HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

京都インディーズ道5

2005年01月06日 | インディーズ
実は京都といいながら、フォギーは大阪出身のバンドで、次に繋がるバンド、エアマスターもどちらかというと大阪出身のバンドのような気がする。エアマスターと出会ったのは去年の3月。京都VOXHALLに初出演という日だった。私はこの日PACESとChairを観に行ったわけだが、そこで初めて名を聞くバンドがいた。それがエアマスター。まったくどんな音楽をやるのか知らず、真っ白な心で聞いた。不思議とだんだん引き込まれて行く・・・そんな音楽だった。ボーカルの上田氏が観客にどんどん向ってくるそんな感じで、一人一人の心にスパイダーマンが蜘蛛の糸を投げるかのように歌を投げかけるそんな感じだ。ギターの浴田氏も素足でもくもくと弾きながら、どこか修行僧のような真摯なパフォーマンスに感動を覚えた。ベースでリーダーの日口氏は大人っていうイメージでその時はとても落ち着いて見えた。堂々としているというか・・・でもベースの弾き方がかっこよかった。そしてドラムの木村氏は若いながら、なんて落ち着いてしっかりドラミングする人だろうとこれまた驚いた。ついでにライブ後取り巻きの多さにもびっくりした(笑)その時の私の日記(実際はありませんが・笑)にはエアマスターはかなりの人気のあるバンドらしい。特にドラムがもてているらしい・・・と書いた記憶がある(笑)そんな彼らだが、縁あってインストアで見ることができたり、ライブにも行かせてもらったりして、今ではお世話になっている。彼らは雑誌「ぴあ」に写真入りでレビューが載ったり、国内アーティストのところにワンマンライブのチケット発売日が載ったりして、どんどん夢に近づいている。12月10日の心斎橋でのワンマンもすばらしかった。ぎゅうぎゅうだったし、皆笑顔だった。モッシュ&ダイブがあったらどうしようと思うほどのファンの興奮ぶりだった。いつかモッシュ&ダイブする連中がくるバンドとなるんだろうな。アジカンやエルレみたいに・・・
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京都インディーズ道4

2005年01月06日 | インディーズ
フォギーメランコリックは不思議な雰囲気のバンドだ。去年の1月の初めて見るライブの前に実は彼らのHPで音源を少し聞いていた。それでライブはどんな風なのか実のところすごく楽しみにしていた。ところがメンバー4人とも絶不調。インフルエンザにやられて、なんか観ている方まで辛かった。でも、彼らの音源は手に入れられた。どこか私の大好きな今は亡きアメリカのバンドNEVEやイギリスのバンドのマンサンを彷佛させるバンドだった。でも声はどこかスピッツだな~。まさにメランコリックな声だ。そこが特徴でもある。ボーカルのマオ氏が書く詞はどこか心象風景的な詩であり、メロディを作っているムーチョ氏にいたってはまさに「転調の魔術師」だな。ふわっと転調するんだよ。それも短調からスルっと長調へ・・・それでまた短調って感じで。フラット使いも絶品です(笑)ベースの音も心地いいし・・・そしてドラムもすごい。見た目は細~いウエジ氏だが、ダイナミックなドラミングで観客をひっぱっていく力があるんだ。そしてギターは涙もん。こういち氏は私と同じSIAM SHADEファンであったせいかギターの音色がDAITA風。好きなんだその音。そんな彼らとその後偶然再会したのが11月。約10ヶ月空白があったわけだ。その間に彼らはミナミホィールに出たり、CD出したりとどんどん夢に近づこうとしていた。久々に聞くと懐かしさがよみがえってきて、インストアでアコースティックだったせいか涙が出そうになった。1月から11月は私にとってはほんといろいろあった。長かった。あの1月がよみがえってきて、泣きそうな自分を押さえるが必死だった。その日から立続けに2本、彼らのライブを見ることになり、また繋がれてよかったと思った。でも彼らには強力なサポーターがついていて、そこは私には入れない秘密の花園のような雰囲気があって、うらやましい・・・(笑)
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何のとりえもない私

