福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

Nさんが昨日の坂東の記録をつくってくださいました

2013-11-25 | 開催報告/巡礼記録
坂東三十三ヶ所13番弘明寺14番浅草寺巡礼の記録‏

京急弘明寺駅に午前10時半に集合しました。11月とは思えないような暖かな日和でした。弘明寺は駅のすぐそばにあり、にぎやかな商店街がそのまま参道であり、まさに街中の寺といった風情です。伝承によると養老5年インド僧・善無畏がこの地を聖地とし、その後行基が十一面観音像を刻んで建立したのが始まりという。善無畏はこの地に七つの石を結界として、埋め何かあったら掘り起こすようにと伝えたとの事で、寺に火災があり全焼した後、七つの石を掘り起こしたらその後すぐに寺が再建されたという。境内にはそんな凄い七つ石が祀られていました。源頼朝が信仰し徳川将軍からの保護も受け栄えたものの明治の廃仏毀釈で寺域の大半を失ったとの事でが境内は七五三さん等の参詣者でにぎわいを見せていました。本堂の横にはお大師様が彫って双身歓喜天を安置したという弘明寺聖天堂がありました。願いを叶えてくれるが御礼を怠ったりきちんと御祈りしないと、本当に怖い天部の仏様だと高原講元様から聞き、凄い仏様がいらっしゃるものだなと思いましたが私もお願いしてきました。
後で御礼参りが出来ると良いのですが。
電車で一時間程で浅草寺に着くと日曜の浅草寺は観光客でごった返しています。裏参道から人込みを避けて本堂に行き内陣に入らせて頂きました。お陰様で落ちついて読経が出来ました。浅草寺の内陣まで入ったのは私は初めてでして高原講元様より「幸運ですよ」と言われとても有り難い気持ちになりました。様々な人が行き交う賑やかさもまた良いものだなぁと不思議といつもより優しい気持ちになって寺を後にしました。
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