HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

信じてくれる人がいたなら

2006年08月29日 | ELLEGARDEN
オリコンのチャートでエルレガーデンの新曲が3位。インディーズのバンドではすごい事だと思う。

もちろん、順位などは彼らにとってはどうでもいい事なのかもしれない。

でも、メジャーと違っていろんなバックアップもなく、テレビに出ているわけでもなく、ライブと音源だけで勝負してここまで来たわけだ。

音楽の力をまさに証明してくれた彼ら。

そんな彼らの最高なところはいつもファンと等身大であること。かつて音楽ファンだった頃のファンの気持ちを忘れていない事。ファンを見下ろしてないこと。

彼らの最近出たライブDVDを見てたら、突然細美君が会場内にダイブとモッシュを止めさすために配置された観客の中のスタッフを引き上げさせた。

彼は観客が束縛されたライブが嫌だったみたい。

「もしこれで怪我人とかが出たら俺たちもだめになるだろう。でも、それでも構わない」
そう彼は言った。

この言葉を皆どう受け止めたんだろう?


自由に好きなようにやっていいんだ!って思ったのかな?


私はこの言葉はとても深いと思った。

彼はファンを信じていると伝えたかったんだと思う。皆が周りを思いやりながら、その中で楽しんで欲しいと…怪我は自己責任であるから自分で考えてダイブとかをしろと。危ないと思う人は安全な場所で見ろと。

きっと皆が怪我もなく楽しんで帰ってくれると彼は信じていたというか信じようとしていたと思う。



私は規則をたくさん作る人はきっと信じることができない人だと思う。



先生も親も上司も

規則で言うことをきかそうとする人はその相手と信頼関係ができていないんだ。もちろんそんな関係は一日やそこらではできない。信じるためには努力と愛情が必要だ。

エルレガーデンのライブを見ているとそれをすごく感じる。痛いめに何度もあっているんだろうな。細美君は。でも、それでも信じることを選び続けてきた。

だからこそファンが彼らを見下ろすことも彼らがファンを見下ろすこともなく、お互いにまっすぐに向き合って信頼し合えるんじゃないのかな。

私はインディーズであれ、メジャーであれ、そういうまっすぐファンの視線に立てるバンドなりアーティストを信じるし、そんなバンドやアーティストこそ多くの人を感動させることができると思う。
そんなアーティストやバンドに私の知っている人たちもなってほしいな☆
コメント
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