2005年01月06日 | Weblog
普段は一応自分は普通ぐらいの人だと思っている。でもときどき自分は普通以下でなんにもいいところないじゃないかと落ち込む。なにやっても中途半端。そう仕事しても人並み。コミュニケーションもいまいち。いろんなバンドが好きだといいながらファンの中では浮いている。なぜか溶け込めないし、追っかけのようなことは私の辞書には無いから、すぐに忘れ去られそうな存在。こんなにも好きなのに、伝わらない。料理も普通のものしか作れない。縫い物でパッチワークができるわけでもない。そう家庭的ねっていわれる人にはなれない。絵がとびきり上手い訳でもない。パソコンの達人でもない。歌が上手いわけでもないし、ピアノが上手い訳でも無い。ギターもそう。スポーツだってそう。得意なものなんて何もない。

そんなとりえのない自分なのに好きなことは山盛りある。特に音楽が好き。きっと皆の想像をはるかに超えるくらいの音楽を今までの人生で聞いてきている。半端じゃない。ジャンルもいろいろ。クラシック、ロック、ジャズ、ソウル、レゲエ、民族音楽、雅楽など・・・特にロックは自分の存在してない時代にまで遡って聞いている。実際イギリス留学中に学校のパーティでロックのスーパーイントロクイズなるものがあり、その決勝戦まで残ったくらいだ・・・イギリスやヨーロッパの友達と対抗して日本人である私が最終まで残りイントロで曲を当てるんだよ・・・(これって唯一のとりえなのかな~でも意味ないな~)耳だけは肥えていると言っていいのかな~。よく料理できないくせに料理の評論家って人いるでしょ。とりあえず、食べることにはたけている。そんな者なのかも知れないな~私って・・・だから、私の音楽論なんてたいしたことないんだよね。

あとは愛がいつも心でふつふつと湧いている。家族への愛、友達への愛、がんばっている人への愛。。。でも、愛の押し売りはできればしたくない。だから「愛している」という言葉は家族だけにしか言わない。あとは自分の心にしっかりしまっておく。絶対に外へは出さない。別に愛が報われなくてもいい。愛することができる自分でいい。愛されなくても・・・その人たちが幸せであるならそれだけでいい。そして遠くからでもいつも迷惑にならない程度にその人たちを助けてあげれたらと望むし、心を送る。とりえのない私ができるのはそんなところだ。
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京都インディーズ道3

2005年01月06日 | インディーズ
Chairを初めてライブで観て、初めて歌を聞いた時、ほのぼのしたバンドだな~と思った。でも、へたすると「いいバンド」そう「いい人」のように扱われる恐れのあるバンドだとも感じた。CDを一応買ったわけだが、危うくそこで終わりそうだった。でも、縁があった。たまたまのぞいた彼らのHPのBBSでボーカルの山口さんが私が育った場所の出身だと知り、そこから親しみを覚えた。なんか彼を通して私の幼き日々が甦ってきたのだ。懐かしくて胸がきゅんとなるような・・・幼き日。最初はそんな風ではあったが、彼らは「ライブキッズ」という大きなイベントの最終まで残って京都会館という大きなホールでライブした時から変わった。私はその日用事があったけど、なぜかどうしても観たいという思いから、ぎりぎり会場に走り込んだ。息切れもいいとこだ。でも、彼らの堂々としたライブパフォーマンスを観た時、来てよかったと本当に思った。演奏後、厳しいコメントももらっていた。でも、それが彼らを変えたのは確かだと思う。彼らに甘えが影を潜めたような気がした。かなりの落ち込みが伺えたけど、それでへこたれていたら上がれない。見事、ひと皮向けて大きくなったChair。そのイベントのグランプリのバンドの音源を友達に聞かせてもらったけど、確かに技術も歌唱力もすごい・・・でもきれいすぎる絵はがきのようなバンドだった。すぐに飽きてしまう。もちろん私個人の感覚だが・・・そこでもう広がりが感じられないバンドだった。それに比べ、Chairはまだまだ荒削りで磨くべきところはいろいろあるかもしれないけど、そこが果てしない可能性を感じさせてくれるし、新曲ができるたびにどんどんよくなって、心に響く音楽を届けてくれる。皆、心がまっすぐなバンドなんだ。いっぱいいろんなことを吸収できる余力があるバンドなんだ。人間を愛せるバンドなんだ。だから、疲れた時、癒してくれる・・・だから、ずっと応援し続けるんだ。
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