しぶりに繋いできいてみたら
やっぱりそこには言葉の宝石が散りばめられていた。

いつも思うんだけれど
読まれるリスナーのメールの内容も
うまくまとめられていてすごいなぁ~って
あれももしかしたら
細美マジックなのかなぁ~って

彼が読めばどんな文章もキラキラしてくるっていう。

ネット放送だからいつも流れる曲のタイトルしか
聴けないんだけど、ラストにはPinkの曲を流したんだね。

彼はPinkが好きだと言ってたけれど
私もアメリカの女性シンガーの中で上位に入るシンガーだ。

彼女はそもそもはR&B系でデビューしたと思うんだけれど
あるとき、エアロスミスのスティーブン・タイラーと共演したんだ。
そのときぐらいかな?急に彼女が変わった気がした。
ロックテイストがすごく強くなったんだ。
その頃からすごく彼女が好きになってきた。

「Don't Let Me Get Me」っていう曲に最初惚れちゃったかな。
でCDも買っちゃった。

是非、またYOU TUBEとかで聴いてみてほしい。

そんなpinkのことを細美さんは
すごく大人な人なのにいまだに高校生の気持ちを歌に出来る人で
心から血がでているような歌を歌える人っていうような
ことを言ってた。まさにそうだと思う。

細美さんが何度も聴いて泣いたって言ってたように
私も泣いた。それぐらい自分の心の傷にふれちゃうような歌も
彼女は歌うんだ。もちろん元気な曲もね。


あと細美さんが言っていた平和。

なるほどなって思った。

命を燃やすべきものがあって、それに日々捧げられる状態になれること
何も起きないのではなくて、みんなが自分の人生を楽しめるというのが平和なんじゃないかって

やっぱり彼ってすごいね。

彼がすべて正しいとかそういうのではなくて
彼の言葉は何かを考えさせてくれるきっかけをいつもくれて
いわば私の生きて行くうえで方向を見失ってしまったときに
羅針盤になって、こっちへ行ってみたら?って
ちょっと肩をたたいてくれる。

細美武士っていう人にほんとうに出会ってよかった。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Synchronized

2011年02月18日 | winnie/ 99radioservice/
winnieというバンドと出会ったのは去年の5月。
京都のMOJOでABSTRACT MASHのライブを見たときだ。
対バンで彼らを見たんだけど、一発で圧倒されちゃった。
独特の空気感というか、男女のボーカルの妙というか
あと、私の好きなドット満載のギターやらなんやら

まあ、カメラマンの橋本累さんと同族な気もしないではない。
というのも、サウンドシューターで買ったドットタオルを
そのままライブに持ち込んでなんの違和感もなく
winnieのファンのようにいられたから。

そういう私もドット族だ。
持っているカバンの7割ほどが
ドット柄。黒字に白が多いけれど(まさにwinnieか塁さんかという)
ピンク地にドットとか緑地にドットとか水色地にドットとかもある。
パジャマもドット。ルームソックスもドット。

それはさておき、

そんなwinnieの新作『Synchronized』を今ヘヴィローテーションしてる。
聞けば聞く程どんどん好きになっていくそんなアルバムだ。

すべて英語詩で、日本語訳は入ってないんだけれど
使われている英語やその韻やら同じ単語のくりかえしが
その曲を自然と伝えてくれるので英語だから意味わかんないって
ことはないし、すっと流れ入ってくる英語だから気持ちいいんだ。

「this storyends」という曲は

最初のギターのイントロとリズム隊の
カッティングがなんかすごく研ぎ住まれている感じで
好きだ。かなり早弾きなんだけれど、泥臭くないというか
すっきりしているんだよね。近未来的というか。

ギターボーカルのOkujiさんはハードロックとか
70年代も80年代も90年代もなんかすごく詳しくて
驚いちゃうんだけれど、そんなHR/HM系の人が
winnieのサウンドにどのように味をつけているのかが
この曲を聞いていると感じられるよね。

一見、ポップで聞きやすいロックなんだけれど
その根底に流れているのは純粋なハードロックで
そこがこのバンドの強味だって思う。

決して弱くない、芯がしっかりあって
iroiさんのきれいな歌声がその激流のロックメロディの
上を流れていく感覚はほんとうにうっとりしてしまう。


over and over, and overとか

you could maybe hide it,
maybe go roundとかの部分が

winnieだって思っちゃう。


okujiさんのhere right nowって
いうところが好きだったりするし

ioriさんの歌うところは本当に好き。

ギターのインストのところも
本当に好きなフレーズ。

「memories memories」

なんか出だしの香りが
「ラジオスターの悲劇」っぽい感じで
そこから好き。

これだけmemoriesをくりかえしていても
ちっともいやにならない素敵さが
彼らの持ち味だよね。

2人のハーモニーもすごく合っていて
本当に気持ちいいんだ。

なんか澄んだ水の中を
泳いでいるような気持ちになる。

ここにこのアルバムのタイトルが
関係あるのかな~。
水に潜っている感じ。


「tomorrow's sign」

結構ドラミングも速いんだけど
ギターも裏で思いっきりかき鳴らしているのに
ボーカルはやっぱり柔らかくて
まるで高級車みたいな感じかな~。
エンジンは高速で回転していて
すごいスピード出しているのに
室内は静かでゆったりしている感じの。

この曲の後半のインストの部分が
ものすごく好き。

あの車輪が回転するような
ギターワークが好みです。

SIAM SHADEのDAITAさんに通じる感じの。

「flame」

flame you~♪あたりの
半音上がっていく、ジャージーなところが
すごく好き。ジョー・ジャクソンが弾きそうな
感じなのにハードロックがそこに混ぜられていて
私の好きなものが混ぜ合わされている感じ。

ピアノが入るところも
まさにジョー・ジャクソン風なんだけれど
そこがこの曲をゴージャスな感じにしていて
ドレスアップしている気分にさせてくれる。

「loveless」

この曲のタイトルからしても
マイブラッディバレンタインを
意識しているのかなと思ったけれど

本当に私はwinnieは
日本のマイブラになれると思う。

この曲の合間に
ふとthe pillowsのfunnybunnyっぽい
メロディも香るときがあって
そこもまた好き。


なんか好きだらけだよね。


去年実際にお話したioriさんは
とっても気さくでほんとうにかわいくて
フォトジェニックな人だった。

okujiさんとはお話してないので
一度お話できたらなぁ~って
思う。だって、本当にロック詳しいんだもの。


タワレコで買ったら、黄色地に赤いドットの
タオルもらったけれど、なんともいえない
色合いだけれど、ライブには持って行こうと思う。

本当は白黒ドットのピックが欲しかったな~。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする